安価に入手できるロータリエンコーダをArduinoに接続してカウント値を読み出せるようにします。次の写真はアダプタ基板WSN361を使ってブレッドボードに実装したときのものです。 単純な方法ではチャタリングがでて、正確にカウントできないことがありますが、ここではチャタリングキャンセル処理を入れて正確にカウントできるようにします。 ロータリエンコーダの種類 ロータリエンコーダにはアブソリュート型とインクリメンタル型の2種類があります。アブソリュート型というのは、角度データが絶対値で読み出せるものです。対する、インクリメンタル型は現在位置からどれほど回転したかを読み出せるものです。一般的にアブソリュート型は高価です。安価なものは100円前後で購入できるものもありますが、オムロンの産業用のエンコーダは数万円するようなものもあります。 さらに、パルスを検出する方法に機械的な電気接点を利用するものと