ブックマーク / www.natureasia.com (22)

  • 心理学:人間は、引くことによる改善を好まない | Nature | Nature Portfolio

    人間が物や考え、状況の改善を求められた時、その要素の一部を引くのではなく、新しい要素を足す傾向があることを報告する論文が、Nature に掲載される。その結果として、新たな要素を加えて問題を解決する方法が採用され、特定の要素を除去する方法は、たとえ優れた代替案であっても検討されない可能性がある。 物や考えの改善(例えば、技術開発や主張の強化)は、斬新な点を加えること、あるいは、既存の要素を減らして物や考えを合理化することで達成される。しかし、人間は、可能性のある全ての選択肢を探索することによる疲労に対処するために、検討する考えの数を絞り込む傾向があり、最適解が得られないことが多い。 今回、Gabrielle Adams、Benjamin Converseたちの研究チームは、1153人が参加した実験で、さまざまな課題(例えば、幾何学パズルを解くこと、レゴで作られた構造物の安定性を高めること、

    心理学:人間は、引くことによる改善を好まない | Nature | Nature Portfolio
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    mtane0412 2021/04/08
  • ヒトの進化:初期人類の行動を示す証拠が内陸部で見つかった | Nature | Nature Portfolio

    初期現生人類が複雑な行動を取っていたことを示す証拠が、アフリカ南部の内陸部で見つかったことを報告する論文が、Nature に掲載される。この知見は、ヒト(Homo sapiens)の複雑な行動が沿岸環境で出現したとする最も有力な見解に異議を唱えるものだ。 現生人類が黄土色の顔料、非用貝の貝殻、装飾された人工遺物などの象徴的資源を使用していたことを示す証拠としてこれまでで最古のものは、アフリカのさまざまな沿岸域で出土し、12万5000~7万年前のものとされる。 今回、Jayne Wilkinsたちは、カラハリ砂漠南部の南アフリカ共和国内の海岸線から約600キロメートル内陸に位置するGa-Mohana Hill North岩窟住居遺跡で発見された約10万5000年前の考古学的遺物について報告している。出土した人工遺物の中には、意図的に収集されて持ち込まれたと考えられる方解石結晶が含まれていた

    ヒトの進化:初期人類の行動を示す証拠が内陸部で見つかった | Nature | Nature Portfolio
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    mtane0412 2021/04/02
  • 人間行動学:フェイクニュースをシェアすることに対する考えを変えさせるには | Nature | Nature Portfolio

    オンラインでニュース記事をシェアする人々に記事の見出しが正確かをよく考えるよう促すことで、シェアされるニュース記事の質が高まることを明らかにした論文が、今週、Nature に掲載される。ツイッター上での現場実験を含む今回の研究では、ソーシャルメディアプラットフォームで、ユーザーに対して情報の正確さを確認するように注意喚起することで、オンラインで目にするニュースの質が高まる可能性のあることが示唆された。 今回、Gordon Pennycookたちの研究チームは、人々がソーシャルメディア上で誤った情報を共有する理由を解明し、こうした行動を減らす方法を模索するために、実験参加者にニュースの正確さを評価させた上でそのニュースをシェアするかどうかを尋ねる調査実験をいくつか行った。最初の実験では、参加者のグループに一定数の実際のニュース記事(その半分は誤報)を提示して、見出しの正確さを判定させるか、見

    人間行動学:フェイクニュースをシェアすることに対する考えを変えさせるには | Nature | Nature Portfolio
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    mtane0412 2021/03/18
    “見出しの正確さを考えるように促された参加者は、誤ったニュース記事をシェアする頻度が低下する”
  • 進化:ネアンデルタール人の聴覚は我々と同じだったのかもしれない | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio

    ネアンデルタール人は、現生人類と同様の聴力と発声能力を有していたことを、ネアンデルタール人の外耳と中耳のコンピューター断層撮影(CT)スキャンおよび聴覚生体工学モデルによって明らかにした論文が、今週、Nature Ecology & Evolution に掲載される。 絶滅したヒト族の文字記録や音声記録が残っていないため、その言語能力はほとんど明らかにされていない。しかし、絶滅したヒト族の耳のモデルの再構築と検証から、知見を得る手段が得られており、最近の研究では、初期のヒト族の発声能力と聴力が現生人類ほど高度ではなかったことが示されている。 Mercedes Conde-Valverdeたちは、既報の化石標に基づいてバーチャルに復元したものを用いてネアンデルタール人の耳の音響伝送力を調べ、ネアンデルタール人が聞き、そしておそらく発したと考えられる音の範囲を再現した。その結果、ネアンデルタ

