無登録で外国為替証拠金取引(FX取引)への出資を募ったとして、大阪府警は10日、資産運用会社「アドバンストステージ」(大阪市中央区)の元社長で韓国籍の鄭国保容疑者(38)(鹿児島市加治屋町)を金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。 鄭容疑者は2009年2月までの約1年間に大阪や東京、愛知など15都府県の112人から約11億円を集めたといい、府警は余罪を調べる。 発表では、鄭容疑者は金融庁に金融商品取引業の登録をせずに08年12月〜09年2月、横浜市の会社員(37)ら3人に「月に5〜2%の配当をする」などと言って投資を募り、計2200万円を出資させた疑い。容疑を認めているという。