【2月9日 AFP】米司法省は8日、2016年に暗号資産(仮想通貨)取引所から盗まれたビットコイン(Bitcoin)9万4000BTC(単位)超を押収したと発表した。時価36億ドル(約4200億円)相当で、司法省が押収した金融資産としては過去最高額となった。 押収されたのは、香港に拠点を置く大手仮想通貨取引所ビットフィネックス(Bitfinex)からハッキングによって盗まれた11万9754BTCの一部で、被害額は当時の価値で約6500万ドル(約75億円)相当に上った。 司法省によると、盗んだビットコインのマネーロンダリング(資金洗浄)を試みた容疑で、夫婦のイリヤ・リキテンスタイン(Ilya Lichtenstein、34)、ヘザー・モーガン(Heather Morgan、31)の両容疑者がニューヨークで逮捕された。最高で禁錮20年の刑に処せられる可能性がある。 リサ・モナコ(Lisa Mo
ビットコインの価格は今週、3万3000ドルを下回り、11月のピーク時から50%以上も下落した。時価総額で第2位の暗号通貨であるイーサリアムも、昨年末に記録した約5000ドルから2300ドルに暴落した。 そんな中、バイデン大統領が連邦政府機関に対し、暗号通貨のリスクとチャンスを判断するよう求める大統領令を2月に出すための準備を進めていると、ブルームバーグが報じた。 この大統領令は、ホワイトハウスを暗号通貨に対応する政府の取り組みの中心に据えるもので、暗号通貨がもたらす経済的、規制的、国家安全保障的な課題を詳細に説明するものだという。また、様々な政府機関に対し2022年後半までに報告書を提出するよう求める可能性があるという。 デジタルアセットマーケットメーカーのGSRのアナリストは、「バイデン大統領は、暗号通貨に関する包括的な政府の戦略の概要を示す大統領令を準備しており、連邦機関にそのリスクと
ビットコイン(BTC)は取引高の低下が続くなか、過去24時間ほぼ横ばいで推移した。だが、一部のアルトコインは1月4日、ビットコインのパフォーマンスを上回り、インターネットコンピューター(ICP)は約20%、チェーンリンク(LINK)は約4%上昇した。 テクニカルチャートは、買い手が4万7000ドル以上の日足終値を維持できれば、ビットコインが短期的に上昇する可能性があることを示している。 暗号資産デリバティブの一種であるビットコインのパーペチュアル先物の建玉が11月の高水準を超えていることから、一部のトレーダーは楽観的になっているようだ。 「ここ1カ月の退屈な市場が、トレーダーをレバレッジ市場に引き戻したようだ」とアーケーン・リサーチ(Arcane Research)はレポートに記している。 また米証券取引委員会(SEC)は1月4日、機関投資家向けのビットコイン運用を手がけるNYDIGのビッ
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