このページでは、Samba の設定を GUI で行うことができるツール「Samba サーバ設定」 (system-config-samba) を利用したファイル共有手順を紹介します。 Samba サーバ設定は設定項目が絞り込まれているため、簡単に設定できるのが特徴です。 このページの設定例では、誰でも読み書きすることができる共有ディレクトリを作成します。 ・system-config-samba インストール ・ファイアウォール設定 ・SELinux 設定 ・共有するディレクトリ準備 ・Samba 設定 ・Samba サービス起動設定 ・共有ディレクトリに Linux からアクセスしてみる ※Samba の GUI 設定ツールとしては、ブラウザから設定できる SWAT という Web 管理ツールもあります。 より詳細な設定を行いたい場合は、SWAT の利用も検討してください。 ■syste
多様な認証データベースのサポート Samba 3.0系列での大きな拡張点の1つに、認証データベースの拡張が挙げられます。 Samba 2.2系列でも、configure時にオプションを指定することで、LDAP認証をはじめとするsmbpasswdファイル以外のいくつかの認証データベースを使用することができました。しかし、configure時に使用する認証データベースが固定されてしまい、複数の認証データベースを組み合わせて使うこともできませんでした。 Samba 3.0系列では、こうした問題に対応すべく、新たにpassdb backendというパラメータが新設されました。このパラメータのデフォルト値は、
SambaはLinuxをWindowsサーバとして機能させるオープンソースのプロダクトです。Sambaを用いることで、LinuxマシンをWindowsマシンと同様の機構でADに参加させ、メンバサーバとして稼働させることが可能となります。さらにWinbind機構を導入することで、ADの認証情報をSambaやPAM/NSS(ネームサービススイッチ機能)経由で動作する一般のプログラムから利用することが可能となります。これにより認証の統合が実現します。 図1 Winbind機構による認証統合 この方法では、AD側に追加コンポーネントのインストールやLinuxを意識した設定などを行う必要がありません。以下、Red Hat Enterprise Linux(以下RHEL)のクローンとしてユーザが多いCentOS 5.3を中心に、Winbind機構のインストールと基本的な設定について、まずはSamba単
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