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福祉に関するmoondriverのブックマーク (30)

  • 「事実を認めない」から始まった私の介護敗戦

    「母が認知症? …まさかね」。働き盛りの世代なら誰だって、いま確立している生活を崩したくないもの。「認めないうちは、現実にならない」。そんな意識から見逃した母の老いの兆候が、やがてとんでもない事態に繋がっていく。初動の遅れ、事態認識の甘さ、知識、リソースの不足…ノンフィクション作家の松浦晋也氏が、自ら体験した「介護敗戦」を赤裸々かつペーソスと共に描く、「明日は我が身」にならないための、笑えない連載です。松浦氏曰く「私の屍を越えて、ぜひ、備えて下さい」。 同居する母の様子がおかしいとはっきり気がついたのは、2014年7月のことだった。「預金通帳が見つからない」と言いだしたのである。 一緒に探すと通帳はいつものところにあった。 やれやれと思うと数日後にまた「預金通帳がない」という。 探すといつものところにある。 これを繰り返しているうちに、年金が振り込まれる口座の通帳から、最新の振込まるまる1

    「事実を認めない」から始まった私の介護敗戦
  • 「白杖シグナル運動」の危うさについて | 馬の耳にロバの耳

    また「白杖シグナル運動」の情報がツイッター上で激しく拡散しており、当事者のみなさんが「火消し」に追われているようです。私は当事者ではありませんが、ブラインドサッカーに関わっていることもあって、白杖関係の情報や白杖ユーザーの意見などにも継続的に目配りしてきました。そこで、この「運動」の問題点を私の知る範囲で整理しておこうと思います。かなり長くなりますが、それだけ、この問題はフクザツだということです。簡単に理解しようとしてはいけません(私自身もまだ理解不足のところはあるだろうと思います)。 1)この「白杖頭上50cmシグナル」のことを初めて知った人の多くは、「日全国の白杖ユーザーがこの約束にしたがってシグナルを発信しているのに、彼らを助けるべき晴眼者がその意味を知らないのは良くない」と思うでしょうが、そうではありません。これは福岡県盲人協会が提唱し、これから全国に広めようと画策している新しい

    「白杖シグナル運動」の危うさについて | 馬の耳にロバの耳
  • 新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。

    新R25は、いま注目のビジネスパーソンが集結する「ビジネスバラエティメディア」です。「シゴトも人生も、もっと楽しもう」をコンセプトに、R25世代のみなさんが一歩踏み出すあと押しをするコンテンツをお届けします。

    新R25 - シゴトも人生も、もっと楽しもう。
    moondriver
    moondriver 2017/02/10
    「意を唱える」が気になって文章が頭に入らないのはさておき白杖SOSシグナルに対する消極/否定的な視点
  • 「なめんな」と言われる立場になってみよ

    神奈川県小田原市で、生活保護を担当する職員らが、「保護なめんな」などとプリントされた揃いのジャンパーを着用して、生活保護家庭を訪問していたことがわかった(こちら)。 わかりにくいニュースだ。 「何を言うんだ。わかりやすいニュースじゃないか」 と思った人もいることだろう。 が、このニュースは、受け止める側の考え方次第で、様々な読み取り方が可能なところが眼目で、その意味では、むしろ、わかりやす過ぎると言うべきなのかもしれない。 まず、見出しを見るなり、 「なんという非道な仕打ちだろうか」 と、そう思った人がいるはずだ。 そういう人たちにとって、このニュースは、市職員による生活保護家庭への非道な仕打ちと受けとめるほかに、解釈の余地のない、大変に「わかりやすい」ニュースだったことになる。 けれども、反対側には 「保護なめんなのどこがいけないんだ?」 と思っている人々がいる。 揃いのジャンパーを作っ

