3月31日、英ロイズ保険組合のブルース・カーネギーブラウン会長は、エジプトのスエズ運河が1週間近くにわたって封鎖されたことを受けて、同組合に「多額の損失」が出るとの見通しを示した。写真はロンドンで2018年7月撮影(2021年 ロイター/Simon Dawson) [ロンドン 31日 ロイター] - 英ロイズ保険組合のブルース・カーネギーブラウン会長は31日、エジプトのスエズ運河が1週間近くにわたって封鎖されたことを受けて、同組合に「多額の損失」が出るとの見通しを示した。 【動画】スエズ運河座礁船の離礁に成功、1週間ぶり航行再開 ロイズは、新型コロナウイルス流行の影響で2020年に9億ポンド(12億ドル)の税引き前損失を計上した。 同会長はロイターに、現時点で具体的な損失額を算出することできないとしながらも「多額の損失になることは明らかだ。(スエズ運河で座礁した)船舶だけでなく、運河を通行