背景 Linux networkingには下記のような様々な構成要素があります。 ネットワークデバイス 経路テーブル フィルタ etc. これらを操作する必要がある場合、一般的には iproute2 などのコマンドラインツールから操作を行うことが多いかと思います。 しかしOpenStackやKubernetesなどの大規模なクラスタを管理する環境では、複数ホストにまたがってネットワークを動的にかつ一貫した方法で構成することが求められます。 こうしたニーズを実現するために、Linux networkingの構成要素を自作のプログラムから直接制御することが最も効率的な場合があります。 NetlinkというLinuxのサブシステムはLinuxカーネル内のネットワーク関連リソースを制御します。このNetlinkサブシステムを活用することでネットワーク管理を自動化することができます。 概要 Netl
概要: この記事では、アプリ開発者の役に立ちそうな TCP/IPネットワークに関する最低限の知識をまとめた。 あくまで視点は「アプリ開発者」なので、 現在の家庭・企業における一般的なネットワーク環境しか想定していないし、 セキュリティに関しても基本的なことしかカバーしていない。 ネットワーク機器の具体的な設定方法や診断については、より専門的な資料を参照のこと。 目的: この記事を理解すると、 まとめ問題1、 まとめ問題2 および NATの動きを理解する のような問題に答えることができる。 (逆に、現時点でこれができる人には本記事は不要。) 目次 使用するツールの準備 インターネットの作り方・概要 ネットワーク通信の原理 ネットワークの「階層」 データリンク層 IP層 (ネットワーク層) TCP層 (トランスポート層) アプリケーション層 データリンク層のしくみ 物理アドレス (MACアドレ
◆ 無線LAN - CSMA/CAとは CSMA/CAは、Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidanceの略であり、無線LANの通信規格 のIEEE802.11a、802.11b、802.11g の通信手順として採用されているものです。CSMAは、CSMA/CDと 同様に、通信開始前に伝送媒体上(無線LANでは電波)に、現在通信をしているホストがいないかどうかを 確認するというCarrier Sence(CS)、複数のホストが同じ伝送媒体を共有して現在他のホストが通信して いない場合は、通信を開始するというMultiple Access(MA)のCSMAです。そして、Carrier Senceにより 通信できる状態分かっても CSMA/CA の場合はさらにランダムな時間だけ待機してからデータを送信します。 無線LANではフレーム
オンラインゲームをするときになどに、「ポート開放」という作業が必要になることがあります。 通常、インターネットを利用時は外部からの不審なアクセスを防ぐため、ルーターを含むホームゲートウェイやPCは一定以上のセキュリティをかけています。 しかし、このセキュリティが原因でオンライン上の対戦相手との通信ができなくなってしまうと、元も子もありません。 「ポート開放」とは、この必要以上のセキュリティを解除する操作のことを意味します。 NURO 光ではポート開放が可能ですが、ポート開放の方法はルーターによって異なります。この記事では、それぞれのポート開放のやり方などを解説していきます。 NURO 光はポート開放が可能 NURO 光ではポート開放が可能です。 その際には、特別な契約をする必要はありません。また、ポート開放に対して追加料金が発生することもありません。 ポート開放はなぜ必要なのか 冒頭でも触
はじめに 分散合意アルゴリズム Raft とは 分散合意アルゴリズムとは Raft の特徴 Raft が満たす性質 Election Safety Leader Append-Only Log Matching Leader Completeness State Machine Safety TLA+ とは TLA+ による Raft の形式的仕様 TLA+ による Raft の検証方法 TLA+ Toolbox のインストール 新規 Spec の作成 Model の作成と実行 補足: コマンドラインでの検証 Raft の拡張について Leadership Transfer Membership Change Log Compaction Client Interaction おわりに Raft 理解度を調べるクイズ 参考資料 Raft に関する資料 TLA+ に関する資料 はじめに この
オープンソースで開発されるソフトウェアと安価なソフトウェア無線機器を使って、ローカルな第4世代移動通信システム(4G)のネットワークを簡単に構築できることを目指すプロジェクトが「LibreCellular」です。 Welcome — LibreCellular 21.04 documentation https://librecellular.org/ lc-website/index.rst at master · myriadrf/lc-website · GitHub LibreCellular Aims to Simplify Building LTE Networks with Open-Source - AB Open https://abopen.com/news/librecellular-aims-to-simplify-building-lte-networks-wit
あるポートへの通信をSSHで暗号化し、他のサーバーのポートへと転送する技術が「SSHポート転送」です。SSHポート転送は「ポートからポートへトンネルを通るようにデータが転送される」ことから、「SSHトンネル」とも呼ばれます。便利な技術ではありますが、「どっちのポートを転送するんだっけ……?」と、SSHトンネルを確立する方向に混乱してしまうこともしばしば。エンジニアのLinmiao Xu氏が、そんなSSHトンネルのイメージ図をコマンドとともにまとめています。 Visual guide to SSH tunnels https://robotmoon.com/ssh-tunnels/ ◆ポート転送の種類 SSHトンネルは、内部ネットワークにのみ公開されているサービスに外部からアクセスしたり、通信を暗号化したりする手段として知られています。一般的には、青色のローカルサーバーから、SSHサーバーを
オリジナルの無線LANをFPGAで作ろう 1ページ目 1-この実験企画について 最近の無線LANは驚くほど通信速度が上がって今や数百Mbpsのものが市販されています。 無線LANが当たり前になってしまった感がありますが、冷静に考えてみると不思議です。 光ファイバや電線でつながっていないのに、どうしてこんなに高速にデータを送れるのでしょうか? どんな技術が使われているのでしょうか?? この企画は、自分で無線LANを作ってみて無線LANに使われている技術を体験してみようというものです。 無線LANの技術教科書に載っている予備知識にはあまりとらわれずに、気楽にオリジナルの無線LANを作ってみましょう。 2-この実験のブロック図 この実験の大まかなブロック図です。進んでいくうちに、詳細を出していきます。 最近の無線通信の変調復調(※1)は、ほとんどがデジタル方式なっていると言われています。 デジタ
