(CNN) 米大陸北部のアラスカ州アンカレジで独立記念日の4日、観測史上最高となる華氏89度(セ氏31.6度)を記録した。 国立測候所によると、89度の気温はアンカレジの空港で観測された。1969年6月14日の記録を上回る同州史上最高の暑さだった。 この日はアラスカ州南部で記録的な暑さになると予想されており、平年を上回る暑さは来週いっぱい続く見通し。 国立測候所アンカレジ支部によると、先月の平均気温は6月としては観測史上最高の華氏60.5度(セ氏15.8度)を記録、平年を5.3度上回った。同地で観測を始めたのは65年前の1954年。平均気温は6月までの16カ月連続で平年を上回り、6月の30日間は全日、平年を超えた。 アラスカ上空は高気圧に覆われて南からの温かい空気が流れ込み、海上から大陸へと流れる寒気を押しとどめている。5日以降は、少なくとも沿岸部ではやや気温が下がる見通し。 同州は6月、