Windows XP&2000のDirectXに脆弱性。PCが悪意の第三者から操作される危険あり ライター:Jo_Kubota 北米時間2009年5月28日,Microsoftは,DirectXの新たな脆弱性に関する「セキュリティアドバイザリ」を公開した。それによると,影響を受けるOSはWindows XP/2000/Server 2003で,すでに限定的な攻撃が行われていることが確認されているという。 Windows Vista(やWindows Server 2008)は対象外だ。 →マイクロソフトセキュリティアドバイザリ(971778) 脆弱性が見つかったのは,DirectXでストリーミングメディアを担当するDirectShowのコンポーネントで,悪意をもって作成されたQuickTime形式のファイルを実行すると,リモートでコードが実行される(=PCの制御が外部から可能となる)という