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ブックマーク / science.srad.jp (12)

  • 地球の歴史に「千葉期」追加か? | スラド サイエンス

    千葉県で確認された約77万年前の地層が、「地質年代」の境界として国際標準模式地になる可能性があるという(読売新聞)。 地球は歴史上、何度も地磁気の極が入れ替わっているが、地元の研究者らが研究を進めた結果、養老渓谷近くにある市原市田淵の地層が磁場逆転を示す境になっていることが判明した。ただし、千葉県以外にも2か所の候補地が挙がっているため確定ではない。 もしこの地層が来年の国際会議で国際標準模式地に選定されれば、その表面に国内初となるゴールデンスパイクが打ちこまれ、258万年前から現在までの「第四紀」のうち「新生代第四紀更新世中期」が「千葉期(チバシアン)」と名付けられるという。

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    kura-2 2015/08/11
  • 15番目の平面充填五角形が発見される | スラド サイエンス

    15番目の平面充填五角形が、米ワシントン大学ボセル校の数学者らにより発見された(redditのスレッド、 Forbesの記事、 xkcdのスレッド)。 数学者らは、すべての平面充填五角形を特定できるというアルゴリズムを開発し、コンピュータープログラムに実装。このプログラムのデバッグおよび最適化を実行中に15番目の平面充填五角形が発見されたとのこと。論文は準備中のようだ。 vlue 曰く、

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    kura-2 2015/08/09
  • 無能な人は自身の無能さに気付けないため自信過剰になる傾向がある | スラド サイエンス

    1999年、学術誌「Journal of Personality and Social Psychology」で「ダニング=クルーガー効果」なるものが紹介された。これは、「無能な人には己の無能さを認識するに必要な高い知見が欠如しているため、己の無能さを認識することができない」というものである。そのため、無能な人はその無能さに悩まされたり、混乱したり、慎重になったりすることはなく、むしろ不相応な自信を持ってしまう傾向があるのだそうだ(Slashdot、Pacific Standard)。 これは机上の空論ではなく、実際に行われた実験で証明されているとのこと。その人物が持ち合わせている知識や技術が、文章力や感情知能、論理的推論、銃の安全管理、討論、金融知識など何であろうと、いずれにしても無能な人は大概にして自分の能力を過剰に評価してしまうという結果が得られているとのこと。

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    kura-2 2014/11/01
    俺様はそんなことないはず。(え
  • 人間の脳とスーパーコンピュータを比較すると | スラド サイエンス

    人間の脳と同じくらいの性能を持つコンピュータはいつできるのか、というのは割と話題になる。しかし、今のコンピュータが人間の脳に換算してどれくらいの性能を持つか、ということは案外知られてない気がする。英『The Telegraph』がその辺を実際に検証してみたようだ(LifeHacker)。 世界で4番目にパワフルな日製スーパーコンピュータ「京」を使って17.3億のニューロンからなるネットワークの構築を試みるというシミュレーション調査をしてみたところ、人間の脳が1秒間に行う活動のわずか1パーセントをシミュレートするのに、40分もの時間を要したとのこと。コンピュータは人間の脳にはまだまだ及ばないようだ。 なお、1秒あたり1000兆回の浮動小数点演算を実行することができると人間の脳と同じくらいの性能を持つという試算があるらしい。インテルは2018年までにこのスペックを実現したいとしているが、一部

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    kura-2 2014/01/22
  • 「小澤の不等式」が証明される | スラド サイエンス

    物理原理の1つである「不確定性原理」に関する理論「小澤の不等式」が、光を使った一般的な実験で証明されたという(読売新聞、日経新聞、日刊工業新聞、Scientific Reports掲載論文)。 「小澤の不等式」を提唱した名古屋大の小澤正直教授と東北大の枝松圭一教授による証明で、光を利用する一般的な測定法でこの理論が常に成り立つことが検証できたという。 「小澤の不等式」については『 「不確定性原理」を破る「小澤の不等式」、実証される』ストーリーをご参照ください。前回のストーリーでは「中性子のスピン測定」によって理論が証明できたという話であったが、今回は光による測定で検証できたというのが新しいところだろうか。