    「なめんな」と言われる立場になってみよ
  • 貧困報道を「トンデモ解釈」する困った人たち

    「子供のことが心底憎いって思ってる親がいるはずがないって、わたし、生まれてから100回ぐらい他人に言われた。けどわたしが施設で暮らしてる間、母親から“あんた生むんじゃなかった”って手紙も100通ぐらい送られてきた気がする。母親の手紙にカミソリ入ってたことだってある」 「俺はヤクザになりたくないから東京に来たんですよ。中学卒業して地元でっていきたかったら、ゲソ付ける(ヤクザになる)かヤクザの下で働く以外に選択肢がない地元って、鈴木さんわかります?」 「少なくともウチが通ってた高校じゃ、高校中退した理由が親の失業だって同級生がクラスに8人いました」 「初めての援交の相手はママの元カレです。あたしのママは、ばあちゃんに“シングルマザーでも娘3人生めば家が建つ”って言われて育ったんだって。女は中学卒業すりゃ夜職に突っ込んで稼がせることできるからって。実際、ママは中3からずっと夜職」 「鈴木さんて

    貧困報道を「トンデモ解釈」する困った人たち
  • 本田由紀さんのツイート: "今日は、様々な専門分野の大学院生に講演をする機会があり、終わった後の質疑応答で、「なぜそもそもセーフティネットなどが必要なのでしょうね?努力しない

    今日は、様々な専門分野の大学院生に講演をする機会があり、終わった後の質疑応答で、「なぜそもそもセーフティネットなどが必要なのでしょうね?努力しないで貧困なら仕方ないですよね?」というような質問が複数、真顔で出されて、この人たちの生きている世界の狭さを思い知った。知ってはいたが。

    本田由紀さんのツイート: "今日は、様々な専門分野の大学院生に講演をする機会があり、終わった後の質疑応答で、「なぜそもそもセーフティネットなどが必要なのでしょうね?努力しない
  • 今の保育園の問題は、「日本の競争力強化の阻害要因」の問題であって「弱者救済の福祉の不備」の問題ではない。 - 蕎麦屋

    大好きとろろ蕎麦です。今日はタイトルだけ覚えて帰ってください。 今日も長いので要旨 保育園落ちた、というのは"認可"保育園に落ちた、という意味ではなくて"保育園"に落ちた(預ける選択肢がなくなっている)、ということ そのため、来働いて経済に貢献できるはずの人が働けなくなる、経済にとっての機会損失が発生しており、結果日の競争力低下につながる問題(全般的には、”女性の社会進出”を阻む壁、という事になってるかもしれません) 解決に向けては、短期的には「認可保育園の月謝の累進性をもっと上げる事」「普通のサービス業として成り立つ保育サービス業の拡充」、中長期的には「会社側での働き方の見直し」が考えられる 身もふたもないけど、ここ5年スパンぐらいでは、「4-6月に子供を産むよう家族計画する」のが一番の攻略法 ぶっちゃけ、今落ちてる人たちが保育園なくたって死にはしないので、ある程度はしょうがない

    今の保育園の問題は、「日本の競争力強化の阻害要因」の問題であって「弱者救済の福祉の不備」の問題ではない。 - 蕎麦屋
  • はてなブックマーク - 自慰行為が制限される苦しみを考える - 脳髄にアイスピック

    ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有

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  • 自慰行為が制限される辛さを考える - 脳髄にアイスピック

    今年に入ってから不倫に関する騒動が相次いでおり、やれCM降板だの、やれ議員辞職だの不倫に対する世間の風向きの強まりを感じる今日この頃で、不倫が週刊誌にすっぱ抜かれても動じることなく職務を全うした和田豊元阪神タイガース監督のメンタルの強さを改めて思い知るわけですが、そんな最中にさらなる大物として出てきたのが、乙武洋匡氏。 来る7月の参院選において自民党からの出馬も予定されており、東に裏切られたと嘆いている人がいれば、西ではここぞとばかりに不謹慎ジョークが爆発したりと、それぞれ色々と思うこと、言いたいことはあるのでしょうが、ここで普段ヤリチン野郎は殺せと主張してやまない私が少しためらってしまうのは、乙武氏の下半身事情がちょっと特殊というか、ストレートに言えば乙武氏ってオナニーができないじゃないですか。 日人男性の日々の楽しみの七割がオナニーで占められているというのはGHQの調査でも明らかです

