コーヒー用品などを扱うメリタジャパンは、ひき立てのコーヒーの香りが脳の前頭葉の血液量を高め、集中力や記憶力、企画力などを向上させることが明らかになったと発表しました。 ひき立てのコーヒーの香りが脳を活性化することが判明(画像は写真ACより) 同社は家庭でのコーヒーにこだわるユーザーの増加に合わせてコーヒーの香りに関する実証実験を実施。20代~40代の男女9人に「グラインダーで豆をひいた直後に発生する香り」や「コーヒーにお湯を注ぐ時に発生する香り」をかいでもらい、脳の血流増加量を計測しました。 2つの香りをかぎながら数字の計算を行う検証では「コーヒーにお湯を注ぐ時に発生する香り」よりも「グラインダーで豆をひいた直後に発生する香り」をかいた時の方が血流量が大きく増加することが分かりました。 計算開始1分経過時の脳血流画像(被験者9人平均) 部位別脳血流量の変化(被験者9人平均)測定した脳の前頭