米英の当局者が14日、英バーミンガムで開催された安全保障会議で、中国からのサイバー脅威が高まっていると警告した。2017年5月撮影(2024年 ロイター/Kacper Pempel/Illustration) [バーミンガム(英国) 14日 ロイター] - 米英の当局者が14日、英バーミンガムで開催された安全保障会議で、中国からのサイバー脅威が高まっていると警告した。米欧では、中国政府が背後にあると疑われるサイバー攻撃や諜報活動に対する不安が高まっている。 英情報機関、政府通信本部(GCHQ)のアン・キーストバトラー本部長は「中国は英国に真の増大するサイバーリスクをもたらしている」と述べ、中国の活動への対応がGCHQの最優先課題だとした。中国の威圧的で安定を損ねる行動が国際規範を脅かしているとも指摘した。 スナク首相は13日、英国が、ロシア、イラン、北朝鮮、中国といった「権威主義国家の連合