    進化:ネアンデルタール人の聴覚は我々と同じだったのかもしれない | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio
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    mtane0412 2021/03/02
  • 計算機科学:過去の状態に立ち返る手法で複雑な課題を解決するAI | Nature | Nature Portfolio

    アタリ社の「モンテスマの復讐(Montezuma’s Revenge)」や「ピットフォール(Pitfall)」などの古典的なビデオゲームで、人間のプレイヤーや最先端の人工知能システムよりも高いスコアを達成する強化学習アルゴリズムのファミリー「Go-Explore」について報告する論文が、今週、Nature に掲載される。このアルゴリズムは、複雑な環境をよりよく探索するための方法になっており、真にインテリジェントな学習エージェントの作成に向けた重要な一歩となる可能性がある。 強化学習は、人工知能システムが、複雑な環境を探索し理解した上で決定を下し、最適な報酬の獲得法を学習できるようにするためのトレーニングに使うことができる。この報酬には、ビデオゲームでロボットが特定の場所に到達することや1つのレベルを完了することなどがある。しかし、既存の強化学習アルゴリズムは、フィードバックがほとんど得られ

    計算機科学:過去の状態に立ち返る手法で複雑な課題を解決するAI | Nature | Nature Portfolio
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    mtane0412 2021/02/25
    “真にインテリジェントな学習エージェント” 強そう
  • 動物行動学:イヌには身体意識があって自分の行動の結果を理解できるのかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio

    イヌは自分の体を障害物として認識していて、自分の行動の結果を理解している可能性のあることが、32匹の飼い犬を対象とした研究から明らかになった。この結果を報告する論文が、Scientific Reports に掲載される。 これまでの研究から、イヌは共感や社会的学習といった複雑な認知能力を有することが明らかになっているが、彼らが何らかの形の自己認識を示すのかは分かっていない。 今回、Péter Pongrácz、Rita Lenkeiたちの研究チームは、イヌに「体が障害物になる」課題をさせる実験を行った。この課題は、小型マットの上に立たせたイヌが、マット上に配置した玩具を飼い主に渡すというもので、玩具をマットに固定した場合には、イヌは、玩具を飼い主に渡すためにマットから降りなければならない。 実験の結果、玩具をマットに固定した場合、玩具を地面に固定した対照実験と比べて、イヌはマットから降りる

    動物行動学:イヌには身体意識があって自分の行動の結果を理解できるのかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio
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    mtane0412 2021/02/19
  • 遺伝学:カリブ海沿岸地域の人類集団史には2つの大きな移動の波があった | Nature | Nature Portfolio

    ヨーロッパ人が到来する前のカリブ海沿岸地域での人類の定住は、2つの大きな移動の波によるものだったことを報告する論文が、今週、Nature に掲載される。今回の研究では、古代カリブ海沿岸地域の人類集団史の詳細な分析が行われ、こうした先住民の子孫がカリブ海沿岸地域に現存していることが明らかになった。 カリブ海沿岸地域に人類が初めて定住してからヨーロッパ人の到来(今から約500年前)までの間のカリブ海沿岸地域の人類集団史に関して、解明されていることは比較的少ない。今回、David Reichたちの研究グループは、約3000年前〜400年前にカリブ海沿岸地域に住んでいた174人の古代人のゲノムを分析し、このデータや他の公開データを用いて、古代人の集団のサイズや移動を調べた。この地域には、約3000年前までに、中米または南米北部の人々が定住し、石器技術をもたらした。その後、この集団の大部分は、移民の

    遺伝学:カリブ海沿岸地域の人類集団史には2つの大きな移動の波があった | Nature | Nature Portfolio
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    mtane0412 2020/12/24
    “今回の研究では、全体の集団サイズははるかに小さく、数万人だったことが示唆された。”
  • 海洋生物学:イセエビが発する音は3キロメートル離れていても検出できる | Scientific Reports | Nature Portfolio

    ヨーロッパイセエビ(Palinurus elephas)が発する音(antennal rasp)は、水中で最大3キロメートルの範囲内で検出可能なことを報告する論文が、Scientific Reports に掲載される。イセエビは、目の下にある「やすり」のような組織に第二触角をこすりつけて音を発し、コミュニケーションや捕者への対処に用いていると考えられている。この音を検出することは生物保全活動に役立つ可能性があると、今回の研究は示唆している。 今回、Youenn Jézéquelたちの研究チームは、フランスのサン=タンヌ・デュ・ポルツィック湾で24匹のイセエビが発した1560回のantennal raspを録音した。この録音は、イセエビから0.5~100メートル離れた場所に設置された8台の水中マイクロホンを用いて行われた。100メートル離れた場所で録音できたのは大型の個体が発した音だけで、

