菅田将暉(30)の主演映画「ミステリと言う勿れ」(松山博昭監督)初日舞台あいさつが15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。配給の東宝によると、興行収入(興収)50億円超えを目指せるロケットスタートを切った。全国360館で公開され、この日午後3時までの動員と16、17日の座席予約数から分析し、判断した。 「ミステリと言う勿れ」は、累計発行部数1800万部を突破した田村由美氏の漫画を実写化し、22年1月期にフジテレビ系で放送された、同名月9ドラマを映画化した。菅田演じる、天然パーマがトレードマークで友達も彼女もいない、カレーをこよなく愛する大学生の主人公・久能整(くのう・ととのう)が、時に優しく、時に鋭い魔法のようなおしゃべりで、いつの間にか登場人物たちが抱えるさまざまな悩みも、事件の謎までも解かれてしまうミステリー。 映画版では、原作ファンの間で人気が高い「広島編」を実写化した