法人税の一部を政策的に減税する「租税特別措置」(租特)で、資本金100億円超の巨大企業が受けた減税額の総額が第2次安倍政権発足以来、少なくとも3兆8000億円に上ったことが分かった。全体の6割を超える。財務省資料から本紙が集計した。専門家は「巨大企業ほど優遇されており、企業間の不公平感を招いた」と指摘。安倍政権の継承を掲げる菅義偉(すがよしひで)氏による次期政権でも、巨大企業への優遇姿勢が続く懸念がある。(大島宏一郎)
15日午前7時40分ごろ、山梨県富士河口湖町の県道交差点で、同県笛吹市のコンビニ店員の女性(56)が雪の中に倒れているのを、通行人の男性が見つけ119番した。女性は病院に運ばれたが死亡が確認された。 山梨県警によると、死因は凍死とみられる。県警は、雪で車が立ち往生し、徒歩で帰宅途中に死亡したとみて、詳しい状況を調べている。 女性は14日午後10時過ぎ、勤務先の富士河口湖町船津のコンビニを車で出たあと、行方が分からなくなっていた。 気象庁によると、富士河口湖町では14日午後10時ごろ、92センチの積雪を記録していた。
トップ > Chunichi/Tokyo Bookweb > ラノベのすゝめ コンテンツ批評 > 記事一覧 > 記事 【ラノベのすゝめ コンテンツ批評】 規制やモラルの裏かく 伊瀬勝良著『キャッチャー・イン・ザ・トイレット!』 Tweet mixiチェック 2014年1月30日 赤裸々ではあるが野卑ではなく、露骨ではあるが下品ではない-。これは、昭和の問題作『エロ事師(ごとし)たち』(野坂昭如著)を称賛した澁澤龍彦の言葉だ。破廉恥な現代風俗を描きながらも、なぜそれが文学たりうるのか。澁澤は、その根拠を小説の「品」に求めてみせた。 一方、澁澤が切り捨てた通俗流行小説というもののその後をたどると、俗を極めていく過程で、アニメのようにパターン化した人物達の痴態を描く作品が量産され始めた。ここに紹介するライトノベルが、その典型である。 ラノベの性描写とは、いわば「野卑ではあるが赤裸々ではなく、下
「パンがなければみそをなめればいい」。独特の食文化を持ち、見えっ張りとされる名古屋人が東京で奮闘する姿をからかい気味に描いたライトノベル「8番目のカフェテリアガール」(集英社)が話題を呼んでいる。作者は名古屋市中村区在住の作家石原宙(そら)さん(32)。「大いなる田舎」といわれるあか抜けない気質を逆手に取った自虐ユーモアで、名古屋市内の書店で売れ行きは好調だ。 (河郷丈史) 小説の舞台は、八つの学食が客の争奪にしのぎを削る東京の高校。極度の「みそアレルギー」のため名古屋を逃げ出して進学してきた主人公の男性「米田シロ」が、アルバイトをしている学食「満天」の客を増やすため、一度は決別した名古屋の食文化を駆使して奮闘する。 そんな主人公を支える妹の「なごの」は、兄の高校に転校して同じ学食でアルバイト。生クリーム、あんこ入りのスパゲティをメニューとして出し、東京の学生たちを驚かせる。一方で、名古屋
山口あいりちゃんとみられる女児の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の疑いで逮捕された母親の無職山口行恵容疑者の茨城県内の潜伏先を県警が突き止めたのは、レンタルビデオ店から寄せられた情報がきっかけだった。 秦野市が最後に山口容疑者と電話で連絡を取ったのは、今年三月十一日。その後行方不明になり、あいりちゃんらが犯罪に巻き込まれた疑いがあるとして、県警捜査一課が捜査を始めた。
トップ > Chunichi Bookweb > ラノベのすゝめ コンテンツ批評 > 記事一覧 > 記事 【ラノベのすゝめ コンテンツ批評】 鍛えろ 男子のツッコミ力 伊達 康著 『瑠璃色にボケた日常』 Tweet mixiチェック 2013年3月26日 漫才のボケ役は、時にすこぶる不機嫌だ。現実に息苦しさをおぼえる彼らは、日常の些事(さじ)をあげつらいながら、それでもいつか相方が、会心のツッコミを入れてくれるのを待っている。 ラノベの世界でもこうしたお笑いの機微は重要だ。だが往々にしてそれは、美少女の天然ボケと、平凡な男子の場当たり的なツッコミで終わってしまう。 その点、今回紹介する『瑠璃色にボケた日常』は、一味違った男女のかけあいをみせてくれる。不機嫌な美少女、有働瑠璃(うどうるり)をはじめとする本作のヒロインたちは、いずれも霊導師という特殊な能力の持ち主だ。跋扈(ばっこ)する怨霊を
東京都内でも数少なくなっている、飲み口まですべてガラス製の瓶で、六角形が特徴の「三ノ輪ラムネ」。製造元の宮岡商店(東京都台東区)が、社長の急逝により今月いっぱいで廃業することになり、二十二日、惜しまれながら最後の製造を終えた。(井上圭子) 「プシュー」「ガッチャン」。都電荒川線「三ノ輪橋」近くの住宅街にある工場。機械の上で列をなすのは、オールガラス製で六角形のラムネ瓶。四十~五十年前に作られた六角瓶でラムネを製造するのは、都内でもほかには葛飾区に一店だけという。 シロップと水と炭酸が一九五一(昭和二十六)年の創業時から変わらないレシピで満たされ、ビー玉で瓶口をふさぎ、青や水色の封かん紙を貼って完成。「酸を三種類使って、さっぱり仕上げるのがうちの特徴」。この道四十五年のベテラン社員は胸を張る。 創業六十周年の今年三月、三代目社長の宮岡茂さん(55)が急逝。機械の調整や修理、味の調合まで一手に
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