業種を問わずデジタル化をどう進めるかが企業の共通課題となっている今、注目を集めているのが「プログラミング学習」だ。 『週刊東洋経済』(1月14日発売号)では「今年こそ始めるプログラミング」を特集。その基礎知識を徹底解説している。 プログラミングは無数の文字列(コード)やルールによって成り立ち、入門者にとって学習の道のりは平坦ではない。「素人がプログラミングに挑んでみて見えた境地」(2020年1月16日配信)では、初心者がぶつかりやすい“挫折の壁”をいかに避けるかについて、オンラインスクールの活用法などを紹介したが、本稿では実践者の事例を基に、別の道筋を紹介したい。 「同じ思いを抱ける人と一緒にサービスを作ることが、プログラミング上達の近道」。そう語るのは、新宿歌舞伎町にある大手コンビニエンスストアチェーンのオーナー兼店長である今宮大介さん(40歳)。記者が通うスクール「ジーズアカデミー」の