ブックマーク / gendai.media (7)

  • 血糖値が「見えすぎる」SFみたいな最新機器で人類はこう変わる(太田 充胤) @gendai_biz

    2017年9月、糖尿病患者さんのための新しい血糖測定器 ”Freestyle Libre”、通称「リブレ」が日でも保険適応となった。 「リブレ」は従来の常識をくつがえし、血液を採ることなく手軽に血糖測定ができる夢のようなデバイスだ。頻回の測定が気軽にできるだけでなく、測っていない時間の血糖もメモリに記録し、あとからグラフで振り返ることができる。患者さんにとって点の情報でしかなかった血糖値は、線の情報として「見える化」された。 この「見える化」、単に便利なだけでなく、それ自体に治療的な効果があることもわかってきた。値がよく見えることは、よく管理することにつながるということだ。 とはいえ、見えすぎることもまた問題をはらんでいる。自分の意思などおかまいなしに暴れる血糖値を目の当たりにし、恐怖を覚える患者さんは少なくない。それは他ならぬ自分の身体すら、制御できない恐怖である。 そう、この血糖値と

    血糖値が「見えすぎる」SFみたいな最新機器で人類はこう変わる(太田 充胤) @gendai_biz
    natroun
    natroun 2018/07/30
    未来来てるなあ。『ハーモニー』への言及があるのもいまどきという感じ。
  • 日本はなぜ子育てが世界一難しい国になったか?50年で変わったこと(落合 恵美子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

    の子育てが大変なのはなぜ? 母親がだらしないのか? 育児不安をもたらすものは何か? 家族社会学が専門の落合恵美子・京都大学教授が、この半世紀に起きた変化を指摘する。 子育てが大変なのは日だけ? 子育ては大変だ。 その責任と負担の重さに、育児不安や育児ノイローゼと呼ばれる精神状態に陥る母親も少なくない。しかし子育てという重要任務を担う以上、それはある程度やむをえないことだ、逃れえないことだ――という「常識」を信じ込まされてはいないだろうか。 わたしもかつてはそう思っていた。 そこで、海外調査を始めた。他の国の母親たちはどのようにしてこの問題に対処しているのか、と。 しかし、「育児不安ってありますよね?」と質問を始めようとしたとたん、つまずいてしまった。 育児不安とか育児ノイローゼという状態を理解してもらえない。 日では子育てに専念している母親が孤立感と重圧で苦しんでいると説明しても、

    日本はなぜ子育てが世界一難しい国になったか?50年で変わったこと(落合 恵美子) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)
    natroun
    natroun 2018/04/14
    興味深い話。そもそも観測範囲以外のことは見えづらいのだよな。まして外国となると。続きも読みたい。
  • 福島原発事故、原子炉に届いた冷却水は「ほぼゼロ」だったと判明(NHKスペシャル『メルトダウン』取材班)

    官邸や東電店の要請に従わず、海水注水を強行した吉田昌郎福島第一原発所長。日中が喝采を送った「海水注入騒動」だが、事故から5年半経って原子炉にほとんど水が入っていなかったことが判明した。 『福島第一原発 1号機冷却 失敗の質』は、6年間にわたる1000人以上の関係者取材と約428時間に及ぶ東電テレビ会議のAI解析によって浮かび上がった数々の「1号機冷却失敗」の謎に迫った調査報道の力作だ。書から一足先に「届かなかった海水注水」をめぐる衝撃の事実を特別公開する。 ほとんど注水はされてなかった 2016年9月7日。福岡県久留米市内のホテルはどこも珍しく満室だった。 春と秋、年に2回行われる日原子力学会の大会に参加するため、全国から原子力関係者が、久留米市に集まっていた。 学会では、原子力安全や放射性廃棄物処理、高速炉などの次世代炉開発、核燃料など様々な分野の専門家が研究成果を発表する。そ

    福島原発事故、原子炉に届いた冷却水は「ほぼゼロ」だったと判明(NHKスペシャル『メルトダウン』取材班)
    natroun
    natroun 2017/09/21
    つらい。つらいけど、これに向き合わなかったから今があるわけで、今ここからでも向き合わなきゃならない現実なんだよね。きびしいな……。
  • 【沿線革命016】 小田急線の複々線化を機に「千鳥停車」導入で通勤ラッシュ&遅延は解消する!() @gendai_biz

    【沿線革命016】 小田急線の複々線化を機に「千鳥停車」導入で通勤ラッシュ&遅延は解消する! 阿部等(交通コンサルタント) 小田急線の現在の混雑と遅れ 東京圏における主要31区間の混雑率(平成25年度)(https://www.mlit.go.jp/common/001050444.pdf)によると、世田谷代田→下北沢のピーク1時間の混雑率は188%である。『都市交通年報』の各年版を追うと、最大は1970(平成45)年度の232%である。 利用者の実感はもっと高いだろう。ピーク1時間の運行数27に対しデータではなぜか29となっており、さらに毎朝5分程度は遅れているので実際には25以下となっている。計算上の分母を小さくすれば混雑率は大きくなる。 何より、大半の旅客が新宿・代々木上原・下北沢またはその遠方を目的地とするので、各停は比較的空いており、相模大野以遠からの急行が特に激しく混雑

