編集・発行元 独立行政法人情報処理推進機構 発行日 2021年12月1日 サイズ A4 ページ数 386ページ ISBN 978-4-905318-76-7 定価 3,300円(本体価格3,000 円+税10%) DX白書2021 日米比較調査にみるDXの戦略、人材、技術 企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、将来の予測が困難となっています。そのため、企業にとって新たな事業環境にあわせた事業変革は優先度の高い取組事項となっています。このような中、企業は環境変化への迅速な対応や、システムのみならず企業文化をも変革していくDX(デジタルトランスフォーメーション)への取組が必要となっています。 IPAはIT社会の動向を調査・分析し、情報発信するため、2009年から「IT人材白書」、2017年から「AI白書」を発行してきました。昨今、DXの進展に伴い、ITとビジネスの関係がさらに密接となっ
DX(デジタルトランスフォーメーション)という言葉が流行し、猫も杓子もデジタル化という言葉を使い始めました。さて、デジタル化とは何なのか、そして流行しはじめたのはなぜなのか。 端を発するのは経産省の「2025年の崖」のレポートだと言われていますが、レポート読んではみたものの本題はSAP ERPの保守期限を意識した基幹システムの刷新化と技術的負債の返済であるにもかかわらず、日本企業のスピード感の話だったり、なぜかマイクロサービスとAI、アジャイルサービスなど流行のワードがたくさん出ており、論点がぼやけている印象を受けてしまいました。 基幹システム刷新化においてマイクロサービスなどは一部で使えるかもしれませんが、銀の弾丸とは思いませんし、現状整理によってはきちんとしたデータベース設計とウォーターフォールを主としたロジック移行が最適解であることも十分にありえるといち技術者としては思います。 僕自
横河電機がデジタルトランスフォーメーション(DX)を成長のドライバーに据えている。AI(人工知能)やデータ解析といったデジタル技術を使って、コスト削減にとどまらず、収益モデルの変革まで視野に入れる。創業100年を超える老舗の製造業は「DX企業」への脱皮を模索している。 横河電機がデータ分析可能な人材4000人へ、育成を海外から始めた理由 横河電機がデータを基に意思決定を下す「データドリブン(駆動)カルチャー」の醸成に力を注いでいる。データ分析が可能な人材を2021年にグループ従業員の2割超に相当する4000人に増やす目標を掲げる。 2020.05.13 コロナ禍でも守りから攻めのIT部門に変革、横河電機が仕掛ける4つの秘策 石油化学プラントの計測や制御機器に強い横河電機がデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速している。AI(人工知能)などを駆使し、業務プロセス改革や新サービス創出を
三菱ケミカルホールディングス(HD)がデジタル変革を急ピッチで進めている。最大の特徴は、デジタル化の方法論を独自に構築していることだ。人工知能(AI)やIoT(インターネット・オブ・シングズ)といった先進技術を活用して既存ビジネスの最適化を進めながら、同時にその方法論まで自社内で策定している。象徴といえるのが、デジタル技術の適応例を13個のパターンに分類した「Digital PlayBook」である。同社のデジタル専任組織である「デジタルトランスフォーメーショングループ」が2018年9月にまとめ上げた。 Digital PlayBookに記載した13個のパターンには、以下のようなものがある。ソーシャルメディアや様々なデジタルソースから得た知見を新製品開発やマーケティング活動に生かす「Digital Listening」、付加価値のあるデータをサービスとして顧客に提供する「Digitally
デジタルトランスフォーメーション(DX)はデジタル技術を駆使して商品やサービスを生み出したり、既存の業務プロセスを抜本的に見直したりすることを指す。デジタル技術を積極的に取り込むようにするための、組織や企業文化の変革を伴う。 単なるITシステムの導入ではないため、DXの初期フェーズで何から手を付ければよいか悩む企業は多い。約3年前からDXに取り組み始めた三菱ケミカルホールディングス(HD)はどのような順序で着手し、いかにしてDXを軌道に乗せたのか。詳しくみてみよう。 精鋭を集めて「外様チーム」を作る 三菱ケミカルHDの取り組みは2017年4月から始まった。日本IBMで東京基礎研究所の所長やスマーターシティ事業の執行役員などを歴任した岩野和生氏を招き入れ、同社初のCDO(最高デジタル責任者)に任命した。 DX推進部門の組織構築を任された岩野氏は、自身のこれまでの経歴で得た人脈を基に、精鋭と呼
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