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読書に関するmamimu_memoのブックマーク (8)

  • 第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作にして、刺さる人にはこれ以上なく深く刺さる物語──『ここはすべての夜明けまえ』 - 基本読書

    ここはすべての夜明けまえ 作者:間宮 改衣早川書房Amazonこの『ここはすべての夜明けまえ』は、第11回ハヤカワSFコンテストの特別賞を受賞したSF中篇(もしくは短めの長篇といえるかぐらい)だ。特別賞は長さが短めだったり一点突破の魅力があったりで受賞する作品が多いが(たとえば過去事例で代表的なのといえば草野原々の「最後にして最初のアイドル」など)、作も「刺さる人にはこれ以上なく深く刺さる」、2100年代を舞台にした、問題まみれの家族の物語だ。 とある理由からひらがなだらけの文章で物語が始まるので面らうのだが、設定開示の順番は心地よく、すぐに作中世界へと入り込んでいくことができる。単行になる前からゲラが配られたりSFマガジンに全文掲載されたりしていたのでエモいエモいと評判だけは聞いていたのだけど、実際に読んでみたらたしかにこれはエモーショナルな物語だ。しかし、ただ感動させよう、感動さ

    第11回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作にして、刺さる人にはこれ以上なく深く刺さる物語──『ここはすべての夜明けまえ』 - 基本読書
  • 10代の頃、私を作った3冊の本|Hajime Yamazaki(山崎元)

    先日、音楽家の坂龍一さんが亡くなった時に、彼に関連する記事を何か読んだ。心に引っ掛かった一節が見つかったのは、娘さんでミュージシャンの坂美雨さんへの朝日新聞のインタビュー記事だった。美雨さんが、若い頃に「一流」を求める父に反発を感じたことがあったというエピソードの中のものだ。親子のやり取りは大半がメールだったという。 美雨さんが言う、 「同じころにもう一通。『僕が今、つくっているものの98%は、10代で吸収したもので成り立っている』と。彼には、私が大事な時期を有意義に使っていないように見えて、不満だったのでしょう。すごく焦りました。私の10代って、あと1年しかない。なんで今言うの!」。 (朝日新聞「【アーカイブ】(おやじのせなか)坂美雨さん 『一流目指せ』に反発も」。朝日新聞デジタル2023年4月2日。【2008年6月1日朝刊34面】の記事との注釈がある) 「今、つくっているものの

    10代の頃、私を作った3冊の本|Hajime Yamazaki(山崎元)
    mamimu_memo
    mamimu_memo 2023/05/17
    戯言シリーズ、文学少女シリーズ、乙一かなっ
  • 本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 | オモコロブロス!

    この記事は、今までを読んだことがないWEBライターが「走れメロス」を読破する記事です。 <この記事に出てくる人> WEBライター。を読んだ経験はゼロ。漫画ならいっぱいある。 友達。みくのしんがを読む手伝いをする。 を読むということで 終始、不安そうなみくのしん 緊張するわ〜。予防接種の待合室みたい みくのしんは今まで何かを読んだことはないの? う〜ん。学生の頃に友達から「キノの旅」を勧められたことがあるんだけど…… お〜いいじゃん! 短編だから読みやすかったんじゃない? あれってたしか言葉を話すバイク? が出てきたよね? そうそう。エルメスね! 懐かしいな〜! 俺は「バイクがしゃべる」という事実が理解できなくてギブアップしちゃった Oh… ▼シーンやキャラクターの顔や声色など、書いてあることを自分なりに飲み込んで、脳内で想像しないといけない。それを文字を読みながら行うという処理が

    本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 | オモコロブロス!
    mamimu_memo
    mamimu_memo 2022/11/03
    羨ましくなってしまう感受性だな
  • 文具と本の巨大デパート「コーチャンフォー」が文化系の天国すぎて住みたくなるレベル / 東京・稲城市

    屋と文房具屋でならいくらでも時間をつぶせる……というインドア派の人は多いと思う。最近は大型書店の一角に文具と雑貨のコーナーが併設されていることも多く、好きと文具の親和性の高さはお墨付きとも言えるだろう。 ずらりと並んだの棚や、色とりどりのペンやノートを見ているだけでウットリしてしまう……。そんな人にとって天国とも言える場所があるのをご存知だろうか。 新宿の紀伊國屋書店? 池袋のジュンク堂? 丸の内の丸善? いえいえ……東京・稲城市にある「コーチャンフォー」です!!!!!!!! もう一回言いますね。「コーチャンフォー」です!!!!!!!!!!!!!! なんそれ!?!?!? ・全国最大級の文具とのデパート「コーチャンフォー」 と文具と音楽&映像、そしてカフェをそろえた超大型複合施設「コーチャンフォー」。私は都内の大型文具店を調べていたときにその存在を知った。「コーチャンフォー」と聞い

