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カズオ・イシグロ氏はノーベル文学賞の受賞会見で、世界に広がる社会の分断に懸念を示した。懸念は日本にも当てはまる。やじる群衆を一国の首相が「こんな人たち」と表現した例に象徴されるように、自分と異なる主張に対する不寛容が広がっている。 子宮頸(けい)がん予防のHPVワクチンに関する議論も同様だ。接種後に痛みや運動障害が起きたとして、積極的な勧奨…
厚労省の有識者検討部会 子宮頸(けい)がんワクチン接種後の痛みや運動・知覚障害などについて議論している厚生労働省の有識者検討部会は28日、こうした症状に詳しい小児科医4人からの聞き取りをした。ワクチンを接種していなくても同様の症状があったとする計15例の報告があり、回復の経過などを検討したが、ワクチン接種と症状の因果関係などの議論は進まなかった。 検討部会は今後、2013年6月からワクチン接種が推奨されなくなったことの影響を、データや論文から調べるとしている。
今日、努力が結実した--。1980年代前半から業者による不法投棄が続き、「ごみの島」とまで呼ばれた豊島(土庄町)。75年に始まり、粘り強い活動で行政を動かした住民たちの闘いは28日、一つの節目を迎えた。多くの住民が最後の産廃を積んだ船を見送り、41年余りの時に思いをはせた。【岩崎邦宏、植松晃一】 豊島の桟橋付近には午後2時ごろから住民が姿を見せ始め、島に住む約840人のうち、130人ほどが集まった。 産廃の専用輸送船「太陽」の出航前にセレモニーがあり、93年から住民とともに闘ってきた大川真郎弁護士(76)=大阪弁護士会=がマイクを持った。「日本の歴史に残る日だ。豊島は『ごみの島』ではなくなり、美しい島になる。もう風評被害に悩まされることもない。努力が結実した今日を皆さんと一緒に喜びたい」と涙ながらに語った。
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