以前「ジャ ンクションを鑑賞する」という記事を書いた。まだ夏が始まる まえのことだった。 それ以来、すっかりジャンクション鑑賞にはまってしまった。「ジャンキー」になってしまったのだ。秋も深まり、ジャンクション巡りにはうってつけの季節になった。あらためてジャンクションの魅力をお伝えしたい。みんなもジャンキーになろうよ。 (text by 大山 顕)
以前「ジャ ンクションを鑑賞する」という記事を書いた。まだ夏が始まる まえのことだった。 それ以来、すっかりジャンクション鑑賞にはまってしまった。「ジャンキー」になってしまったのだ。秋も深まり、ジャンクション巡りにはうってつけの季節になった。あらためてジャンクションの魅力をお伝えしたい。みんなもジャンキーになろうよ。 (text by 大山 顕)
300匹超のワニがいるぞ 案内していただいたのは小池ワニ総本舗の代表・小池さん。ワニの養殖事業と輸入ワニ肉の販売を行っている。 ワニ養殖を始めて丸4年が経ったそうだ。初年はワニ1匹、その後タイでワニを買い付け、現在はさっきの養殖場に40匹、もう一つ大きめの養殖場に280匹くらいいるらしい。 しかしまだ産卵から始まる完全養殖は始まっていないそうだし、ワニの屠殺、出荷もまだだそう。来年辺りには、とまだワニ養殖は完成途中とのこと。 ワニを抱かないかい? 「まずどういう記事にするか教えてもらえますか?」と先制パンチを食らう。聞けばこの養殖園はテレビや新聞の取材も何度も受けていて、先日も10月に全国放送するテレビの取材を受けてきたという。そういえばボケッと取材してるのが常で、何書くとか決めてないよなあ。 はあ、ワニ養殖の一日の作業とか日常っぽいことがいいです…とごにょごにょ答えてたら見かねた小池さん
以前、お堀にかかる高速道路の高架下を鑑賞した記事を書いたことがある。その後も高架のある風景は気になり続けていて、見にでかけては右のような写真を撮ったりしている。 今回は、高速道路高架の王様、ジャンクションの魅力をご紹介したい。したいんです。させてくれ。 (text by 大山 顕)
人によってその文体は多種多様であるが、職業による文体の違いも様々なのではないだろうか。同じトピックを文章化して伝える場合も、その着眼点が違っていたり、独特な言い回しがあったり。きっと職業毎に特徴があるはずだ。 そんな職業による文体の特徴を探るため、様々な業種の方々にご協力いただき仕事モードの文章をしたためてもらった。 1つの日記を4人の観点で 今回の検証にご協力いただいたいのは、全部で4業種。医者、看護士、商社マン、弁護士のみなさんである。 そして、4人の方々に扱っていただくトピックは僕の日記である。朝起きてから夜寝るまで、ある平日の出来事を淡々と綴ってみた。 今日もいつも通り8時に起床した。小倉さんの「おはようございます」に勇気づけられて家を出る。小田急線と井の頭線、山手線を乗り継いで事務所に到着。モーニングコーヒーを飲む。お昼まではデスクワークをこなし、ランチは事務所の近所で麻婆ライス
皆さんは、子供の頃に長縄跳びをやった経験はありますか。 私の学校では小中ともさかんで、休み時間には校庭のあちこちで、回数を数える声が聞こえていました。 もちろん大人になってから長縄跳びもすっかりやらなくなってしまいましたが、最近妹から興味深い話をききました。 代々木公園にお花見に行った時、友人同士で長縄跳びをしていたら、周りにいた見知らぬ人たちが次々に入ってきたというのです。 想像するだけでも楽しそう。という事で、縄を回しに代々木公園に行ってみました。 (text by ほそいあや) 代々木公園にやってきました。 この日はタイフェスティバルが行われていました。 5月の天気のよい日曜日。タイフェスにぴったりの陽気ですが、私の中では今日はすっかり縄日和です。 イベント会場の周りは賑わっていますが、奥の広場はどんな感じだろう?ガランとしていたらどうしよう? どきどきしながら広場へ向かいました。
先日の記事で、近所の古本屋さんに取材させていただいたところ、私のまわりで「古本屋めぐりをしたい!」ブームが勃発。 「どうせ行くならみんなで行こうか」 「みんなで行くなら、誰がいい本を探せるか競おうか」 「競うなら、誰かにジャッジしてもらうか」 …ということで、古本屋の店長さんまで巻き込んで、我々の「古本目利き勝負」が幕を開けてしまいました。 (text by 加藤 和美) ルール 3軒の古本屋をめぐって、良さそうな本を探し、購入する。 買って良い値段は1冊105円まで。それ以上の値段の本は買ってはいけない。 マンガ不可。ただしマンガネタの本や、一部マンガは可。 最終的に1人3冊、勝負に出す本を決める。 勝負方法は、1ラウンドにつき1人1冊本を出して紹介する。3ラウンド戦い、その中から最も「古本目利きのセンスがある人」を決め、勝者とする。 ジャッジは古書店「古本 浪漫堂」の店長。 判定にジャ