    文具と本の巨大デパート「コーチャンフォー」が文化系の天国すぎて住みたくなるレベル / 東京・稲城市
    mamimu_memo
    mamimu_memo 2022/08/11
    いいなあ…茨城県北にもお願いします!
  • メンターを初めて経験する人に、最初に読むものとしてオススメしている書籍たち - $shibayu36->blog;

    社内ではこういうおすすめをしてますね(文字数多いのでスクショで...) pic.twitter.com/uzqCh6zubs— 柴崎優季 (@shiba_yu36) 2020年7月7日 こういうツイートして、そういえば社内でメンターを初めて経験する人にオススメしている書籍たちを外部に公開してないなと思ったので紹介してみます。 メンタリングのスキルを学習する時のキーワードは「コーチング」と考えていて、以下の書籍を推薦しています。上から順におすすめ順になっています。この推薦は網羅的にコーチングを学べると言うより、初めての人でもとっつきやすく読みやすいものであることを意識して選んでいます。また、メンタリングを始めるだけなら、書籍の全部分を読む必要はなく、どこまで読んでおくと良いかも書いています。 エンジニアリング組織論への招待 ザ・コーチ コーチングの基 新1分間マネジャー エンジニアリング組

    メンターを初めて経験する人に、最初に読むものとしてオススメしている書籍たち - $shibayu36->blog;
  • 日本の新本格ミステリに傾倒した著者による、もう二度と戻ってくることのない青春が蘇るような本格学園華文ミステリ──『雪が白いとき、かつその時に限り』 - 基本読書

    雪が白いとき、かつそのときに限り (ハヤカワ・ミステリ) 作者: 陸秋槎,中村至宏,稲村文吾出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/10/03メディア: 新書この商品を含むブログを見る前漢時代の百合ミステリで(僕の)度肝をぬいた『元年春之祭』の陸秋槎による学園ミステリがこの『雪が白い時、かつその時に限り』である。陸さんは北京生まれの中国作家ではあるものの現在は金沢在住。日語も当然のように使いこなし、日のアニメ・格ミステリに対する造詣と愛情が深い(のでTwitterアイコンがラブライブ)という強烈な存在で『元年春之祭』の時から注目していたが、今作も当に凄い。 『元年春之祭』はいろいろなフックを構えて、技巧的に構成しながらそこに自身の趣味を詰め込んでいくある種の抑制を感じる作品だったが、それと比べるとこの『雪が白い時、かつその時に限り』は完全無欠に趣味大暴れというか、好きな要素

    日本の新本格ミステリに傾倒した著者による、もう二度と戻ってくることのない青春が蘇るような本格学園華文ミステリ──『雪が白いとき、かつその時に限り』 - 基本読書
  • 小説『夫のちんぽが入らない』感想文 - ←ズイショ→

    これは、もう読んだ人も、まだ読んでない人も、等しく「何言ってんだこいつ」と思って頂いて差し支えないのですが、僕のこの読後感を形容するならばと考えて最初に思いついたのは十三の齢にTHE BLUE HEARTSの『チェインギャング』を初めて聴いた時のあの感じ。俺が何にむかついて、俺が何を恐ろしいと思ってて、俺がどうして自分のことが嫌いなのか、俺が何かにむかついてることも俺が明日を恐ろしいと思ってることも俺が自分が嫌いなことも、せっかくずっと何一つ知らんぷりができていたのにいきなり理由まで含めて全てをいっぺんに知ってしまった気になった、『チェインギャング』を聴いた時のあの感じ。その感じを思い出して僕は、十三の齢の僕と三十の齢の僕が同一人物である可能性を肌感覚で理解して思わず後ろを振り返る。 僕が顔を向けている方が前ならば後ろはなんだ? 突然男が一人、舞台に現れたかと思ったらうんこうんこと連呼する

  • 【保存版】数千冊は読書した私が勧める、あなたの人生を変えるかもしれない30冊 - トイアンナのぐだぐだ

    「面白かった!」と思えるに出会うのはたやすいけれど、人生を変えるほどの衝撃を与えられることはめったにない。ネットでよくオススメされているは悪くないけれど、優等生的すぎる。人生で変わるのはもっと生々しい、読んでいて声が出るような体験だ。 ask.fmで「影響を受けたは何ですか」と質問いただくことも多かったので、私の人生を変えてしまった30冊のをリストアップした。私の人生を変えたで、もしかするとあなたの人生も変わるかもしれない。できるだけ無料版の文献へURLを貼ったので、いますぐ手元で楽しんでくれたら嬉しい。 日文学 海外文学 読者を選ぶ変わり種 おわりに 日文学 ちいさいモモちゃん (講談社文庫) 作者: 松谷みよ子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/11/15 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 7回 この商品を含むブログ (16件) を見る 読書

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