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食べ物は分かち合ってこそである。人間は集団で暮らしてきた生き物であり、食べ物には一緒に食べたり、誰かに与えたり、感想を述べあう、そんなシェアの側面がある。 であるはずなのに、決して他人にお出しできない自分一人だけが食べるごはんというものもある。この真の孤独のグルメとも言うべき他人に出せない料理、これを食べてみたい。そんな会を開いた。
人は物事に序列をつけ、ランキングにするのが好きだ。 情報が、ランキングとして整理されると、それだけでニュースになってしまう。 たとえば、都道府県の魅力度、餃子の消費量、CDの売り上げ、視聴率、ベストセラー、偏差値、流行語、貿易額……と、挙げればキリがないが、折々にランキングのニュースが世間をにぎわせ、話題となる。 そのランキングのルーツとも言える「番付」に注目した企画展が、新宿区立新宿歴史博物館で行われている。 番付は相撲だけじゃない 新宿区立新宿歴史博物館で行われている「お江戸のなんでもランキング2 めくるめく番付ワールド」(2020年9月22日まで開催中)では、江戸時代から明治大正昭和までの「見立番付」を展示している。 番付に描かれているキャラクターがお出迎え 今回は、この展覧会で展示されている「見立番付」をじっくり鑑賞するべく、やってきた。 案内してくださった新宿区立新宿歴史博物館の
海外旅行とピクニック、あとビールが好き。なで肩が過ぎるので、サラリーマンのくせに側頭部と肩で受話器をホールドするやつができない。 前の記事:異国のおじさんがデカイ鍋で料理する一部始終 > 個人サイト つるんとしている プロフという魔性の料理 プロフの味を一言で表現するのは難しいが、あえて言うなら「背徳的な味」だろうか。糖が脂肪をまとったときの中毒性は周知の通りなのだけど、なにせこの料理はパンチのある羊脂をたっぷりと炒り出し、その脂でコメを炊き上げよという狂気のレシピなのだ。 ピカピカのプロフ。米だろうが麺だろうが、小麦パンをつけ合わせるのがこの地の食文化。 チャーハンのように油を外からコーティングするのとは違い、コメ一粒一粒がすっかりと羊の脂とうまみを吸い込んでいる。そしてその土台の上に、かぐわしいスパイスの香りと、野菜の優しい甘みを強めにオン。要するに、要素を掛け合わせまくり、過剰で背徳
1982年生まれ。ウィーンに住んでいるのに、わざわざパレスチナやらトルクメニスタンやらに出かけます。 岡田悠さんと「旅のラジオ」更新中。 前の記事:ジョージアの廃墟の町で「スターリン温泉」に入る > 個人サイト ウィーンと私と、旅する子どもたち (上記9枚の写真は、アジャリア観光資源開発庁からの提供) アジャリア『自治』共和国 「アジャリアは、通貨も言語もジョージアと同じです」と、政府職員が私に応えた。 「それって、ほんとうに国と言えるんですか?」 すこし意地悪な質問をぶつけてみると、 「まあ、だから『自治』共和国と名乗っているのです」 どこか飄然とした回答なのであった。 アジャリアの首都バトゥミは、ジョージア国旗の左下の「赤丸」部分(出所:トビリシの古本屋で買った歴史の教科書) 街中でアジャリア国旗を見かけたが(写真奥)、数としてはジョージア国旗の方が多かった(写真手前) トルコと隣り合
デシリットルというものがある。「dl」だ。小学校の頃に算数の時間に習ったのではないだろうか。ミリリットル(ml)、デシリットル(dl)、リットル(l)のデシリットル。ここで躓く小学生も少なくない。 ただ大人になるとわかる。デシリットルを目にしないのだ。まるで世の中に最初から存在しなかったかのように、我々の生活に関わってこない。せっかく習ったのだから、デシリットルをもう一度見つめ直したい。
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