ロシア中部で、隕石が爆発して破片が落下し、その衝撃で割れた窓ガラスなどで1100人余りがけがをし、被害を受けた建物もその後の調べでおよそ4500棟に上っています。 ロシア内務省は、破片が落下したとみられる湖の周辺で直径1センチほどの物体を複数、採取したことを明らかにし、隕石の破片かどうか調べることにしています。 チェリャビンスク州一帯では、15日、隕石が爆発して落下した際に強い衝撃があり、ロシア非常事態省によりますと、およそ4500棟の建物で窓ガラスが割れるなどの被害が出て、子ども250人を含む1100人余りがけがをしたということです。 現地では、氷点下10度を下回る寒さのなか、住民たちが窓に段ボールやシートを張ってしのいでいて、割れた窓ガラスの修理が緊急の課題となっており、ロシア政府では、救援隊を増やして、被害者の支援や復旧活動を急いでいます。一方、ロシア政府は、16日、隕石の破片の回収