ブックマーク / bijutsutecho.com (4)

  • 櫛野展正連載26:アウトサイドの隣人たち 「健常」と「障害」の狭間で

    櫛野展正連載26:アウトサイドの隣人たち 「健常」と「障害」の狭間でヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたアウトサイダー・キュレーター、櫛野展正。2016年4月にギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちに取材し、その内面に迫る連載。第26回は、独学で3DCGソフトを習得し、オリジナルのキャラクターを描く新井啓介を紹介する。 「息子がね、こんな絵を描いとんです」。 僕が運営しているギャラリー「クシノテラス」にやってきた白髪の女性が見せてくれたのは、コンピューターグラフィックスを駆使して描かれた女性やロボットのイラストが出力された紙の束だった。初見では、どこかで見たことがあるようなキャラクターに思えたが、よく見るとそれはすべてオリジナル

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    lyp980980 2018/10/10
  • カオス*ラウンジからキャラクターまで、ひとりの画家が求める「ポップ」の本当。 藤城嘘インタビュー

    カオス*ラウンジからキャラクターまで、ひとりの画家が求める「ポップ」の当。 藤城嘘インタビューインターネットカルチャーをバックグラウンドに、多種多様な「キャラクター」をモチーフとしたドローイングや絵画作品を制作してきた藤城噓。近年は都市文化や自然科学から着想を得た作品も手がけるなど、新たな試みを展開し続けている。いっぽう、大学在学中の2009年に、美術を通して社会実験を行う「カオス*ラウンジ」のメンバーとしても精力的に活動してきた藤城。ギャラリーαMで展示を行った作家にこれまでの軌跡と美術館、共同体と個人の活動の関係性について話を聞いた。 現代美術と出会った高校時代がはじまり——藤城さんは、大学時代にカオス*ラウンジの前身となるポストポッパーズのメンバーとしてスタートし、それから現在まで、グループとしての活動と個人としての作品発表を並行して行っています。今日は、それらの活動の関係性と藤城

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    lyp980980 2018/10/10
  • シリーズ:これからの美術館を考える(4) 「学芸員」という概念を解体しよう

    シリーズ:これからの美術館を考える(4) 「学芸員」という概念を解体しよう5月下旬に政府案として報道された「リーディング・ミュージアム(先進美術館)」構想を発端に、いま、美術館のあり方をめぐる議論が活発化している。そこで美術手帖では、「これからの日の美術館はどうあるべきか?」をテーマに、様々な視点から美術館の可能性を探る。シリーズ第4回は、東京国立近代美術館や国外の美術館で数々の展覧会を手がけてきた同館主任研究員の保坂健二朗。 文=保坂健二朗 「学芸員」はオールラウンドプレイヤーか? ここでリーディング・ミュージアム構想の是非はあえて問わない。正直なところ私は、あれを読んでむしろ、外部の門外漢があのような意見を言いたくなるような雰囲気を日の美術館が持ってしまっているということなんだと、そしてそのような雰囲気が生まれることを許してきた体制について、自分も含めて関係者は皆、反省すべきだと感

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    lyp980980 2018/08/18
  • 「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く

    「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く5月6日から6月17日まで東京のギャラリー「ART&SCIENCE GALLERY LAB AXIOM」で開催された「BLACK BOX(#ブラックボックス展)」は3万人以上の来場者が詰めかけ、最終日には国内ギャラリーでは過去類を見ない6時間待ちの行列ができるほどの盛況をみせたが、後に会場内での痴漢被害を訴える女性が現れるなど、展覧会の枠を超えた騒動を引き起こした。そこで同展主催者である「なかのひとよ」に、展覧会で発生した経緯について話を聞いた。 ブラックボックス展で配布された「許可書」 ──まず「ブラックボックス展」の概要について確認したいと思います。ギャラリーに来場した人は「同意書」に署名をし、入場すると中には何もなく、ただ真っ暗な空間が広がっている。会場を出ると「許可書」を渡され、同展の展示内容に関する事

    「ブラックボックス展」とその騒動はなんだったのか? 主催者「なかのひとよ」に聞く
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    lyp980980 2017/08/22
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