[東京 31日 ロイター] - ソニー6758.Tは31日、2018年3月期の連結業績予想(米国会計基準)を上方修正した。為替が想定よりも円安方向で推移していることや、スマートフォン向けイメージセンサーなど半導体事業が好調に推移していることなどを反映させた。 営業利益予想は前年比2.1倍の6300億円(前回5000億円)と、1998年3月期に計上した5257億円を上回り、20年ぶりに過去最高を更新する見通し。 6300億円の内訳をみると、各部門の営業利益を加えると7860億円となるが、セグメント間取引の消去やビジネスリスクへのバッファー500億円などを織り込み、1560億円を差し引いた形となっている。 会見した吉田憲一郎副社長兼最高財務責任者(CFO)は営業利益予想について「500億円のバッファーをみているので、その意味では(6300億円は)保守的という見方もあるかもしれないが、現時点では