    【沿線革命016】 小田急線の複々線化を機に「千鳥停車」導入で通勤ラッシュ&遅延は解消する!() @gendai_biz
    natroun
    natroun 2015/01/31
    面白いシミュレイション。ただ、これ以上列車の種別が増えると苦情が増えると思う。あと各停10両化が代々木上原~梅ヶ丘複々線化に間に合うか微妙かも。どうなんだっけ。
  • 奇跡の特効薬「ペニシリン」 誕生を生んだ史上最大のセレンディピティ  | 現代新書カフェ | 現代ビジネス [講談社]

    ありふれた奇跡 「歴史を変えた医薬品」を紹介してきた連載は、ついに真打ちともいうべきペニシリンにたどり着いた。この薬を手にする前と後で、人類のあり方は全く変わってしまったといえる。20世紀前半――まだそう遠い昔ではない――には、一度感染すればただ回復を祈るだけしかできなかった数々の病気が、ペニシリンの出現後はやすやすと治るようになった。「20世紀最大の発明」という評価は、全く大げさではない。 これまで、いくつかの薬が歴史上の有名人を救ってきたエピソードを述べてきた。しかしペニシリンが救った人命の数は、少なく見ても数百万という単位になる。おそらくこれを読んでいる読者の中にも、ペニシリンがなければすでにこの世にない人がいることだろう。 明治期から戦前にかけて、日人の平均寿命は40歳台で推移している。乳幼児死亡率は高かったし、20代30代の若さで亡くなることも、なんら珍しいことではなかった。

    奇跡の特効薬「ペニシリン」 誕生を生んだ史上最大のセレンディピティ  | 現代新書カフェ | 現代ビジネス [講談社]
    natroun
    natroun 2014/02/26
    実に面白い。逆にこのような偶然が訪れなかった故に人間のもとにもたらされるのが大きく遅れた発明や発見も、また数多くあるのだろうな。
  • 現代ビジネス:知らぬは客ばかり、外食産業実はこんなふうに作っています

    用に向かない材料をくっつけて美味しくしたり、新鮮さを保ったり……最先端の技術を使えば、ほら、できあがり。外に出掛けた先で知らないうちに口にしている「製品」、こんなにあるんです。 家庭料理とはまったくの別物 大きな赤身の塊肉。それが台に載せられ、機械に吸い込まれていく。上から剣山のような何十もの針が降りてきて肉に突き刺さった。針の先から液体が注入された瞬間、ボワッと肉が膨張し、ひとまわり大きくなる。針の抜き刺しが何度も繰り返され、その肉の「加工」が終わる。 加工後の肉をスライスすると、そこには以前の姿からは想像もできないような美しい霜降りが現れた—。 これが、「インジェクション肉」の作り方だ。肉に注入されたのは、液状化させた牛脂。同時に軟化剤なども添加されるため、あっという間に脂がのって柔らかい高級霜降り肉のような味わいに変わる。 ホテルや百貨店などの材偽装問題で話題となって初めて、

    現代ビジネス:知らぬは客ばかり、外食産業実はこんなふうに作っています
    natroun
    natroun 2014/01/16
    今更これを見てどうこう思うことは無い。こんなものであろう。/サイコロステーキ肉って案外高いよね。嫌いじゃないんだけど値段見るとどうも買う気になれない。
  • 一手も悪手を指さなかった三浦八段は、なぜ敗れたのか(山岸 浩史)

    チャンスを得た三浦、リードを狙う 先制攻撃をかけることを、将棋用語で「仕掛ける」という。電王戦第5局は序盤戦を得意の展開に持ち込んだ三浦弘行八段が、いつ、どう仕掛けるかに注目が集まっていた。 だが、先に仕掛けたのはGPS将棋のほうだった。 「変な手、来たね……」 控え室で戦況を見守る棋士たちから、戸惑いの声が上がる。それは、見るからに違和感がある仕掛けだった。プロでなくても将棋を熱心に学んだことがある者なら、このような仕掛けはうまく行かないと直観的に捨ててしまう類の手順だ。 終盤戦での、玉が詰むかどうかという読みでは、人間はすでにコンピュータの敵ではない。目的が明確なときの演算能力こそコンピュータの最大の強みだ。 しかし、まだ目的が漠然としていて読みを絞れない序盤から中盤にかけては、人間にアドバンテージがあるとされている。経験によって培われた直観、すなわち大局観が、考え方の方向を教えてくれ

    一手も悪手を指さなかった三浦八段は、なぜ敗れたのか(山岸 浩史)
    natroun
    natroun 2013/05/20
    つっこむのも気が引けるが、「将棋には理論上必勝定跡がある」は誤りではないだろうか(引き分けがあるので)。記事自体は大変面白かった。
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