ニュージーランドで、絶滅危惧種とされる飛べないオウムの一種「フクロウオウム」のひなが70羽以上誕生した。現在、成鳥が147羽しか確認されていない鳥で、すべてのひなが大人になれるとは限らないものの、個体数は大幅に増えると期待されている。自然保護局のソーシャルメディアから18日に取得した写真(2019年 ロイター) [ウェリントン 18日 ロイター] - ニュージーランドで、絶滅危惧種とされる飛べないオウムの一種「フクロウオウム」のひなが70羽以上誕生した。現在、成鳥が147羽しか確認されていない鳥で、すべてのひなが大人になれるとは限らないものの、個体数は大幅に増えると期待されている。 フクロウオウムはマオリ語で「カカポ」と呼ばれる。えさとしているリムの木の実がなる2―4年に1度しか繁殖しないが、今年の繁殖期は記録的な長さとなっている。 同国自然保護局(DOC)のアドバイザー、アンドリュー・デ