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ブックマーク / wordpiece.hatenablog.com (6)

  • 仕事をそんなふうに「わかっていた」ことは一度もない - Word Piece

    前職では人前で何かをしゃべる機会というのがけっこうたくさんあって、それがとても苦手だった。 企画のプレゼンとかもそうだし、もっと小さい規模で顧客に向かってデータを説明するとか、社内会議でプロジェクトの進行状況や予算の説明をするみたいなことも苦手だった。 できないことはないけれど、気持ちのいい行為とはとても言えない。居心地が悪い。 ■ 昔は人前でしゃべることが苦手だなんて思ったことなかったんだけどな、というのがずっと不思議に思っていたことだ。むしろ得意だと思っていた。小学校とか中学校とかそういうレベルの昔だけど。 夏休みの自由研究の発表をするとか、コンクール用の作文を人前で読み上げるとか。そういうときに人前でしゃべることが苦手だと感じたことは一度もなかった。 いや、もうちょっと後になって、就職の面接会場で自己アピールをするみたいなこともそんなに苦手には感じなかった。そのアピールが有効であった

    仕事をそんなふうに「わかっていた」ことは一度もない - Word Piece
    kotsan
    kotsan 2020/07/01
  • アウトラインをアウトラインとして真面目に作ることの弊害 - Word Piece

    「アウトラインの弊害」というのは確かにある、と思う。 より正確に言うと、「アウトラインをアウトラインとして真面目に作る」ことの弊害。 典型的なのは、最初からアウトラインをみっちり考えすぎて「内容そのもの」を書くためのエネルギーを浪費してしまうこと。 この場合の「エネルギー」とは、体力的なことももちろんあるけど、むしろ「書くことに対する新鮮な感覚」というのが近いかもしれない。 アウトラインを最初に考えすぎることで、自分がこれから何を書くのか「わかった」気になってしまう。そして人は「わかった」ものをそれ以上気で考えることはできない。 でももちろん、どれだけ時間と労力をかけて詳細にアウトラインを練ってみたとしても、「わかって」などいないのだ。実際に内容を書いてみれば、そのことを痛感するだろう。 そしてちっとも「わかって」などいないのに、詳細なアウトラインを作ることで時間と労力、そして何よりも書

    アウトラインをアウトラインとして真面目に作ることの弊害 - Word Piece
    kotsan
    kotsan 2020/05/18
  • 手を動かすことで頭と心が起動する - Word Piece

    朝おきてコーヒーをいれたら、まずフリーライティングすることにしている。 不思議なことに、手を動かすと頭と心が動き始める。先に手を動かしたほうがいい。頭が先だと頭でっかちになりがちだし、心が先だと感情の掃きだめみたいになりがちだ。 コーヒーを飲みながら、今日いちにちのイメージを書いてみる。日記のつもりで書いてみる。何のつもりでもなく書いてみる。そのことによって頭と心が起動する。書き始めは何かの「つもり」でも、たいていその通りにはならない。 結果的に業務連絡のメール(の内容)を書いてしまうこともあるし、 結果的に新しいプロジェクトのアウトラインができてしまうこともあるし、 結果的に書きかけのの一部を書いてしまうこともあるし、 結果的に表には出ないけれど重要な「考え」が進むこともあるし、 結果的に欲しいものリストを作ってしまうこともあるし、 結果的にブログの記事を書いてしまうこともある。 結果

    手を動かすことで頭と心が起動する - Word Piece
    kotsan
    kotsan 2019/12/21
  • 恋愛のアウトラインからわかること、今は常に変化すること - Word Piece

    たとえば、アウトライナーで「恋愛のアウトライン」をつくるとする。 そこには二人の関係がどんなふうに深まり、どんなふうにステージを踏んで発展していくのかが書かれることになる。 もっと露骨に具体的に言えば、何回目のデートでキスをして、何回目のデートでセックスをして、何年目にプロポーズして、何年目に結婚して、何年目に子どもができて、ということが書かれる。 アウトライナーなら項目を自由にブレイクダウンできるから、「プロポーズする」という項目を分解してどんなふうにプロポーズするか、シチュエーションや場所やタイミングをシミュレーションすることができる。サプライズを細かく手順を踏んで検討することもできるだろう。 同様に最初のセックスだって細かく手順をブレイクダウンして以下略。 ■ というような「恋愛のアウトライン」の話を聞いて「おお、この恋愛のアウトラインさえ作っておけば私の恋愛は完璧だ」と思う人がいた

    恋愛のアウトラインからわかること、今は常に変化すること - Word Piece
    kotsan
    kotsan 2019/12/01
  • 他人の文章を補助線として使う - Word Piece

    「何かを書かなければならないけれど書けない」というときにおすすめの方法。 棚から好きなを取り出してくる。その中の好きなページを開く。そしてエディタでもアウトライナーでも好きな執筆用のツールを開き、それを書き写していく。いわゆる「写経」というやつですね。 単に書き写すだけなので頭は使わない。フリーライティング以上に抵抗がない。 そして不思議なことに、他人の文章をそのまま書き写しているうちに、写している文章とは関係ない文章がふと頭に浮かんでくることがある。写している文章に関係した内容のこともあれば、まったく関係ない内容のこともあるけれど、とにかくに書かれているのとは違う文章だ。個人的には2段落くらい写したあたりで、写している文章の「続き」として自前の文章が流れ出してくることが多い。 それをすかさず書き出す。写している文章に続けてその場に書いてしまう。どこか別の場所に書こうとしたりしない。

    他人の文章を補助線として使う - Word Piece
    kotsan
    kotsan 2019/09/01
  • アウトライナーフリーク的ノートテイキング - Word Piece

    昔から、アウトライナーは「ノートを取ること」にもっとも適した道具のひとつだと思っている。 ノートと言ってもいろいろあるけど、ここでは「人の話」、たとえば口頭中心の講義や講演のノートを取ることについて考えてみる(数式や図表がたくさん出てくる場合にはたぶん向かない)。 ワンアウトライン WorkFlowyのような「ワンアウトライン」思想のアウトライナーなら、ノートの作り方は簡単だ。 たとえば講義ノートなら、「○○○○論 2018/02/14」というような項目を立てるだけだ。その下の階層にノートを書いていけばいい。 他のアウトライナー(DynalistやOmniOutlinerなど)でも、講義ごとにドキュメント(ファイル)を新しく作るのではなく、ひとつのアウトラインにその講義のノートすべてをまとめておくといい。 そうすれば、たとえば年間の講義全体をひとつの大きなアウトラインとして扱うことができる

    アウトライナーフリーク的ノートテイキング - Word Piece
    kotsan
    kotsan 2018/02/19
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