ブックマーク / birdseyefc.com (4)

  • アタカール・エル・バロンとは?~ジョルジーニョが無数のパスコースを生み出せる理由~

    以前、【サッリ・チェルシー】軌跡の出発点。開幕前の現状課題の分析の記事でも触れたように、18-19シーズン、サッリ・チェルシーはまだまだ発展途上ながら順調なスタートを切った。サッリ・サッカーの中心にいるのは、サッリと同じく今夏ナポリから加入したアンカーのジョルジーニョだ。 ジョルジーニョは味方との距離間を維持するのが抜群に上手い。決定的なパスを出す前段階、ビルドアップからチームとしてのボール循環を考えた適切なポジショニングを維持している。こまめにボールを引出しシンプルに捌くことで敵チームのプレスをいなし、味方に時間とスペースを与える彼のプレーは、サッリのサッカーには欠かせない重要なピースとなっている。そんな彼が得意としているプレーにアタカール・エル・バロン( atacar el balon )という動きがある。 今回はアンカーには特に習得していてほしい、アタカール・エル・バロン( atac

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    kNeder
    kNeder 2018/09/25
  • 【サッリ・チェルシー】軌跡の出発点。開幕前の現状課題の分析

    17-18シーズン、セリエAで旋風を巻き起こしたナポリ。長いサッカー歴史の中で見ても、最も美しいチームのひとつであったと言えるだろう。そんな美しいナポリを築き上げたマウリツィオ・サッリが就任したチェルシーは、18-19シーズン最も注目すべきチームだ。このチームが成功した場合は「どう機能するのか、成功要因は何だったのか」、失敗に終わった場合は「ナポリと何が違ったのか(差異=成功の重要ファクター)」を学び取ることができる故、どちらに転んだとしても注目して損はないチームである。 成功の道を辿るか、失敗の道を辿るか…。どちらにせよ、後からこのチームの軌跡を辿る際に「軌跡の出発点=現状課題」を知っておく必要がある。ということで今回はサッリ就任間もないチェルシーの現状課題について分析する。 ※対象試合 vs パース・グローリー vs インテル vs アーセナル

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    kNeder 2018/08/17
  • 【ロシアW杯】各国代表に学ぶカウンター戦術の要点~総括編~

    攻撃POINT ①2トップは敵の攻撃方向限定後、シームレスに同サイドのCHの背後もしくは外に流れる。 ②ボール奪取後、敵のプレッシングを回避するためのショートパスを1入れ、ボールの保持を安定させたうえで速攻をかける。 ③FWに近い位置で、前を向いてレイオフを受けたCHからの縦パス ④ボールと人の待ち合わせ場所はボールサイドのハーフスペース ⑤WG+偽9番の2人でボールを収める ⑥最前線への楔でCBを釣り出す カウンター攻撃は、被カウンターよりもチームの特徴が出る部分です。カウンターの起点をどこにするかは、自チームの守備ブロックの高さや敵チームの攻撃方法、それぞれのキャストにもよってきます。 ベルギーのように低いライン設定から前線の強力なタレントの力で押し切るカウンター。ロシアのように強力なタレントがいなくとも守備→攻撃をシームレスに行い、中盤ラインでのボール奪取から細かいパスを繋いでいく

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    kNeder
    kNeder 2018/08/01
  • 世界一の強度を誇るアトレティコ・マドリードの4-4-2守備戦術の分析

    4-4-2の守備ブロックを形成するチームが多数を占めたロシアW杯。限られた時間の中で確実に形にしたチームが多かったが、やはり細部まで詰めるには限界がある。 今現在、世界で最も強度の高い4-4-2守備ブロックを有しているチームはアトレティコ・マドリードだろう。それは5大リーグにおけるリーグ戦最少失点という数字にも表れている。今回は17-18シーズンEL決勝をベースに、アトレティコの守備戦術について分析する。 17-18シーズンEL決勝のカードはアトレティコ・マドリードvsオリンピック・マルセイユ。 スタメンは下図の通り。 基的にはマルセイユがボール保持から敵陣突破を図り、アトレティコが受けてショートカウンターに持ち込むという展開でゲームが進んでいく。この試合でひたすら際立ったのがアトレティコの守備の完成度だ。 アトレティコの守備は「構造の質」を問う段階を通り越し、「駆け引きの質」を問う段階

    世界一の強度を誇るアトレティコ・マドリードの4-4-2守備戦術の分析
    kNeder
    kNeder 2018/07/23
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