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    kura-2 2013/07/18
  • コーヒーの飲みすぎは体に悪くない | スラド サイエンス

    よく「コーヒーの飲みすぎは体に悪い、ガンになる」などと言われることがありますが、そんなことはなく、むしろコーヒーを飲むことで心臓病などのリスクが減るという調査結果が明らかになりました(Reutersの記事、論文要旨)。 スペインのUniversidad Autonoma de Madridの、Esther Lopez-Garcia氏らによる調査結果では、一日に最大6杯程度のコーヒーを飲む人たちの死亡率と同年代の一般的な死亡率を比較したところ、差は見られませんでした。また、コーヒー愛飲者は(特に女性)は、心臓疾病で死亡する割合が若干少ないという結果も得られています(実験では、女性については1980~2004年に渡り84214人、男性については1986~2004年に渡って41736人を調査対象としている)。そのほか、下記のような結果も得られているそうです。 コーヒーの消費量とガンによる死亡には

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    kura-2 2008/06/19
    コーヒーって結局、体にいいのか悪いのか、謎。
  • 「宇宙はドーナツ型」説、復活へ? | スラド サイエンス

    宇宙は「ドーナツ型」であるという説が復活の兆しを見せているそうだ(Nature.com記事、家記事)。以前にも宇宙はドーナツ状で、有限のものが宇宙内で繰り返し写し出されているのではないかという説があったが、何らかの繰り返しパターンを観測することができず下火となっていた。しかし最近の研究では三次元トーラスなどの「ドーナツ型」宇宙モデルがWMAP観測データと合致する可能性が見えてきたとのこと。ちなみに三次元トーラスとは、立方体の上面と下面を貼りあわせて筒状にし、その筒の端の面(左面と右面)を貼りあわせ、さらに前面と後面を貼りあわせたものだそうです。

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    kura-2 2008/05/31
    うーん、ほんとにトーラスなのだとしたら、その幾何学的特徴を表すオイラー数とかは物理法則に何か影響を与えているのだろうか?
  • 睡眠不足だと仕事がはかどらない理由、科学的に明らかになる | スラド サイエンス

    睡眠不足で物事に集中できなかったり、仕事が進まない、といった経験がある方は多いと思いますが、なぜ睡眠不足だと集中できないのか、その理由を科学的に分析して明らかにした研究結果が発表されました(論文、 Reutersの記事)。 この研究を行ったのは、ペンシルバニア薬科大学のDavid Dinges氏らで、睡眠不足状態の脳の活動状態をfMRIで調べたところ、脳の複数のエリアでその活動が突然ストップすることを確認できたそうです。 睡眠不足状態では脳が睡眠状態に陥るのを止めることができず、睡眠状態と覚醒状態が短期間の間に交互に繰り返される状態になり、その結果集中力と視覚的処理能力が劇的に低下する、とのこと。 たった一晩の徹夜でも、脳はこのような状態になってしまうとのことで、もし効率的に仕事を進めたいのなら、やはり徹夜は避けたほうがよさそうです。

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    kura-2 2008/05/23
  • 余剰CPU時間を使ってルービックキューブは23手以内で揃うと証明 | スラド サイエンス

    3月に「ルービックキューブは25手以内で揃う!」というトピックがあったばかりですが、そのTomas Rokickiが今度は上限を一気に2手下げて23手としました。キューブフォーラムの記事によると、前回と同じ方法で、Sony Pictures Imageworksのレンダリングファームの余剰CPU時間を使い、約7.8コア・年分の計算時間をかけて、ルービックキューブのどんな状態からでも最大23手で完成できることを示したそうです。このレンダリングファームはスパイダーマン3やSurf's Upの制作に使われました。 今回の探索でも21手必要なキューブ状態は発見されていません。対称形の考察などから上限は20手だろうと予想されています。同じアルゴリズムでこれを証明するには、3500コア・年のCPU時間が必要になるとRokickiは見積っています。さらに速い探索手法が考案されるのが早いか、ムーアの法測で