    海洋生物学:イセエビが発する音は3キロメートル離れていても検出できる | Scientific Reports | Nature Portfolio
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    mtane0412 2020/05/25
    大きなシノギの匂いがするな
  • 進化:ヨーロッパ最古の現生人類の証拠 | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio

    進化:ヨーロッパ最古の現生人類の証拠 Nature Ecology & Evolution 2020年5月12日 Evolution: Evidence for the earliest modern humans in Europe ヨーロッパ南東部の洞窟から初期の現生人類の骨および関連の人工遺物を発見し、その年代測定を行ったことを報告する2編の論文が、今週、Nature とNature Ecology & Evolution に掲載される。今回発見された化石のヒト族は、後期旧石器時代のホモ・サピエンス(Homo sapiens)の既知最古の例となる。 ホモ・サピエンスは約4万5000年前までにヨーロッパに入り、間もなくネアンデルタール人と入れ替わった。この集団の入れ替わりの時代は、中期~後期旧石器時代の移行期として知られている。この移行期の事象の正確な時期に関しては、直接的な年代測定が

    進化:ヨーロッパ最古の現生人類の証拠 | Nature Ecology & Evolution | Nature Portfolio
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    mtane0412 2020/05/12
    “現生人類は4万5000年前以前に中緯度ユーラシアへ進出してネアンデルタール人と同じ時代を過ごし、その行動に影響を与えた末に、ネアンデルタール人に取って代わったことが示された。”
  • Y染色体の進化学 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio

    Y染色体は、進化の初期に多数の遺伝子が喪失したものの、現存生物種のY染色体に残っている遺伝子は極めて安定していることが、さまざまな哺乳動物のY染色体塩基配列の比較から明らかになった。 哺乳類の性を決定するX染色体とY染色体は、1対の常染色体から進化した。そしてY染色体は、祖先染色体から遺伝子が急速に失われたことで進化したと考えられている。Y染色体が急速に退化したという考え方1は、ショウジョウバエでの観察結果により支持されている。ショウジョウバエでは、ネオY染色体(常染色体と性染色体との融合によって作られた染色体)、または新たなY染色体断片が出現する際にこうした退化が観察されているのだ2。Nature 2014年4月24日号では、Daniel W. Bellottら3(494ページ)とDiego Cortezら4(488ページ)が、Y染色体上の遺伝子の進化について詳しく説明している。彼らは、

    Y染色体の進化学 | Nature ダイジェスト | Nature Portfolio
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    mtane0412 2020/04/20
  • 化石:100年前に出土したアフリカのヒト族の頭蓋骨 | Nature | Nature Portfolio

    化石:100年前に出土したアフリカのヒト族の頭蓋骨 Nature 2020年4月2日 Fossils: African hominin skull comes of age 1920年代にザンビアの洞窟内堆積物(年代不明)から発掘された重要なアフリカのヒト族の頭蓋骨化石の最適年代推定値が29万9000年前であることを報告する論文が、今週、Nature に掲載される。このブロークンヒル(カブウェ)の頭蓋骨について報告した論文がNature で発表されたのは約100年前のことだったが、今回の研究結果は、ヒト族の系統樹におけるブロークンヒルの頭蓋骨の位置付けに役立つ。 ブロークンヒルの頭蓋骨は、1921年に金属鉱石の採掘中に洞窟内堆積物から発掘され、当初は、新種ホモ・ローデシエンシスの頭蓋骨とされたが、最近になって、更新世中期にヨーロッパとアフリカで生活していたホモ・ハイデルベルゲンシスのものと

    化石:100年前に出土したアフリカのヒト族の頭蓋骨 | Nature | Nature Portfolio
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    mtane0412 2020/04/02
    発掘が古いと年代測定が難しいシチュエーションがあるのか
  • 食品科学:牛肉に似た培養肉の作製に役立つ足場材料 | Nature Food | Nature Portfolio

