「見る力」と「言語化する力」の鍛え方 「見る力」と「言語化する力」はどのようにして養えるのでしょうか。 「見る力」はデザインの細部に着目し、「何がどのようになっているのか」を考えることで鍛えられます。文章の一部が他の文字と違う色に変わっている、写真の服の色と図形の色が同じ、ロゴと文字が中央揃えになっている、背景がグラデーションになっている……など、小さな範囲でできるだけ多くの要素を発見してみましょう。 デザイン全体を見るのではなく、次の5つのカテゴリごとにグループ分けして観察すると、具体的な要素を発見しやすくなります。 ・文字:フォントの種類、色、大きさ、太さ、文字間、行間、ふりがななど ・図形:形、色、大きさ、太さ、塗り、線、写真の切り抜きなど ・色:色数、組み合わせ方、色ごとの割合、色相・明度・彩度など ・背景:要素との重ね方、使用する素材、切り抜き方、余白・枠、質感(テクスチャ)、模