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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/extramegane (6)

  • 文学フリマ、折り本交換の顛末と『Tamorization』を国会図書館に納本したこと - そこに意味をお与えにならなかったので

    折り交換 12月6日、東京都大田区蒲田で行われた第九回文学フリマにBWNというサークルで参加しました。 簡単に折りを作れるウェブサービス*1をプロデュースし、それを利用したり利用しなかったりして作った折りを持ち寄り、物々交換するというものでした*2。 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。 数多くの折りが集まり、商品点数が増えたことで前を通った人の足を止め、滞在時間を延ばしたことで、つねに人垣ができていました。 行列こそできませんでしたが、長い行列とは異なる形でのオルタナティブな盛り上がり方があるのだと、むしろ企画した私が教えてもらったようなものです*3。 ここ何回かの文学フリマに大勢を巻きこむような企画で参加していて、もっとも多くの人の笑顔に出会えました。 コミックならともかく、長い文章になると、ペラペラめくって見たとしても即座に魅力が伝わらないものです。 文学フリマでミ

  • ケータイ小説企画『QuickResponse』顛末 - そこに意味をお与えにならなかったので

    第八回文学フリマ翌日のextramegane extrameganeはBWNというサークルの代表のような位置にいる。 BWNは第八回文学フリマにおいて、協力者を募り、QRコードで読む小説――しかも全部を読み通すには多くのブースを回る必要のある、非常に面倒くさいコンテンツを発表した。詳細は検索して各自調べてほしい。 編集長はextrameganeであった。 「たかが『ケータイで読む』っていうだけでびっくりされた」とextrameganeは語る。 いまどき、たったそれだけのことで喜ばれたり拒絶されると思っていなかったので驚いたそうだ。 「だって『あたし彼女』を通過してるんですよ、この時代。じゃあさ、逆に聞くと、文学っていままで一体なにしてたの? 文学フリマってそういうこと考えないでなんとなく店出すの?」 参加前の準備段階からそうだったが、終わった今もなお不満を漏らしている。 文学フリマ申込要項

  • QuickResponse - そこに意味をお与えにならなかったので

    第八回文学フリマに参加します。 BWNは、好評をいただいたタモリ同人誌「Tamorization」にひきつづき、「QuickResponse」というタイトルで、ケータイ小説やミニブログサービスなどが複合したコンテンツを出します。 メンバーの一部は重複しておりますが、今回もファック文芸部ではありません。g:bwnです。 2009年5月10日 大田区産業プラザPiO 大展示ホール 配置番号 E-12 サークル名 BWN 会場へのアクセス 配置図 5月3日からイベント当日の5月9日まで、BWNは期間限定のメールマガジンを配信します。 また、独自のミニブログサービスを開設します。 イベント当日公開の、QRコードで読めるケータイ小説とあわせて こちらもお読みくだされば、さらに楽しめる仕組みとなっております。 PCから見るトップページはこちら。 QuickResponse メールマガジンに登録する方法

    QuickResponse - そこに意味をお与えにならなかったので
  • 11月9日の第七回文学フリマに参加します - そこに意味をお与えにならなかったので

    空耳アワーでジャンパー出たり、NHKで新番組が始まったりと、タモリさん関連ニュースが活気付いている昨今、いかがお過ごしでしょうか。 以前もちらっとお伝えいたしましたが、私が企画しました『Tamorization』という文芸同人誌が完成しました。完成にはまだちょっと早くて、印刷所でガッチャンガッチャンしています。座談会、小説、まんが、あと欄外のタモリさん豆知識などで構成されてます。 くわしくは、こちらのページをご覧ください。表紙のイメージ、中身の一部、告知のためのUstreamの録音を公開しました。 Tamorization - Bloggers Write Novels 文学フリマというおまつりなので、楽しく作りました。文学フリマをご存知なかった方、行こうかどうか迷っている方も、ぜひお越しになって、現場で手にとってご覧くださいませ。 こっからは、理屈っぽい編集長がどんなことを考えてを作っ

  • 電車に乗ったよ - そこに意味をお与えにならなかったので

    わりと空いている時間帯、たしかひとつの車両に10人程度が乗っていた。7人がけのシートの端っこに座って、フルーツヨーグルトをもりもりう女性がいた。たまたま僕が向かい側のシートに座ると、彼女はスプーンを3回ほど口に運ぶあいだ、僕をじーっと見つめていた。いながらこっち見てた。熱心に見てた。美人だった。恥ずかしくなって僕は目をそらした。なんか疲れて眠そうだったので、ひょっとしたら徹夜明けだったのかもしれない。彼女はヨーグルトをべ終わると、容器をコンビニの袋に入れ、袋の口を縛り、自分の座っているシートの横に置いてぼんやりしていた。 駅のホームで、なんか中空をにらんで怒鳴っているおっさんがいた。おそらく60歳前後。紺色のジャンパーを着ていた。何を言っているのか聞き取れなかった。怒鳴っているうちに、にらむ場所が移動していって、最終的には線路の上のなにもない空間に向かってなにやら大音声を発していた。

  • オーシマさんとぼく - そこに意味をお与えにならなかったので

    ブログに書くことがないだの、書く気力がないだの、そういうことは今まで一切書かないできたし、そういうことを書くことになるだろうとは思ってなかったし、そういうことは書かないでも済む問題だと思っていた。思っていたのだけれど、id:nekoprotocol オーシマさんが死んだわけでもないのに、ただウェブ上に焦点を結ばなくなっただけなのに、ぼくは、書かなくってもいいんじゃないかな? くらいには考え始めていて、自分でもびっくりしている。オーシマさんがいないだけで、ぼくの見通せる範囲は、まるで違う風景になってしまった。ブログの仕組みは昔の記事でも最新の記事でも同じように読める。だから読者であるぼくと書き手であったオーシマさんの時刻が離れていくくらい、なんてことないはずなのだ。それなのにぼくは、いきなり手探りで周囲を確かなくちゃならない状況に陥っている。恥ずかしいことに、書き手としてのオーシマさんに強く

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