    品科学:牛肉に似た培養肉の作製に役立つ足場材料 Nature Food 2020年3月31日 Food science: Beefing up cultured meat 培養肉の生産に用いる用の足場材料の新しい作製方法について報告する論文が、Nature Food に掲載される。この足場材料は、組織状ダイズタンパク質から作られており、人間がべる牛肉に似た製品の生産に用いることができる。この牛肉似の製品は、暫定味見試験で、好成績をあげた。 培養肉は、進化途上の技術であり、畜産を行わずに肉を生産できる。培養組織の作製には、3次元の足場材料が必要で、これが、作製された細胞の支えとなり、動物の筋肉が成長する環境を模倣する。また、この足場材料は、用に適していることと適切な栄養価と感が必要とされる。 この論文で、Shulamit Levenbergたちは、費用効果が高く、用に適しており

    食品科学:牛肉に似た培養肉の作製に役立つ足場材料 | Nature Food | Nature Portfolio
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    mtane0412 2020/03/31
    培養肉作ってみたい
  • 機械学習:匂いを嗅ぐアルゴリズム | Nature Machine Intelligence | Nature Portfolio

    機械学習:匂いを嗅ぐアルゴリズム Nature Machine Intelligence 2020年3月17日 Machine learning: An algorithm designed to smell 匂いの生物学的知覚を模倣した設計のニューラルアルゴリズムに関する論文が、今回、Nature Machine Intelligence に報告される。得られた知見は、人工の鼻を訓練して未知の背景臭の存在下でも特定の匂いを認識できるようにする将来の応用の基礎となる可能性がある。 ニューロモーフィックチップは、脳に着想を得た計算機構を用いるチップで、人工のニューロンとシナプスからなるネットワークである。しかし、この機構を現実世界の実用的な問題に用いる方法は明らかでない。主な理由は、生物学的神経回路のレベルで実装されているアルゴリズムに関する理解が十分でないからである。 Nabil Imam

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    mtane0412 2020/03/17
  • 動物学:確率を理解しているオウム | Nature Communications | Nature Portfolio

    動物学:確率を理解しているオウム Nature Communications 2020年3月4日 Zoology: Parrots can understand probabilities ニュージーランド産のミヤマオウム(ケアオウム)は、確率を理解し、それに基づいて行動できることを報告する論文が、今週Nature Communications に掲載される。これは、大型類人猿以外の動物が統計的推論を行うことを初めて報告した論文だ。 今回、Amalia BastosとAlex Taylorは、研究対象の動物が統計を理解しているかどうかを判定するための基準を検証することを目的とした実験を行った。今回の研究は、以前に霊長類とヒト乳児で行われた研究に非常によく似ている。まず、Blofeld、Bruce、Loki、Neo、Plankton、Tazという名の6羽のミヤマオウムを訓練して、報酬が得られ

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    mtane0412 2020/03/04
    vs. 確率を理解していない僕
  • 動物学:生体蛍光は両生類に広く見られるものかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio

    動物学:生体蛍光は両生類に広く見られるものかもしれない Scientific Reports 2020年2月28日 Zoology: Biofluorescence may be widespread among amphibians 生体蛍光(生物が光エネルギーを吸収して蛍光を発すること)が、両生類(サンショウウオ、カエルなど)に広く見られるという見解を示す論文が、Scientific Reports に掲載される。これまでに生体蛍光が観察された両生類は、サンショウウオ(1種)とカエル(3種)だけだった。 今回、Jennifer LambとMatthew Davisは、32種の両生類のそれぞれ1~5個体に青色光と紫外光を当てて、これらの個体が発する光の波長を分光測定した。その結果、研究対象の全ての両生類種がすべて蛍光を発したことが分かった。ただし、蛍光のパターンは、種によって大きく異なっ

    動物学:生体蛍光は両生類に広く見られるものかもしれない | Scientific Reports | Nature Portfolio
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    mtane0412 2020/02/28
    早く七色に光ってゲーミングおじさんになりたい…
  • 内分泌学:テストステロンの疾患リスクへの影響は女性と男性とで異なる | Nature Medicine | Nature Portfolio

    内分泌学:テストステロンの疾患リスクへの影響は女性と男性とで異なる Nature Medicine 2020年2月11日 Endocrinology: Testosterone affects disease risk differently in women and men テストステロンの量は心代謝性疾患やがんのリスクに影響を及ぼす可能性があるが、影響の仕方は女性と男性で異なることが報告された。 テストステロンは女性と男性の両方が産生するホルモンの一種で、テストステロン補充療法は骨の健康、性機能や体組成の改善に広く使われている。しかし、テストステロンが疾患の転帰に及ぼす影響については、ほとんど分かっていない。 今回J Perry、T Fraylingたちは、英国のバイオバンク研究参加者42万5097名から得られたテストステロン量のデータと遺伝的データを使って、テストステロンを調節してい

