自分たちの言葉に懸け得るもの 前記事、『「死ぬ死ぬ詐欺・まとめサイト」の卑劣さを考える』はとても反響が大きかった。今、記事を書いている10月6日午前0時30分現在、アクセス数が 1万3573回でコメント数が73回である。 アクセス解析が出来るわけではないので推測でしかないが、2ちゃんねるからのアクセスがかなり多いのではないか。コメントにも、2ちゃんねらーを代弁するような意見が多かった。 後段の内容は確かに分かりにくかったかもしれないが、少し寂しくなるのは、ここまで伝わらないものなのだろうか。re-present(リプレゼント)は「再現前」と訳されるが、「代表」「代弁」という意味もあるのだ。 始めに1つ言っておきたいのは、あの記事は2ちゃんねる批判というわけではない、ということだ。ぼくがあの記事に元々つけたサブタイトルは 「『インターネット』という再現前(リプレゼント)」 だったが、それが示
特定のネットワーク上でしか通用しない「真理」 重度の心臓病を患った少女、さくらちゃんが海外で心臓移植手術を受けるために、行われている募金活動に対してネット上、主に匿名掲示板「2ちゃんねる」で批判が噴出している。 匿名の批判者たちは、さくらちゃんの両親がNHK職員で高収入であることなどを理由に、両親たちは自らの資産を使うことなく社会に甘えて募金活動をしているのではないかなどと、糾弾している。 「死ぬ死ぬ詐欺」というのは、彼らの糾弾のキャッチコピーのようなもので、そのサイトを見たぼくの感想は「馬鹿なんじゃないの?」だった。 そして、ひたすら下劣な言葉による不快感。さくらちゃんの命がかかっているのに「死」と言う言葉を安易に使い、しかも繰り返すというのは思いやりが無さ過ぎる。なんというか、口にするたびに胸の中で黒いもやもやが広がってくるようで、邪悪とさえ言ってしまいたくなる。はっきり言って、ぼくは
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