昨年の古代ローマ時代の食の歴史の続きで今年は中世。 中世もイタリアで「アルト・バッソ」と2段階で分けている様子を先週ご紹介いたしました。 今日はその続きです。 お付き合いのほどよろしくお願いいたします。 多くはシンプルで美味しい料理が多かった中世。 健康志向も強く素材の組み合わせによってダイエットや漢方療法としての食材の捉え方も見受けられる。但し栄養学が進化した現代と違い、今風に言えば経験値を基に健康法や健康術などの民間療法と考えた方が良いでしょう。 当時の資料を見ると旬の野菜や階級によって消費される種類の違いがあったり産地も限られていた様子がわかります。 現代ではイタリア料理と言えば「=トマト」も、まだアメリカから持ち込まれていないこの時代はどんな食生活をしていたんでしょうか。そうそう他にもジャガイモやトウモロコシもなかったんです。 ニョッキと言えば「=ジャガイモ」と思われるかもしれませ