(CNN) 米ミネソタ州でマクドナルドに勤務する15歳の従業員が、チキンナゲットを喉(のど)に詰まらせた女性客を見て窓から飛び出し、救急救命法の知識を活かしてこの女性を救う出来事があった。 お手柄のシドニー・レイリーさん(15)は18日、同州ミネアポリス郊外のマクドナルドでシフト勤務に入った。同店で働き始めて約7カ月。この日も昼ごろまでは、普段と変わらない週末だった。 ドライブスルーで女性客が注文した商品の一部を手渡したシドニーさんが、残りの商品もすぐ用意できると告げようとして窓から身を乗り出したところ、この女性客がチキンナゲットを喉に詰まらせていることに気づいたという。 「女性は激しく咳(せき)込んでいた。私は彼女がむせ返っていることに気づいた」。シドニーさんはCNNにそう語った。「助手席にいた娘は茫然(ぼうぜん)とした様子だった。私はすぐに、女性が窒息しかけていると分かった」 シドニー