テレビのバラエティ番組などで耳にするおばちゃんの笑い声が気にかかる。笑い屋さんという人たちの笑い声らしいのだが、本当にそういう人たちがいるのだろうか。実在するとしたら、どんな人たちなのか。 色々と気になったので、笑い屋さんを探してみる事にした。 笑い屋さんを探せ しかし、笑い屋さんを探すのは中々大変だったのだ。ネットで「笑い屋」と検索してもそういう名前の飲食店ばかりが表示されてしまい、タウンページにも「笑い屋」という項目はない。きっと「笑い屋」という職業は存在しないのだ。 だったら、あのおばちゃんたちは何者なのか? テレビ関係の仕事をしている友人に相談すると、エキストラを派遣する会社に聞いてみたらどうか、とアドバイスをもらった。 いくつかの会社に問い合わせて最終的に行き着いたのが、「アプローズ」という芸能プロダクションであった。ドラマやバラエティ番組にエキストラや観客を派遣している会社であ
門のところに警備員が、物々しい感じで立っている。 関係者以外立ち入り禁止とばかりに、建物に入ろうとする人を威圧している。 東京の都心部では、そういった風景を見ることが多い。 国会や政府の関連施設、各国の大使館や大手企業の本社ビルなど。 入り口に警察官や警備員が立っていると、それだけで、 「ここには入っちゃいけないんだろうな。」 と思ってしまうが、はたして本当にそこには入っちゃいけないんだろうか? もしかすると、警備の人が立っているだけで、入っちゃっても大丈夫なんじゃないか? そのあたりのことを、実際に行って調べてきた。 (工藤 考浩) 思い込みなのかもしれない 当然のことだが、警備の人がが立っているところを強行突破してしまうと、怒られるかもしれないし、場合によってはいろんなものを失う可能性もある。 それはいやなので、警備の人が立っているところに行って、 「ここって入っちゃダメなんですか?」
世の中には数多くの雑誌が発行されていて、書店などの店頭をにぎわせております。 その中には、私のおよび知らない、存在すら知らないところで発行され、愛読され、活用されている雑誌も多々あります。 「自分の知らない世界」に関心をもちつつも、なかなかふだんの生活圏では目にかかれない、専門誌。 今回偶然目にした看板から、ある北海道らしい専門誌の存在を知り、お話をうかがいに行ってきました。 (text by 加藤 和美) ■出会い そして疑問 ある日車を走らせていると、こんな看板が目に入った。 「ホルスタイン・マガジン社」 ホルスタイン(乳牛)の雑誌? どんな本だろう、見てみたい!! こんな気持ちから、ホルスタイン・マガジン社さんのドアを叩き、 月刊「HOLSTEIN」を1冊購入させていただいた。 いきなりあらわれて、新刊を1冊買って帰る女。 ホスルタイン・マガジン社のみなさんは不審に思われたかと思う。
ご存知の方もいらっしゃるかと思うが、ぼくは団地マニアとしてそこそこ名を知られた人間だ。日々団地造形の魅力を訴求すべく啓蒙活動を行っている。 しかし、ぼくの力不足ということもあり、残念ながらまだまだ団地鑑賞はメジャーな趣味として世間から認知されるに至っていない。申し訳ない。 そこで、さらなる活動強化・テコ入れ策の一環として、勝手ながら今回はこの場を借りて団地の分かりやすい魅力をプレゼンテーションさせていただきたい。 タイトルはずばり「ツインコリダーを見よ」だ。なにが「ずばり」だ。 編集部より:団地を見学される際は、お住まいのかたの共用部分に立ち入らないようご注意ください。 (text by 大山 顕) エレベータータワーに向かって伸びゆく両サイドの廊下、それはあたかも人が持つ未来への希望の象徴のようだ。 すまん、全体的に言い過ぎたが、上の写真を見ていただいてどうだろうか。ぐっとこないだろうか
僕が子供の頃、家の電話は黒電話だった。多分、どこの家も黒電話だったはずだ。ジーコ、ジーコとダイヤルを回す黒電話。今はほとんど使われていないと思う。 そんな黒電話を介してインターネットにつなげて見ようと考えた。昔の道具だって使い方次第では現代の機能に近づけるはずだ。 ネットにつなぐ最終兵器、音響カプラを使う 今から10年近く前、当時勤めていた会社の社員旅行で香港に行った。忙しい時期だったので現地でも仕事をする羽目になってしまい、全く迷惑な社員旅行だ、などとぼやきながら、とりあえずネットにつなごうとした。しかし、当時はインターネットの黎明期である。ホテルにネット環境なんてない。電話線はジャック接続ではなく、壁から直接出ていてモデムを電話回線に直接接続出来ない。 「無理ですよ。あきらめて観光しましょう」 と一緒に仕事をしていた先輩に提案してみたが、先輩はあきらめず、カバンから受話器みたいな器具を
