漫画『氷の城壁』を今すぐに全人類の教科書にしていただきたい。子供いませんが、もしいたら読み聞かせの本全部『氷の城壁』にしてた。 まず内容の前に、作者・阿賀沢紅茶の 「圧倒的なデフォルメ絵の良さ」 について語らせてもらう。おそらく今日本で一番「デフォルメ絵が強い漫画家」、それが阿賀沢紅茶… 「肉体から解放されてデフォルメ絵になりたい」と願うほどデフォルメ絵を愛してやまない俺ですが、はじめて阿賀沢紅茶のデフォルメ絵を見た瞬間、こんなにも人の心をくすぐるデフォルメ絵を書ける人間がまだこの世に存在しているのかと吐血した。それほどまでに、あまりにもキャラクターが「おいしそう」なのです。 モチモチと膨らんだまんまるのフォルム、フグ田タラオを超えたコミカルすぎる擬音、「ちぎりパンの擬人化」とはまさにこのこと。マジで「食べたい」。それでいて「全キャラ誰が誰だか完璧に把握できる」特徴を捉える上手さ。俺が漫画
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