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  • 医学部不正入試問題をラップで歌い上げたcrystal-zさん―ニュースの後の人生とは |

    「年齢のハンデ?夢にさえ思わねえ」とラップをするのは、crystal-zさん。30歳を過ぎて医学の道に進むことを決意した彼の経験を歌った「Sai no Kawara」は、多くの人々の心に響いている。医学部不正入試問題の被害者となり、悲劇の主人公だった彼は、現在どんな生活を送っているのだろうか。ニュースの当事者の続きの物語に迫っていく。 不誠実な大学側の対応への怒り 医学部不正入試問題が発覚した2018年。この年、crystal-zさんのもとにも、電話口で当は受かっていたことが告げられた。すでに地方の国立大学に進学していたこともあり、最初は他人事のような気持ちだったものの、人生を変えられた受験生たちの気持ちをないがしろにするような対応に、怒りが湧いてきたという。 「不正じゃない」と激しい口調で話す「Sai no Kawara」の最後のサンプリングは、実際に大学に話を聞きに行った際の音声であ

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