ブックマーク / iirei.hatenablog.com (2)

  • 北條民雄の「いのちの初夜」:ハンセン氏病患者の慟哭 - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    癩病(らいびょう)という病気は、癩菌という病原菌が、皮膚をはじめ、体の各部に浸潤して、体をい荒らすという病気で、昭和の中頃まで「不治」の病でした。そして、特効薬(プロミン)が発明されたにも関わらず、発病者を娑婆から完全に隔離して、「療養所」に強制的に集めるという策を国は取っていました。 このような偏見は、私が小学生だった1960年代から1970年代にもおおいにありました。担任の教諭が、「癌より怖い病気、それは癩病」「いつか療養所の患者が自由を欲しくて施設を逃げ出したことがある。この病気は皮膚から感染するから、この患者が触った電車のつり革からも感染するぞ」・・・と言った具合。「それは怖い」と心に刻みつけました。ずいぶん偏向した教育だと、よほどあとになって思いました。(この病気は、さほど感染力が強くないのです。) 最近では、癩病という病名自身が差別的だと「ハンセン氏病」という名称が一般的で、

    北條民雄の「いのちの初夜」:ハンセン氏病患者の慟哭 - 虚虚実実――ウルトラバイバル
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    korokoroblog 2017/07/07
    医療は時として残酷。ロボトミーしかり。人権すらも蝕む。日本の医学界は、戦時中の人体実験の精算をしないまま、今につながっていると。権力を持ち一度システムを作った者が修正できないのは妙なプライドか?
  • ヤクザの禅〜黄檗・臨済の系譜:これで悟れるの? - 虚虚実実――ウルトラバイバル

    過去、3回ほど書いてきた禅(中国の唐代)の傑僧特集の一つです。思い出したように書いています。今回取り上げるのは黄檗(おうばく)希運(?−856)と弟子の臨済(りんざい)義玄(?−867)の逸話です。(なお、黄檗は巨匠・百丈の弟子で、これまた巨匠であるIZAN(潙山:いざん)と兄弟弟子です。百丈は、二人の傑僧を生み出したのです。) 黄檗のもとで修行していた臨済、「悟り」までもう一歩のところで大きな壁にぶつかってしまいます。師の黄檗に聞いても、警策で打たれるだけ。これが何回か重なって、とうとう臨済は黄檗の元を離れようと決意しますが、黄檗は臨済に大愚という僧の元に行くように取り計らいます。 さて、大愚のところにきて、黄檗のところでの経緯を臨済が話すと、大愚は「お前は大ばか者だ。黄檗のお前に対する扱いは、まるでおばあちゃんが孫を可愛がっているようではないか」と言います。 この言葉を聞いた臨済、ふっ

    ヤクザの禅〜黄檗・臨済の系譜:これで悟れるの? - 虚虚実実――ウルトラバイバル
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    korokoroblog 2017/06/06
    私も、[情報精査]それ思いました https://tabelog.com/rvwr/000183099/diarydtl/140593/
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