貴乃花親方「辞めさせられたようなものだ」 安治川親方が退職を表明したことに、貴乃花親方は憤りを抑え切れない様子だった。「公正な(理事)選挙が行われたのにこういう結果になって残念です。せっかく新しい一門制度に脱却しようとしているところなのに、(古い一門制が)1人の若い芽をつぶすことになった」と強い口調で話した。 理事選から一夜明けたこの日、貴乃花親方は東京・中野の貴乃花部屋で弟子とともに90回しこを踏んだ。稽古後に部屋の前で会見し「きょうは気を引き締めてしこを踏みました。戻ることはできないというか前に進むだけ」と神妙な表情で決意を新たにしていた。 その後に飛び込んできた衝撃の事実。安治川親方は自分の意思で退職を決意したと話したが、会見場を提供した貴乃花派の大嶽親方(元関脇・貴闘力)は「本人からは言いづらいだろうけど(一門の締め付けで)辞めさせられたようなものだ」と指摘。貴乃花親方も「(暴行