映画【リメインズ 美しき勇者つわものたち】は、人間が熊に襲われ喰われてしまう、かなり衝撃的なアクションスリラー。 「勇者」と書いて「つわもの」と読む、中二病的タイトルがたまりません(笑) そんな萌え心も一気に冷める、日本史上最悪の獣害事件がモチーフ。 1915年12月、北海道苫前町で発生した「三毛別羆事件」という実話から創作したフィクション です。 千葉真一率いるJAC(ジャパンアクションクラブ)創立20周年記念作千葉氏は深作欣二氏に監督を依頼…したが「20周年なら自分で演出しちゃいなよ」というわけで千葉真一氏が監督を、深作欣二氏は企画監修として参加広大な自然の美しさ・アクションスタントの融合が見どころ まずJACメンバーが主要キャストなので、アクションは超本格的。 主演の真田広之氏は音楽監督も兼任し、なんとエンディング曲の作詞作曲も行なっています。 そのエンディング曲を歌うのは、W主演の

映画【バイオハザード】は、カプコン発のサバイバルホラーゲームを原作とした、映画シリーズ第1作目。 原題は「Resident Evil＝内に潜む悪」という意味。 有害ウィルスによる生物災害、バイオハザードによる屍人パニックを描いたお話です。 映像と演出で魅せる巧みな構成・ミステリー要素もある謎多きストーリー。 原作に対するリスペクト愛を感じる作品に仕上がっています。 主人公アリスはある日、大きな館のバスルームで倒れた意識を失っていたようで、気が付いてからも記憶が曖昧…とそこへ、謎の武装集団が侵入。アリスは拘束され連行された武装集団いわく、アリスも彼らと同じ特殊部隊だそう行き先は館と繋がっている巨大複合企業アンブレラ社の研究所『ハイブ』極秘裏に研究開発していた恐ろしい生物兵器T-ウィルスが漏洩したらしい 巨大企業アンブレラ社や、人間をアンデッド化する生物兵器T-ウィルスなど。 原作の設定を活か

映画【ツィゴイネルワイゼン】は、原田芳雄主演の浪漫三部作の第1作目。 鈴木清順監督作の中でも1番人気、ベルリン国際映画祭・審査員特別賞をはじめ、国内外の映画賞を多数受賞している作品です。 映画タイトルの【ツィゴイネルワイゼン】は、「ジプシーの旋律」という意味のドイツ語。 スペイン出身のバイオリニスト、パブロ・デ・サラサーテが作曲した曲名で、自作自演の録音にサラサーテの謎の呟き声が入っちゃってるんです。 そのエピソードから執筆した、内田百聞の短編小説『サラサーテの盤』が原作となっています。 ジプシーの如く、気ままに各地を旅する中砂彼は親友の青地との旅先で、小稲という芸者と知り合ったその後、中砂は小稲にそっくりな良家の子女・園と結婚中砂は、豊子という娘が生まれてもフラフラと旅へあるとき中砂が持ち帰ったスペイン風邪で園が他界幼い娘の乳母として、小稲を家に入れていたそんな中砂は相変わらず出歩き、旅

映画【地獄の警備員】は、シリアルキラーの不気味さを描いたJホラースリラー。 「当時の日本映画には存在しなかった、ホラー活劇をやりたかった」 そう語り、今作を生み出したのは、日本人として通算5人目の銀獅子賞に輝いた名匠・黒沢清監督。 伝説的映画制作会社ディレクターズ・カンパニー、通称ディレカンの最後期の発表作で、公開年の1992年から2020年まで、長らく封印されていた作品です。 ディレカン休眠に伴い、作品ネガ一式が借金の抵当に大人の事情で埋もれていたが、29年ぶりにデジタルリマスター版で復活黒沢清監督の幻の傑作と言われる貴重な1本どんな役も真摯にこなす松重豊氏の映画デビュー作徹底した低予算・低人員ながら、カメラワークで魅せる芸術性が見どころ 身体の大きな警備員が、勤務先のビル内部で異様な手口の殺戮を繰り返す…という、至ってシンプルなストーリー。 下手すると単調になりがちな展開ですが、ビル内

歌って踊ってゾンビも撃退。 映画【アナと世界の終わり】は、青春群像劇とゾンビが合体した異色のミュージカル作品です。 よくある「急に歌い出す」系でありながら、挿入歌はどれも見入ってしまう素晴らしさ。 …ということで、映画【アナと世界の終わり】で流れる曲やミュージカル歌唱曲12曲をお届けします。 映画【アナと世界の終わり】のあらすじ・キャストはこちら↓

