門倉健(左)と佐伯貴弘。トライアウト後、門倉は「まだできる。打ち込まれていたら違う考えになっていたけれど」と語り、佐伯は「需要と供給の世界ですから……もしダメだったら、一区切りつけよう(引退)と思います」とコメントした。 毎年、合同トライアウトの参加選手のなかには“ビッグネーム”がいる。 ビッグネームとはすなわち、知名度や注目度の高い選手を指す。今年の一次で言えば、日本ハムの木田優夫、ヤクルトの一場靖弘。そして、元オリックスの古木克明あたりになるだろう。 だが、二次となるとビッグネームの数は激減する。ゼロの年がほとんどだ。 理由として、一次の後に他球団からのオファーや入団テストの誘いを待つケースが多いこと。そして何より、二次では独立リーグや社会人、韓国、台湾といった海外チームの関係者が多く訪れるため、NPBに所属する球団に入団できる可能性が極端に低いためだ。 そんななか、11月21日に開催