    自慰行為が制限される辛さを考える - 脳髄にアイスピック
  • 追記有)障害児産んだら人生終わったから、日本死ねっつーか死にたい

    ↓これ読んだら居てもたってもいられなかったから、便乗して日記を書いてみる。 ■保育園落ちた日死ね!!! http://anond.hatelabo.jp/20160215171759 私は数ヵ月前に第一子を産んだ。 私20代、夫30代。 二人とも正社員だけど給料は高くない。 まあごく普通の夫婦。 共働きならなんとか子育てしながらやっていけると思った。 だけど、生まれたのは口からミルクを飲むことも息をすることもままならない重度の障害児だった。 医師や保健師からは、こういう状態の子供を産んで働いている母親はいないと言われた。 人工呼吸器をつけていたり、鼻に入れたチューブから栄養を取っている子はどこの保育園でも預かってもらえない。 みんな子供の介護をしながら、手当てをもらって暮らしている。それが当たり前だって。 手当てといっても給料と比べればわずかな額だ。 片働きになれば、今の家には住めなくな

    追記有)障害児産んだら人生終わったから、日本死ねっつーか死にたい
  • やまもといちろう「「年金廃止」「医療費負担を増額」 なんてことをしてしまうと 猛烈な勢いで高齢者が死んでしまう。 そんな社会は望ましくない」|賢人論。|みんなの介護

    中編「介護行政の厳しい現状を緩和させるためには、「姥捨て山拠点」をつくる必要があるかもしれない」で、“介護の今”について厳しい指摘をしたやまもと氏。最終回となる今回は、自身がロシアで体験した「社会保障が崩壊するということ」を踏まえて、高齢化が進む日社会における、社会保障全体が抱える問題の解決策を探っていく。 取材・文/みんなの介護 「社会保障をこれだけ下げましょう」という結論に至るには、まだまだ議論が足りない みんなの介護 中編のお話(「介護行政の厳しい現状を緩和させるためには、「姥捨て山拠点」をつくる必要があるかもしれない」)を伺っていると、「地方創生」という命題が当に必要なことなのか、疑問に思えてきてしまいます。 やまもと 福島県のとある町があるんですが、ここを例にとってみましょうか。ここは、中核市からさらに奥まった秘境のような場所なんですが、そこにいた企業群は早くに撤退していきま

    やまもといちろう「「年金廃止」「医療費負担を増額」 なんてことをしてしまうと 猛烈な勢いで高齢者が死んでしまう。 そんな社会は望ましくない」|賢人論。|みんなの介護
  • みんなの介護

    このページは、お使いのコンピュータ―ネットワークから利用規約に違反すると考えられるリクエストが自動検出されたときに表示されます。 みんなの介護では、サービスを通常に利用する行為を超え、サーバーに負荷をかける行為、 もしくはそれを助長するような行為、HTMLデータを収集して特定のデータを抽出する行為、 その他サービスの運営・提供、もしくはカスタマーによるサービスの利用を妨害し、 またはそれらに支障をきたす行為を禁止しています。 利用規約に違反する行為と判断した場合、 プロバイダに対し、IPアドレスから個人情報開示請求を行い、 損害賠償等、法的措置を含めた対応を行う場合があります。 IPアドレス:133.242.243.6 時間:2023/08/04 18:39:51 URL:https://www.minnanokaigo.com/errors/block 詳しくは利用規約をご確認くだ