映画【アナと世界の終わり】は、ティーンエイジャーの葛藤を描く青春ミュージカルに、ゾンビを登場させちゃった作品。 原題は「Anna and the APOCALYPSE」 アポカリプスとはキリスト教の黙示録を指す英語で、転じて「大災害または世界の終末」という意味があります。 ノロノロ歩く定番ゾンビを、派手に退治する豪快さが見どころのひとつです。 将来への焦り・夢・友情・愛情など、ヒューマン要素が盛り込まれたストーリーも見応え抜群。 つまらない！…という意見もありますが、おおむね評価は上々です。 Filmarks : 3.3/5Amazon prime video : 3.5/5Yahoo : 3.5/5映画ファンのみならず、映画批評家をも唸らせた奇跡のエンターテイメント。 コメディタッチのゾンビホラー映画《ショーン・オブ・ザ・デッド》と、ミュージカル映画《ラ・ラ・ランド》が出会ったような傑作

映画【ブラック・ジャック劇場版】は、手塚治虫先生の漫画を元にした長編アニメ作品。 主人公は間黒男はざまくろお、世間ではブラック・ジャックの名で知られている凄腕の外科医です。 ただし診察・治療を施すのは、高額な医療報酬を支払える患者のみ。 医師免許を持たない闇医師ですが、唯一無二の医療技術を持ちあわせています。 手塚治虫先生といえば、《鉄腕アトム》《リボンの騎士》《ふしぎなメルモ》《火の鳥》などが有名です。 もちろん今作で描かれる《ブラック・ジャック》も傑作中の傑作。 医療モノということで医学的な描写が多く、原作漫画ではリアリティとフィクションの2通りのパターンがあります。 つまり手塚ワールド全開、医学的事実よりも物語を重視したお話もあるということ。 今作【ブラック・ジャック劇場版】は、そんな手塚ワールドに則ったフィクションです。 登場する病や原因は、実在するものではありません。 …が、医師

映画【ダンテズ・ピーク】は、山の形が変わるほどの火山噴火を描いた作品。 タイトルの意味は「Dante’s＝ダンテの」「Peak＝峰」という、今作の舞台となる山&麓の町の名前です。 映画用に作られた架空の地名ですが、アメリカ・ワシントン州スカマニア郡にある大型活火山、セント・へレンズ山で起こった大噴火がモチーフ になっています。 セント・へレンズ山は「アメリカの富士山」とも呼ばれていた富士山と同じ成層火山という、優美な風貌の円錐形状…だったが、1980年5月18日の噴火で山頂が変形写真や動画など、当時の山体崩壊の瞬間・様子を収めた史料がある映画では、このセント・へレンズ山の噴火史料に近い演出が用いられている特にラストで映る山は、山体崩壊したセント・へレンズ山にそっくり あくまで参考、ストーリー自体は実話ではありません。 …が、SFX・VFXを駆使した本物さながらの火山噴火は圧巻の迫力。 日本

この作品をひと言で表すと「グロい」しか言葉が出てきません(笑) 何がそんなにグロいのかというと、命がこと切れた人体がいくつも登場し、その有り様がとにかく酷い。 頭部が割れてる・脳みそ料理・手足がバラバラなど、これがまたタチ悪くて…。 描写的なグロだけでなく、妄想させるグロもあり、作り物と分かっていてもキショさは充分すぎるほど。 さらに出演している江口洋介氏と柏原崇氏のチュッチュもあるので、閲覧は厳重注意！…と先に申し上げておきます。 邦画にしては攻めた作り、超常的で独創的なSFホラー映画 が【アナザヘヴン】です。 映画【アナザヘヴン】基本情報

100年前に焼き殺された、毒婦の禍々しい呪い。 それは子孫の代まで続き、ただ1人生き残った姫の元に8人の犬士が集います。 闇と光の熾烈な戦いを描いたダークファンタジー時代劇映画【里見八犬伝】の世界へとご案内いたします。

日本の推理小説家・横溝正史が生んだ、稀代の名探偵・金田一耕助。 これまで何度も映画やドラマ化され、金田一耕助を演じた俳優さんがゴッソリいらっしゃいます。 ということで、歴代の金田一俳優28名と出演作をドカっとお届けいたします。

監督は、ごっついB級グロ映画《フィースト》のジョン・ギャラガー氏前作《ピラニア3D》のピラニアが進化して帰ってきた！…というわりに、ホラー要素が激減異常なほど露出度高め。ちょっとやり過ぎ良い意味でも悪い意味でも、インパクト大クリストファー・ロイド氏とヴィング・レイムス氏の続投が見どころ 続編があったら観てみたい。 そう言わしめた待望のピラニアパニックですが、評価はあまり高くありません。 Filmarks : 2.7/5Amazon prime video : 3.2/5Yahoo : 2.8/5ぶっちゃけ前作のほうが良い、続編は失敗、とまで言われています。 …うん、確かに(笑) グロ展開は新たな要素ナシ、焼き直した二番煎じ感満載。 出演キャストの魅力も欠けているので、全体的に劣化しております。 ただしコレ単体でも充分お話は成立しているので、そこは評価できるかな、と。 裸体とちょいグロ、下品

