都市計画に向けてのブックガイド 筑波大学社会工学系 大村 謙二郎 本稿は、『都市住宅』No.13(1996)に記した原稿に若干の加筆・補正をおこなったものである。原題では、「都市計画から都市住宅へのアプローチのためのブックガイド」としていたが、都市計画(といっても筆者にとってのなじみある分野に限られるが)一般へのブックガイドと読んでもらってもよいと考え、上記のような表題とした。筆者の希望としては、これをベースとしながら、毎年、その年に刊行された注目される、広い意味での都市計画についてのブックガイドを記していきたいと考えている。 都市計画の重要な目標は、都市に住む人々にとって安全で健康的で快適な住宅・居住環境をつくり、それをたゆまず維持・発展させていく点にあるといえる。また、都市を構成する物的環境要素の中でも最も大きな位置を占めているのは居住に関わる要素といえよう。かように都市計画と都市の住
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