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人生と科学に関するnanashinoのブックマーク (7)

  • 愛着理論とグッドイナフな親(その1) くねくね科学探検日記

    昨日、理化学研究所の小縁会 人類社会と科学。躍動する知的好奇心ってのを聴きに行ってきた。 どの話も面白かったんだけど、なかでも「愛着と子育て:親子関係を支える行動の脳内メカニズム」という演題の、黒田公美さんの話が面白かったので、それについて書いてみたい。 オレたち人間はいうまでもなくほ乳類だけど、ほ乳類の赤ん坊ってのは、親に育てられないとすぐに死んでしまう。 もちろん、母乳がもらえないと栄養面で死んでしまうんだけど、それだけでなくて母親は色々なことをする。 たとえば、体を舐めてこの清潔を保ったり、危険から守る、巣を作る、社会性や生きる知恵、何がべられるかの教育的な事もしている。 こういう事全てを、「養育行動」という。 おもしろいのは、この養育行動ってのは、実の子じゃなくても、同じくらいの子どもだと誰でも分け隔てなくするって事ね。 一方、子どももただ、受動的に世話を受けるわけ

    nanashino
    nanashino 2012/10/03
    "発達環境が不幸にして悪かったとしても、サルでさえ、取り返しがつかないわけではない"
  • 『親切な進化生物学者:ジョージ・プライスと利他行動の対価』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    オレン・ハーマン[垂水雄二訳] (2011年12月20日刊行,みすず書房,東京,viii + 514 + lxxxi pp., 体価格4,200円, ISBN:9784622076667 → 目次|正誤表|版元ページ) 【書評】※Copyright 2012 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 共分散公式と宗教的回心のはざまで 書は,生物の「利他行動(altruism)」の進化の研究にブレークスルー(「プライス共分散方程式」)をもたらしたジョージ・プライス(George Price: 1922 - 1975)の初の伝記である.プライスは自殺というかたちで自らの人生に終止符を打ち,ロンドンにある墓所には彼の生涯や業績を記した墓碑すらないという.これだけでも十分にドラマチックにして悲劇的な人生といえる. しかし,プライスがどのような前半生をアメリ

    『親切な進化生物学者:ジョージ・プライスと利他行動の対価』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 『親切な進化生物学者』 オレン・ハーマン著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ダーウィンの進化論は、環境変化に適応できた生物が生き残るという意味で自然淘汰(とうた)の理論として知られる。そのため、生物の営みは利己的な生存競争だと解釈されがちだ。 しかし、自然界では他者のための自己犠牲という利他行動も広く見られる。たとえば、働きバチは子を産まず黙々と蜜を集めて女王バチに奉仕する。サルは声を発して自らを危険に晒(さら)しつつ敵の来襲を仲間に知らせる。こうした利他行動はなぜ進化したのか。この疑問に一般的な解答を与えたのが書の主人公、天才科学者ジョージ・プライスである。 プライスの人生はまさに自由奔放だ。自らの関心の赴くまま、原爆開発で知られるアメリカのマンハッタン計画への参画、ガン転移の検査装置の開発、コンピューター支援設計、経済学者サミュエルソンとのモデル構築などほぼ独学で様々な学問を渡り歩いていく。その間、家族を捨て、友人と衝突し、利己的ともいえる行動を繰り返した挙

  • 被爆者2.5世として - novtan別館

    僕の父は、昭和20年、広島に生まれた。8月6日、命からがら市内から避難している。実際の話かどうかわかったもんじゃないが、わたった直後にその橋が崩壊した、ということがあったそうな。 祖父は、警察官をやっており、殉職している。 今は亡き僕の母方の祖父は、教師をやっていた。8月6日の惨劇のあと、生徒やその親を探しに市内に出ている。結果として、少なからず残留放射線を浴びたことは、その肩にケロイドとして示されていた。その二年後に、母は生まれた。 父も、母方の祖父も、被爆者として認定されている。 結果として、被爆者2.5世としての僕が生まれたときに祖父母が真っ先に気にしたのは「五体満足で生まれたか」ということだった。遺伝的な影響がわからない。そういう時代だった。 初期の核爆弾ということもあったのかもしれない。結果として、放射線による遺伝子への損壊は、その機能を停止させることはあった(=放射線被曝による

