一次は計算技能検定で60分で7問を解きます。 全問必須で合格ラインは5問。答えのみの計算問題です。 範囲は大学入試程度のものも出ますが、大学教養程度の微分積分と線形代数で、重積分や微分方程式も出ます。 一次は時間との勝負で、数学の実力者でも相当の練習が必要でしょう。 二次は論証問題で、もちろん記述式です。難易度は2次のほうが上ですが、時間が120分であることと、選択問題2問、必須問題二問の計4題であること、合格ラインが低く設定されていることで、一次よりラクな印象があり、実際合格率も高くなっています。 一次、二次ともに理工系の学部卒業レベルで数学が得意な大学生、あるいは大学院生、数学教師などが受験層でしょうが、合格率は数%ということが多いです。努力すれば誰でも取れるとは残念ながら言いにくいです。 準1級が余裕でとれる人が1年準備すればいけると思います。 東大の入試問題は高校生までの範囲で作っ