ページ内に存在する広告を自動ブロックして高速動作を可能にしたウェブブラウザ「Brave」が、2021年1月19日に「バージョン1.19」をリリースし、中央集権的な通信プロトコル「HTTP」からの脱却を掲げる分散型ファイルシステム「IPFS」を統合したと発表しました。Braveは、IPFSを統合した初のブラウザとなります。 Brave Integrates IPFS https://brave.com/brave-integrates-ipfs/ IPFS in Brave - Native Access to the Distributed Web https://blog.ipfs.io/2021-01-19-ipfs-in-brave/ Brave browser takes step toward enabling a decentralized web - The Verge ht
インターネット接続、ゲーム、サービスは必要な時にあってくれたらいいのですが、さもなければ最悪です。 Facebookは落ちていて、Gmailは送受信ができず、Slackはオフラインで職場が静まり返っている。そんなことが起こる度に、私は「なんでこうなる前に代替案を用意しておかなかったんだろう」と思います。 これは、一番不可欠で、生産性向上のツールとして幅広く使っている、Googleのサービスが使えない時に特に思います。 次にGoogleが1〜2時間使えなくなるのがいつなのか予測することはできませんが、メールやその他Googleのサービスがアクセスできている間、不意に使えなくなる前に、対策を講じることはできます。 今回提案する内容は、サービスがオフラインになったら役に立たないので、今すぐ検討した方がいいでしょう。 Gmailのオフラインモードの設定方法Gmailがオフラインの時に、メールにアク
原文(投稿日:2020/09/30)へのリンク 1980年9月30日に "The Ethernet: A Local Area Network; Data Link Layer and Physical Layer Specification" がバージョン1.0仕様として公開されてから、今日がちょうど40年目にあたる。この仕様は1981年7月、ACM SIGCOMM Computer Communication Reviewに掲載された。Ethernetは現在もコンピュータネットワークの最下層として広く使用されており、IPとその上位レベルプロコトルであるTCP/UDPの下に位置している。 1970年代から1980年代にかけてのコンピュータ間ネットワークは、プロプライエタリで制限されたものだった。この状況に対処するため、Robert Metcalfeという元Xeroxのエンジニアが、Xer
れい(猫耳の専門家)🍥 @rei_software 最近あったトラブル 証言1「朝ネットが使えないことがある」 俺(WiFi機器のスリープ復帰障害とかかな? 証言2「有線だけダメ。無線はOK」 俺(有線で朝だけっておかしいな?夜も通信してるし 証言3「Aさん(中国人)が来るとネットが使えない」 俺(人依存かよ…どうせ間違いだろ で、調査したら 2020-11-04 08:43:19 れい(猫耳の専門家)🍥 @rei_software 確かにAさんが出勤してしばらくすると20分ほどネットが使えない端末があるっぽい。 で、出勤してからの行動を見ると ・入室 ・席でカバンを置く ・給湯室でお茶をつくる ・お茶をもって席に ・大抵はメールチェック←このあたりでネットが使えない人が出始める という現象が。 2020-11-04 08:46:26 れい(猫耳の専門家)🍥 @rei_softwar
In this course, you will learn how to work with the UDP and TCP internet protocols in real-world scenarios. You will apply your skills to build small, fun networking applications in Rust — right in your browser! No previous knowledge of network programming is required, but we assume that you are familiar with Rust syntax. If you’re not, that's fine too! You can read The Rust Book and learn by prac
Raspberry Pi 4のブートローダーEEPROMイメージが更新されて、長らくベータ扱いだったPXEブートが正式版となりました。リリースノートのコミット日を見るに1週間前にはリリースされていた模様。見落としていなければ公式ブログには出ていなかった気がするので、ブログにするほどの記事ではなかったか、あるいはこれから記事になるかのどちらかでしょうか。フーム、ここのリリースノートもちゃんとRSSで読むようにするか……。 github.com アップデートは、aptでrpi-eeprom-imagesとrpi-eepromパッケージを最新の6.0-1に更新して、rpi-eeprom-updateコマンドで更新します。rpi-eeprom-updateコマンドはRaspbian起動時に自動実行されるようになっているので、おそらく手動実行しなくても再起動を2回(たぶん、1回目の再起動でイメージ適
アリス、ボブ、マロリーのイメージ図 アリスとボブ(英: Alice and Bob)は、暗号通信などの分野で、プロトコル等を説明する際に想定上の当事者として登場する典型的なキャラクター。"当事者Aが当事者Bに情報を送信するとして"のような説明文では、段階の増えた体系になるにつれ追いにくくなる。そのため、こういった具体的人名が好んで使われる。 暗号やコンピュータセキュリティでは、さまざまなプロトコルの説明や議論に登場する当事者の名前として広く使われる名前が数多くある。こういう名前は慣用的、暗示的で、ときとしてユーモアに富み、事実上メタ構文変数のように振る舞う。 典型的なプロトコル実装においては、アリスやボブのあらわす実体が自然人であるとはかぎらない。むしろコンピュータプログラムのように、信頼され自動化された代行者であることが多い。 キャラクターの一覧[編集] この一覧のほとんどは、ブルース・
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