    被爆者2.5世として - novtan別館
    nanashino
    nanashino 2011/04/07
    "人類の英知により既に明かされている事実に対して、単なる恐怖からそれを差別するというのは文明に対する逆行である"
  • どうせ理系としてしか振る舞えないのなら、徹頭徹尾理系として振舞いたい - ただのにっき(2011-03-17)

    ■ どうせ理系としてしか振る舞えないのなら、徹頭徹尾理系として振舞いたい 今朝したこのtweetがなんだかウケまくってしまったらしく、やたらめったらRTされて、今日のTweetDeckはひっきりなりにポップアップしていた(TweetDeckは公式RTもmentionとして拾ってくる): 相手をなんとしても安心させなければならない状況で「絶対だいじょうぶ!」と言えるのが「文系」、「可能性はゼロじゃない」とか言っちゃうのが「理系」 — ただただし (@tdtds) 2011年3月17日 ここで一番重要なのは「相手をなんとしても安心させなければならない状況」という前提の部分なのだけど、非公式RTにくっついているコメントを見ると「当の理系はもっと厳密」とか「体育系ならこう」みたいなピント外れのものがついていて、なんというか……予想通りである。別に「文系」「理系」のステレオタイプ遊びをしたかったわ

    nanashino
    nanashino 2011/03/22
    "おれも「絶対だいじょうぶ!」なんて口が裂けても言えない、DNAに「理系」って刻みこんであるほどの悲しき理系"
  • 漂流生活的看護記録 : 水の伝説、略して水伝

    もうこれ以上働きたくない。一応EBM(Evidence-Based Medicine)とかEBN(Evidence-Based Nursing)とかいう、根拠に基づいた医療を提供する身である。この場合の「根拠」とは、とりもなおさず「科学的根拠」である。ただそれには「現時点で最良最善の」という但書きがつく。 例えば褥瘡治療。わたしが最初に医療系の学校に足を踏み入れた約20年前は「とにかく乾かせ」なんて言われていて、オムツ交換のときに付き添い婦さんとかが患者のオシリにドライヤーをごんごんあてていたもんである。それが回り道して看護学校に再入学した約10年前には「肉芽形成のために湿潤環境を保ちましょう」なんてことになっていて。褥瘡の原因も「圧迫よりも摩擦とずれ」なんて言われるようになっていた。同じ根っこにあるところで、創傷ケアについても「完全な無菌操作、毎日消毒とガーゼ交換が感染予防と創部の回復に

    nanashino
    nanashino 2011/03/02
    "そんな「科学的根拠」もない、ただの水に奇跡が起こせるわけなんてないだろ、って。"
  • 今ホメオパシーから離れつつある人たち。「私はこれから一体どうしたらいいのだろう」の声。|てんかん(癲癇)と生きる

    てんかん(癲癇)と生きる 外傷による側頭葉てんかん(癲癇)、情動発作について日々の雑感などを書いて行きます。同情されるためでも、てんかんをめぐる世情を糾弾するための日記でもありません。 プロフィール [ルームを見る|なうを見る] ニックネーム:moon-3 自己紹介: 私は四十代の男です。(どんなヤツであるかはルームをご覧ください) 幼稚園児のとき園内で、側頭部を陥...>>続きをみる ブログジャンル:健康・医療/闘病 メッセージを送る アメンバーになる プレゼントを贈る [記事作成・編集] 最近の記事一覧 今ホメオパシーから離れつつある人たち。「私はこれから一体どうしたらいいのだろう」の声。 抗てんかん薬が効かない、という人。 昨日の失態。 医療の「手段」からホメオパシーであること自体が「目的」に。 盛夏、猛暑、午後六時、地下鉄の駅で。 類さん、危ない!? そして、現代のアンバランスの話

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