    内分泌学:テストステロンの疾患リスクへの影響は女性と男性とで異なる | Nature Medicine | Nature Portfolio
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    mtane0412 2020/02/11
  • 【心理学】精神的危機状態にある患者の紹介と精神衛生関連のツイートが多いことの関連 | Scientific Reports | Nature Portfolio

    【心理学】精神的危機状態にある患者の紹介と精神衛生関連のツイートが多いことの関連 Scientific Reports 2020年2月7日 Psychology: High volumes of mental health-related tweets associated with crisis referrals 英国ロンドンにある2つの精神医療提供機関に支援の緊急性の高い患者が紹介された件数は、精神衛生に関する話題を論じるツイートの数が平均より多い日に著しく増加したことを報告する論文が、Scientific Reports に掲載される。この研究では、2010年1月から2014年12月までにサウスロンドン&モーズリーNHS基金トラスト(SLAM)とカムデン&イズリントンNHS基金トラスト(C&I)で収集されたデータが使用された。 以前の研究で、ソーシャルメディアの利用、メディアにおけ

    【心理学】精神的危機状態にある患者の紹介と精神衛生関連のツイートが多いことの関連 | Scientific Reports | Nature Portfolio
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    mtane0412 2020/02/07
    今日はTLがざわめいてやがる…→紹介件数が実際に高い
  • 痛みの民族間差に寄与する神経的要因および社会的要因 | Nature Human Behaviour | Nature Portfolio

    痛みの民族間差に寄与する神経的要因および社会的要因 Nature Human Behaviour 2020年2月4日 Neural and social factors contributing to ethnic differences in pain アフリカ系米国人は、ヒスパニック系の米国人や非ヒスパニック系の白人米国人と比べて、高いレベルの痛みを感じていると報告する論文が掲載される。これは、差別の歴史によってもたらされた、痛みに関連する脳回路上の変化に起因する可能性があるという。今回の研究は、アフリカ系米国人が他の集団よりも痛みのレベルが高いことに寄与する、痛みの評価、差別、対人関係と関連する脳領域のネットワークを特定している。 米国の奴隷制度時代から、アフリカ系米国人は白人の米国人よりも痛みをそれほど強く感じないと言われてきた。この考えは、アフリカ系米国人の疼痛治療の機会が不十分

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    mtane0412 2020/02/06
  • 【神経科学】確証バイアスの形成に関係する脳領域 | Nature Neuroscience | Nature Portfolio

    【神経科学】確証バイアスの形成に関係する脳領域 Nature Neuroscience 2019年12月17日 Neuroscience: The formation of confirmation bias in the brain 後内側前頭前野(pMFC)という脳領域が、ヒトの確証バイアスに寄与しているという研究知見を報告した論文が掲載される。他人の意見の説得力に対するpMFCの神経感受性が、自分の信念に対する反証となる意見で低くなるというのだ。 人間は、過去に自らが行った選択や判断にとって不利な情報を過小評価する傾向がある。これは、確証バイアスといい、政治から科学、教育に至る、あらゆる事柄に重大な影響を及ぼし、信念形成の1つの特性となっているが、その基盤となる機構は、ほとんど解明されていない。今回、Andreas Kappes、Tali Sharotたちの研究グループは、確証バイア

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    mtane0412 2019/12/29
  • 【進化学】二足歩行を始める前の類人猿 | Nature | Nature Portfolio

    ドイツで発見された新種の化石類人猿について報告する論文が、今週掲載される。この化石標は、約1160万年前の中新世に生息していた類人猿のものとされ、二足歩行する前の類人猿の姿に関する手掛かりとなっている。 ヒト族の二足歩行と大型類人猿の懸垂の起源を説明する多くの学説が提示されてきたが、化石証拠がなかった。ヒト族の二足歩行については、足の裏全体を地面につけて歩行する現生サルに似た四足動物から進化したという考え方がある一方で、懸垂運動を頻繁に行う現生チンパンジーに最もよく似た四足動物から進化したという考え方も示されている。 今回、Madelaine Bohmeたちは、完全な四肢骨が保存された新種の化石類人猿Danuvius guggenmosiについて記述している。この化石標については、「extended limb clambering(四肢を伸ばした姿勢でのよじ登り)」と命名された新たな位

    【進化学】二足歩行を始める前の類人猿 | Nature | Nature Portfolio
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    mtane0412 2019/11/07