平田(仮名)さんは誰とでも仲良くなる。 掃除のおばさんと飲みに行く。勤務時間中に会社の近くの喫茶店で店番をしている。海外旅行に行けば現地ガイドの家に行ってごはんを食べる。仲良くなりかたが普通ではないのだ。 一時期平田さんとはいっしょに働いていた。そのときはそんな人もいるのかと思っていたが、平田さんと会わなくなって2年、そんな人に出会わない。 やっぱりあの人は特殊なんではないか。そう思って、ふつうの人なんだけどインタビューをしてきました。(林 雄司) ---どうしたら掃除のおばさんと飲みに行くことになるんでしょうか。 最初は、ビルの喫煙コーナーで一緒になって。仕事たいへんですか?とかそんな話をしました。仕事の愚痴を聞いたりして。 で、僕がジャズを聞くって言ったら知り合いがジャズの店をやってるのでいこうって誘われて。 ---ジャズの店に行ったんですか? ええ、高い店でした。 喫煙コーナーで話を
2ヶ月ほど前、四国に行ってきました。その際、知人にどんなルートで行ったか説明しようと四国の地図を書いたのですが、「何?その地図。あり得ない」と言われてびっくり! 何がいけないのだろうと正しい地図を見てみたところ、自分が思っていた四国が大幅に間違っていたことに気がつきました。四国って四等分じゃないんですね。 というわけで今回は世の中に何も見ずに四国が書ける人はどれくらいいるのか(私のように四国が書けない人がどれくらいいるのか)を探ってみたいと思います。間違いだらけの四国地図に注目です! (text by 岸川 祥子)
われわれコンビニライターにとっての大きな疑問、それはam/pmのとれたてキッチンだ。あの料理、温める前の冷凍状態のものはどんな風になっているんだろう? am/pmを知らない人のためにとれたてキッチンを簡単に説明すると、オーダーカードを持っていくと店員さんがレンジで温めてカレーやパスタやグラタンなどを提供してくれるのだ。言ってみれば冷凍食品なのだがとれたてキッチンのすごいところはそのメニューの豊富さにある。あんかけ炒飯、とろろ牛丼…… (参考URL:とれたてキッチンメニューカタログ(am/pm内)) これらのメニューは別に店員さんが調理しているわけではない。店員さんはただ温めているだけだ。これだけのメニューがただ温めただけで出てくるなんて不思議だ。温める前の状態のものが見れないか奔走した。 (text by 梅田カズヒコ) とりあえずお店で交渉してみよう。ひとまずお店で冷凍状態のまま売ってく
ふっとばされた、ポーズ そういったわけで唐突ではあったが、マンガなんかによくある波動みたいなものを受けて突き飛ばされるシーンをやってみた。 本当にふっとばされているわけではさすがになく、合成写真である。そして、この「わー!」と吹っ飛ばされている人のポーズは寝っころがって撮影したものだ。 ありえないポーズを寝た状態でとる、というのは広告写真やなんかでよく見かける。今回はそれを真似してみた。 最初は、寝た状態でポーズをとって、それを撮影するなんて写真のプロじゃなきゃできないと思っていた。 それが今回やってみたら簡単な方法で(プロほどのクオリティーに達するのは難しいものの)そこそこできたのである。 はっきりいってかなり楽しい。これは立派ないち趣味として確立できるのではないか。 ぜひみなさんにもやっていただきたく、今回はやってみて私が感じた素人的ノウハウをからめて撮影の様子をお伝えします。 撮影・
色とりどりにその姿を競うさまざまな花たち。公園や川原でそうした様子を見て心がなごむ。 花というのは基本的にそういうものだと思うのだが、中にはよくよく見るとおかしな気持ちになってくるものもある。代表的なのはパンジーではないだろうか。 その柄が人の顔にも見えて怖いパンジー。何気なく見ていると気にならないのだが、一度気にしてしまうと顔にしか見えなくなってくる。 花壇で見かけても、なんとなく目をそらしがちだったパンジー。今回はそんなパンジーと向き合ってみました。 (小野法師丸) ●むやみに表情豊かなパンジー 公園や街路の花壇ではレギュラーメンバーと言ってもよいパンジー。かなり広く親しまれている花だと思う。 にぎやかに咲いている様子は遠目から見るとかわいらしいのだが、ひとつひとつの花をじっと見てみるとまた違ったものが感じられてくる。花壇に咲いているのをよく見てみた。
公園の水飲み場の蛇口が好きだ。 子供の頃に親しんだ、あの蛇口が好きだ。 絶妙な曲線美。メッキの光沢。 何度見ても見飽きないこの蛇口を、自分だけのものにしたい。 そう思い、あちこち探して手に入れたのだが、それがあまりにも美しいので、ついに手放してしまった。 何かの物語みたいだが、今日は、そういうお語しである。 (工藤 考浩) 立形水飲水栓 公園などの水飲み場によくあるこの蛇口、正式名称は「立形水飲水栓」というらしい。 日常の中で見落としがちだが、とても美しい造形だと思う。 曲線を中心とした女性的なフォルムでありながら、なおかつ男性らしさも兼ね備えたこのデザインは、公園で遊ぶ子供たちのみならず、大人の鑑賞にも堪えうる工業製品ではないだろうか。
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