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    kura-2 2008/05/09
    扱っているのが有限だとこういう力技ができるが数学的にはエレガントではないよね。ということもできるのだけど、これ解くためのアイデアってきっとエレガントなんだろうなあ。
  • 数学は「発見」?それとも「発明」? | スラド サイエンス

    家記事より。数学とは元から存在するものを人が「発見」するのだろうか? それとも人間による「発明」なのだろうか? 古くから議論されているこの論題をScience Newsがあらためて取り上げています。数学者・理論物理学者であるRoger Penrose氏などは数学を「発見」とするプラトン主義の流れを汲む一人ですが、もし数学が元から存在し「発見」されるものならば一体どこに存在するのだろうか? 人間が考えつく前に数学は存在し得るのだろうか? と記事は疑問を投げかけています。プラトン主義的な考えを否定するBrian Davies氏はプラトン哲学は現代科学より宗教との共通点の方が多いと論じ、人間の数学的思考が発生する生物学的基礎は最近の脳画像の研究で解明され始めている、とも指摘しています。どちらの立場を取ろうと、数学に長く携わっていると突き当たる論題であることは変わりがないようです。皆様もGWの余

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    kura-2 2008/05/02
    エレガントな定義や、うまい記号、記法は「発明」であり、証明された結果新たに成立した定理、命題は「発見」だと思う。
  • 宇宙エレベータが直面する「揺れ」の問題 | スラド サイエンス

    New Science の記事読んで、要約むずかしいのでタレコミさぼった自分が言うのは図々しいけど、家もそれ受けたこっち版も問題のたてかたが筋違い。 断わっとくけど、以下長いよ。読み飛ばしできないよ。 まず、宇宙エレヴェーターは原理的には非のうちどころがないもの。 だからと言って工学的に可能、実用になるとはゆかないのは言わない約束。 静止軌道から上方と下方にテザー(ケーブル)をゆっくりと展開してやれば、下方では重力が、上方では遠心力が卓越し、最終的には下端を地表に固定できる。 地上から積みあげるのは不可能だし、テザーの材質も柔軟な、つまりエラスティックな紐やロープでなくちゃいけない。 この時、上端をさらに伸ばすか、上端にさらに重しをつけてやれば、地表部のテザーには上向きのテンションがかかる。そこでこの重み以下の荷物ならテザーごしに持ち上げてやれる。 持ち上げに必要なエネルギーは、下向きに

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    kura-2 2008/03/30
    ゆれで宇宙酔いとかそんなんではなくて、破損とかそういったレベルか。乗ってる時間が無茶苦茶長そうだから拷問以外の何ものでもないな>ゆれ
  • 40年近く答えの出なかった数学の難問が解かれる

    家記事より。イスラエルのロシア系移民Avraham Trakhtman氏が40年近く解答が出なかった数学の難問に答えを出したそうです(論文PDF)。Benjamin Weiss氏とRoy Adler氏によって1970年に最初に提示されたRoad Coloring problemと呼ばれるこの問題は、与えられた有限数の道がある場合、その道を色分けにより記号化し、どこを始点にしようともある目的地点に到達できる方法があると仮定したもので、「実生活に例えるとすれば、友人の家への行き方を尋ねた時、自分がどこにいようとその友人の家に到達できる方法を教えてもらうということにあたる」ものだそうです(en.wikipedia.orgより)。今回導き出された答えは情報科学などの分野で有益に応用される可能性があるとのことです。 63歳のTrakhtman氏はこの命題への答えをたった8ページの論文にまとめ、こう

    kura-2
    kura-2 2008/03/27
    例えが分かりにくい。ちと読んでみるか
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