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    moondriver
    moondriver 2016/02/18
    意義あるインタビューだとは思うんだけれど、この「賢人論。」って企画、第1回 堀江貴文、第2回 田原総一郎、第3回 太田光代、第4回 猪瀬直樹、第5回 乙武洋匡、第6回 ちきりんって面子なのね……
  • 第1回 日本に広がる新たな飢餓:日経ビジネスオンライン

    「働いても、十分な事がとれない人が増えている」 『ナショナル ジオグラフィック日版』2014年8月号「米国に広がる新たな飢餓」で、そんな米国におけるワーキングプアの実態がリポートされている。 記事の冒頭に取り上げられたアイオワ州のある家庭。夫には住む家があり、職にも就いている。にもかかわらず、べ物が底を尽くことがしばしばある。そうなると、母親は3歳の息子を朝抜きで幼稚園に送り出す。その描写が痛々しい。 筆者のトレイシー・マクミランは、こう述べている。 「料不安を抱える人は、2012年には全米で4800万人に達した。これは1960年代末の5倍に当たり、90年代末と比べても57%増えている」 ここでいう「料不安」とは、日々の料を確保できない場合がある状態のこと。米国では、6人に1人が1年に1回は料不足に陥っているというのである。そして、その割合は欧州諸国では、20人にひとり程

    第1回 日本に広がる新たな飢餓:日経ビジネスオンライン
  • 新たな飢餓…貧しいのになぜ太る?:日経ビジネスオンライン

    テキサス州ヒューストンの北に位置する郊外住宅地スプリングで、若い父親が無料の事にありつこうと、危険を承知でハイウェーを歩く。郊外では、低所得世帯が増え、貧困率とSNAP(料費の公的扶助)の受給率が高まっている。(Photograph by Kitra Cahana/National Geographic) 大恐慌時代とはまったく異なるタイプの飢えが、今の米国をむしばんでいる。 「祖母の世代の飢えとは違います」と、ニューヨーク市立大学の社会学者ジャネット・ポッペンディークは説明する。「賃金の低下が原因で、働いているのにまともな事ができない世帯が増えているんです」 米政府は、前の年に十分な料がない時期があった家庭を「料不安」世帯と呼んでいる。うち半数以上が白人家庭だ。また、子どものいる料不安世帯のうち、3分の2には働く大人がいて、多くが常勤の仕事に就いている。 「料不安」4800

    新たな飢餓…貧しいのになぜ太る?:日経ビジネスオンライン
  • 佐村河内問題が引き起こした厄介なこと くねくね科学探検日記

    ソチ・オリンピック前に世間を騒がした、佐村河内氏のゴーストライティング問題。まあ、おれはそのゴーストだったとかどうとかは、ほとんど関心はないのね。 それよりも、なんだかイヤンな感じがするのは、この事例によって、障害というものに対する一般の認識が、今まで以上に現実から解離しちゃうだろうって事だ。 もともと、健康な人は、障害とは実際どういうことなのか、ほとんどイメージできていないと思う。 家族とかごくごく身近な人に障害を持つ人がいるとか、障害者と密接に関わる職業の人ならまあまあ解るとは思う。 だけど、そうでない人は、たとえ善良で障害者には優しくしたいと心がけている人であっても、実際を知る機会があまりない。 そうなると、その障害のイメージは、メディアから受け取る情報と、実際には根拠の乏しいうわさ話に基づくものしかないんだよね。 ところが、ドキュメンタリーやドラマで取り上げられる障害は

  • 無業者の自殺率

    自殺とは「孤立の病」であるといわれます。「人は集団に属さずして,自分自身だけを目的にして生きることはできない」。デュルケムの名言ですが,あらゆる縁から隔絶されている人間の自殺率がべらぼうに高いことはよく知られています。 縁といっても,血縁・地縁などいろいろありますが,職業生活の比重が増している現代では,職縁,つまり職業集団に属しているかどうかが大きいと思われます。デュルケムも,自殺の防止に際して職業集団の役割を強調していますしね。 今回は,生産年齢人口の自殺率が,有業か無業かによってどう変異するかをみてみようと思います。こういうデータは,当局の白書等で公表されていないようですので,みなさんの参考になればと存じます。 まずは分子の自殺者数ですが,厚労省の『人口動態職業・産業別統計』から,2010年度間の自殺者数を有業・無業別に知ることができます。私の属性(30代後半男性)でいうと,有業者の自

    無業者の自殺率
  • 道徳教材に「二宮金次郎」、何が問題なのか?

