東博で行われている夏休み企画 親と子のギャラリー びょうぶとあそぶ に7月の半ばに訪れました。そのあとも2回ほど見ました。高精細複製による新しい日本美術体験と題したこの展示、行くたびに新たな発見があり面白さを感じさせられました。 長谷川等伯の有名な《松林図屏風》の展示です。しかし「どうせ複製でしょ・・・ 本物じゃないんでしょ・・・」 そう思ってしまったら、そこでおしまい。目の前に繰り広げられるいろいろな仕掛けを見逃してしまいます。この展示には、いろいろな工夫がいっぱい隠されています。こんなところに?! という驚きが、見るたびに出会えます。じっくり立ち止まり、可能なら何回も見ると一期一会のサプライズにも出会えるはず。そんな発見してみませんか? 本物とレプリカについても、一度、考えてみてはいかがでしょうか? ■本物とレプリカ:「レプリカ」が本物として展示されたら見抜ける? ■畳に座って見る《