*このレビューはネタバレを含みます。 公式HPより引用 ©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会 www.violet-evergarden.jp 本作で監督を務めるのはTVシリーズで演出を担当していた藤田春香。シンプルな物語・画面構成・感情表現を基調としながらも,ヴァイオレットの役割の変換や2.31:1の画面比率の採用など, TVシリーズとははっきり差別化を図っており,劇場アニメとして見応えのある作品に仕上がっていたと言える。 あらすじ 〈学ぶ〉主体から〈教える〉主体へ 〈エイミー〉:固有名という永遠 変化と永遠 作品データ 作品評価 あらすじ 「自動手記人形」ヴァイオレット・エヴァーガーデンは,ある女学校で寄宿生活を送る良家の娘,イザベラ・ヨークの元を訪れる。その「任務」は手紙の口述筆記ではなく,家庭教師であった。牢獄のような女学校で鬱屈した生活を送って