老いも若きも食い散らかす、熱帯肉食淡水魚・ピラニア。 バカンス気分は地獄絵図…なのに、パニック・絶叫・グロに加えて、お色気シーンもたっぷりと。 1978年の傑作をリメイクしたパニックホラー映画【ピラニア 3D】の世界へとご案内いたします。

トム・クルーズ主演映画【カクテル】は、バーテンダーとなった青年の野心や嫉妬、友情や恋愛模様を描いた青春群像劇。 フレアバーテンディングと呼ばれる、カクテル作りのパフォーマンスが見どころのひとつです。 …ということで、映画【カクテル】に登場するカクテルを、お家でも作れる(かもしれない)レシピと共にお届けします。 この記事で分かること 映画【カクテル】登場のカクテルから、11種ピックアップ材料・分量レシピ・作り方YouTube動画も材料画像をポチるとAmazonショップへお酒を楽しむ際のお願い

トム・クルーズ主演の映画【カクテル】は、世にカクテルブームを巻き起こした大ヒット作。 カクテル作りのパフォーマンスのカッコよさから、バーテンダーに憧れる若者も続出したほど。 青春群像劇としてのストーリーも見どころで、主題歌・挿入歌がまた良いんです。 ということで、映画【カクテル】の主題歌Kokomoを含む挿入歌18曲を、シーンごとにお届けします。 映画に登場するカクテルのレシピはこちら↓

シリーズのどれもが面白い、カーアクション映画ワイルド・スピード。 シリーズ3作目に公開されたX3 TOKYO DRIFTは、ハンが登場するスピンオフ作品です。 舞台は東京、走りはドリフト。 登場するのはほぼ日本車で、そのカッコ良さに花を添える音楽も、またよろし。 シリーズ第3作目として公開された映画【ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT】の主題歌・挿入歌をシーンごとにお届けします。 この記事で分かること ワイスピTOKYO DRIFTの挿入歌26曲どーん！どのシーンで使われていたのかザックリ解説YouTubeにて楽曲確認OK👌映画予告・DVDブルーレイ情報

ブルース・リー唯一の師匠にして、中国拳法『詠春拳』の達人・イップ・マン(葉問) 実在する中国武術家の生き様を描いたドニー・イェン主演映画【イップ・マン】シリーズは、クンフー(功夫)映画の最高傑作です。 圧倒的なアクションに加え、人格者であるイップ・マンの人間性も描かれている点が最大の魅力。 のちに香港で一大門派に発展した「葉問派詠春拳」は、シリーズ以外にも度々映画化されています。 ということで、ドニー・イェン主演映画【イップ・マン】シリーズを観る順番に、その他＋αの作品についてもお届けします。 この記事で分かること ドニー・イェン主演作＋外伝の5作品を観る順にシリーズ外オリジナル作品4本もあらすじ概要・雑学小ネタ・予告動画DVD・ブルーレイ情報木人椿、買えます情報

「ワイスピ」の愛称で、超絶な人気を誇るカーアクション映画ワイルド・スピード。 シリーズは10作品、そのどれもがメガヒットを記録する面白さ。 派手な演出や深いストーリーは見応え抜群、クールな洋楽挿入曲も必聴です。 …ということで、シリーズ第8作目、映画「ワイルド・スピード ICE BREAK」で流れる主題歌・挿入歌をお届けします。 この記事で分かること ワイスピ ICE BREAK の挿入曲13曲どのシーンで使われていたのかザックリ解説YouTubeにて楽曲確認OK👌映画予告・DVDブルーレイ情報

映画【ワイルド・スピード】は、2001年から20年も続く超人気アクションシリーズ。 2021年8月6日(金)には、10作目となる最新作《ワイルド・スピード / JET BREAK》が日本でも公開になります。 ド派手なカーアクション、厚い信頼と深い絆で結ばれている仲間たち。 演出やストーリーだけでなく、随所に散りばめられたナイスな楽曲も見どころのひとつです。 …ということで、シリーズ第6作目【ワイルド・スピード EURO MISSION】の挿入曲をシーンごとにお届けします。 この記事で分かること ワイスピ ユーロミッションの挿入歌14曲どのシーンで使われたのかザックリ解説YouTube動画で楽曲確認OK👌予告・DVDブルーレイ情報

映画【リーサル・ウェポン】は、世界的に高い評価を得ている刑事アクションシリーズです。 タイトルの意味は、こんな感じ↓ 「リーサル(lethal)＝死に繋がる致命的な」 「ウェポン(weapon)＝武器・兵器」 つまりは最終兵器。そう呼ぶにふさわしい最強バディが、ド派手に事件を解決します。 主演はメル・ギブソン氏とダニー・グローヴァー氏、監督はリチャード・ドナー氏。 最新作の製作も決まった刑事アクションの名作、映画【リーサル・ウェポン】シリーズを、見る順番＝公開順にお届けします。