【6月1日 CGTN Japanese】中国中部内陸部で長江南岸に位置する江西省の樟樹市は古くから江南地方の伝統薬材の集散地として栄えた1700年以上の歴史がある「中国の薬都」の一つです。全市の伝統薬材の栽培面積は1万2000ヘクタールあまりで、800以上の品種が栽培されている、中国全国の伝統薬材の栽培拠点です。 樟樹市の観光街である「伝統薬市場」では最近、特別なにぎわいが見られるようになりました。健康増進に役立つという、さまざまな薬膳アイスが人々の耳目を一新したのです。例えば黄精(おうせい)生ココナツ風味、クコ風味、陳皮風味、紫蘇風味、甘草風味のアイスがあり、観光客が次々に、足を止めてアイスを賞味しています。それ以外にも、伝統薬材を使った麺料理、養生花茶、安眠を助けて蚊を追い払う香り袋、健胃薬材を加えたワンタンなどが登場しました。 樟樹市では2022年に「中医薬一条街(中国医薬一番街)」