    先週、テレビ朝日の番組『朝まで生テレビ』に出演しました。テーマは安倍教育改革に関してでしたが、そこで、この4月から学校現場で使用されるという道徳教材『わたしたちの道徳』が紹介されていました。番組内では中身を見ることはできなかったのですが、終了後に文部科学省のホームページへ行って内容を見た私は愕然としました。 小学校1・2年生用の教材に、何と「二宮金次郎」が取り上げられていたのです。戦前の「修身」教育の象徴として、全国の学校に「焚き木を背負って運びながら読書をする」銅像の建てられていた、「あの」二宮金次郎です。 ストーリーは単純で、「幼くして両親と死別した金次郎は、おじの家に引き取られた。読書好きの金次郎は夜遅くまで読書をしていたところ、菜種油を無駄遣いするなとおじに怒られた。そこで金次郎は自分で畑を耕して菜種を収穫して読書を続けて立派な人になった」というものです。 愕然としたというのは、こ

    道徳教材に「二宮金次郎」、何が問題なのか?
  • (報われぬ国)高齢者を放り出す自治体:朝日新聞デジタル

    4月から消費税率が8%に上がり、「負担増の時代」が幕を開ける。だが、負担は超高齢化社会で報われるのだろうか。社会保障の現場から報告します。     ◇ 沖縄県北部にある老人ホームに、がらんとして薄暗い一角がある。鉄筋2階建てのうち2階の半分を占める養護老人ホームだ。 「昔はね、満室だった。毎日カラオケをしてにぎやかだった。すっかり人も減って。寂しいね」。サノさん(89)がぽつりと言う。 定員は50人なのに入所者は28人しかいない。30室ある一人部屋はほとんど空室で、4畳半にベッドがぽつんと置かれているだけだ。 養護老人ホームは、貧しかったり身寄りがなかったりして自力で暮らせない高齢者(65歳以上)を受け入れる。老後の安心を守る最後のとりでだ。介護が必要な高齢者が介護保険を使って入る特別養護老人ホームと違い、自治体が「措置」という名で入所を決め、費用をすべて負担する。 サノさんが入る養護とは

    (報われぬ国)高齢者を放り出す自治体:朝日新聞デジタル
  • 朝日新聞デジタル:老人ホーム、運営転々でサービス低下 突然の値上げも - 社会

    生活科学運営(東京)の有料老人ホーム「ライフハウス友だち村」=静岡県伊豆市「ワタミの介護」の社長と、入居者の家族会が開いた会議での主なやり取り  投資ファンドのジェイ・ウィル・パートナーズ(東京)が売却交渉を進めている「生活科学運営」(同)。同社が運営する静岡県伊豆市の有料老人ホーム「ライフハウス友だち村」で、管理費の値上げをめぐって入居者と運営者の激しい対立が起きている。 追い出される「償却切れ老人」  「1人で入居している方の管理費を8月から2割値上げします」。施設長らが5月、入居者との懇談会で伝えた。ジェイ・ウィルがこのホームの運営権を握ってから半年たっていた。  「なぜ突然値上げするのか」。そう感じた入居者たちは理由の説明を求めたが、施設長らは「赤字だから」「これは決定事項」と繰り返すだけだった。  前日に作り置きし、冷めた朝をとらせるようになるなど施設の運営方法が少しずつ変わり