Amazon Web Services(AWS)などのパブリッククラウドサービスを早期に導入したユーザー企業の間で、仮想マシンを使わない構成に切り替える「サーバーレス化」に取り組むケースが増えている。目的はコスト削減に加え、サーバーの稼働監視やセキュリティ対策といった運用負荷の軽減にある。 セイコーエプソンは2013年からデータセンターのシステムをAWSに移行する取り組みを進めており、現在は仮想マシンの「Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)」を軸とした構成のサーバーレス化に取り組む。アマゾン ウェブ サービス ジャパンが開催した年次イベント「AWS Summit Tokyo 2017」(5月30~6月2日)の基調講演で、セイコーエプソンの熊倉一徳IT推進本部長が明かした。 関連記事:「100超のシステムを移行」、三菱東京UFJがAWS活用策明かす これまではオ