ブックマーク / courrier.jp (12)

  • 非白人キャストが増えると現れる「芸術に政治を持ち込むのは良くない」という批判の真意 | 反−政治の主張こそが、政治的な主張である

    反−政治の主張こそが、政治的な主張である 非白人キャストが増えると現れる「芸術に政治を持ち込むのは良くない」という批判の真意 『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』のキャストたち。その人種構成をめぐって賛否が巻き起こったが… Photo: Carlos Tischler / Eyepix Group / Future Publishing / Getty Images ハリウッドなどで有名シリーズの続編やリメイク版が作られる際、新たに白人以外のキャストが加わったり、それまで白人が演じていたキャラクターが非白人に演じられるようになったりすると、必ずあがる批判がある。それは、「芸術にポリコレ政治的正しさ)を持ち込むと、作品の芸術的価値や完成度が犠牲になってしまう」というものだ。この指摘は説得力があるように聞こえる。 だが、この批判について、来「誰が」、「どのような状況に対して」、「どのよう

    非白人キャストが増えると現れる「芸術に政治を持ち込むのは良くない」という批判の真意 | 反−政治の主張こそが、政治的な主張である
    oono_n
    oono_n 2022/12/06
    お前は正気か? “中つ国の文化が現実の世界史にインスパイアされているからといって、作品世界で起こったわけではない人種分布、征服、搾取などの型を押しつけるのは正当ではない”
  • 進化生物学者キャロル・フーヴェン「性差は実在する。しかしそれは変えられない運命ではない」 | 「セクシュアリティの現実を否定すべきではない」

    進化生物学者のキャロル・フーヴェンは言う。「セックス(性、性差)は実在します。これは生物学的な事実です。それは我々の身体に属するものであって、頭のなかにしか存在しないものではありません」 ハーバード大学人類進化生物学部で学部生向け科目の共同責任者を務めるフーヴェンは、自身のこうした発言が、ある種の状況においてはショッキングに受け止められる可能性があることをよく理解している。 「身体に内在する生殖細胞生産のメカニズムは、さまざまな影響を及ぼします。しかしそれが人の価値や権利を決定するわけではないですし、決定すべきでもありません。ただ、場合によっては生物学的性差は重要なのです。たとえばスポーツがそうかもしれません。刑務所もそうかもしれない。また、性的暴力について我々が収集するデータにおいても、やはり生物学的性差は重要になりえます」と彼女は言う。 フーヴェンは、人々が自分にとって最良の選択をする

    進化生物学者キャロル・フーヴェン「性差は実在する。しかしそれは変えられない運命ではない」 | 「セクシュアリティの現実を否定すべきではない」
    oono_n
    oono_n 2022/11/11
    “つまり『(生物学的に)自然であること』と『社会があるべき姿』の結びつきですね」と彼女は語る。”
  • 「偽りの危機」を宣伝するユヴァル・ノア・ハラリの危うい未来予測 | アルゴリズムと遺伝子を重視しすぎている

    未来予測の危うさ ハラリは単に過去を語るだけでなく、人類の未来そのものを予言することも多い。もちろん、誰にだって未来を予想する資格はある。だが、意思決定を行うエリートの耳目を集めるハラリのような人物の場合、その予測が正しいかどうかを見極めることは重要になる。間違った見通しがリアルに重大な結果を招くからだ。 遺伝子操作によって自閉症が根絶できると期待する親たちを欺くかもしれないし、行き詰まったプロジェクトに多額の資金を注ぎ込ませるかもしれないし、パンデミックなどの脅威への備えを私たちがまったく怠るようにしてしまうかもしれない。 ここで、2017年に出版された『ホモ・デウス』のなかで、ハラリがパンデミックについて述べていることを見てみよう。

    「偽りの危機」を宣伝するユヴァル・ノア・ハラリの危うい未来予測 | アルゴリズムと遺伝子を重視しすぎている
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    oono_n 2022/08/17
    ノア・ハラリ批判連載の三回目。今回は「ホモ・デウス」が中心。
  • 「新婚の妻を残して、私は統一教会から逃げ出した」──イギリス人元信者の告白 | 「あのとき脱出の勇気を持てたことに、いまでもほっとする」

    安倍元首相を殺害した犯人が恨みを抱いていたとして、旧統一教会が改めて注目を集めている。英紙「ガーディアン」はかつて、この宗教団体から逃げ出したイギリス人元信者の体験談を掲載。彼はいかにして入信、脱会し、その後の人生を歩んでいるのだろうか──。 教団との出会い 60年代と70年代に育ったからなのか、私には主流とは異なる生き方に憧れるところがあった。父は実業家だったが、私はモノやお金を超えた先にある人生の意味を発見したかったのだ。そして、その答えが宗教にあるのではないかと期待していた。 学業を終えると会計士になったが、この仕事は嫌でたまらなかった。そこで私は計画を立てた。パンの配達トラックを改造して、その車で生活しながら、便利屋の仕事をして、仕事の報酬はお金ではなく現物で支払ってもらおうと決めたのだ。 ある日、私の配達トラックを男がノックした。週末、自分が所属するコミュニティで過ごさないかとい

    「新婚の妻を残して、私は統一教会から逃げ出した」──イギリス人元信者の告白 | 「あのとき脱出の勇気を持てたことに、いまでもほっとする」
    oono_n
    oono_n 2022/07/15
    こわっ。。。
  • バーバラ・ウォルターが警告「アメリカは21世紀版の内戦に向かっている」 | 内戦に陥りやすい2つの要素とは

    カリフォルニア大学サンディエゴ校の政治学教授バーバラ・ウォルターは、1月に上梓した『内戦はこうやって始まる』でアメリカが内戦に向かっていると警鐘を鳴らし、国内外で反響を呼んだ。世界各国の内戦を長年研究してきた彼女がそう断言する根拠と、アメリカ人さえ気づいていない危険な兆候を聞いた。 ──世界中の内戦と、それを引き起こす条件について研究されていますが、著書ではアメリカがそうした条件に危険なほど近づいていると、背筋が凍るような主張をしています。詳しく聞かせていただけますか。 内戦については多くのことがわかっています。どのように始まり、どのくらい続くのか、なぜ解決が難しいのか、どのように終わらせるのかといったことです。 1946年以降、200を超える大規模な武力紛争が発生しているため、そこから多くのことが見えてきたわけです。とりわけこの30年間、私も含めた専門家らは多くのデータを収集して分析し、

    バーバラ・ウォルターが警告「アメリカは21世紀版の内戦に向かっている」 | 内戦に陥りやすい2つの要素とは
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    oono_n 2022/06/21
    “共産主義か否か、リベラル派か保守派かといったイデオロギーではなく、民族や宗教、人種などに基づいて政治集団化するようになっていると、内戦に陥りやすい”
  • サイコパスより危険かも… 新たに発見された人格「ダークエンパス」にご注意を | 外交的で共感力もあるけれど…

    もしサイコパスやナルシストに、「共感力」が備わっていたら──イギリスの心理学者らによって最近発見された「ダークエンパス」なる人々は、どのように人を傷つけうるのだろうか。 最も危険な人格? サイコパスやナルシシズムなどの「闇の性格特性」を持つ人たちは、質的に、冷酷かつ不愉快で、こちらに敵意を見せてくる可能性が高いと言われている。 こうした特性はスペクトラムのなかに存在する。すなわち、誰もが多少はこうした特性を持っており、必ずしもパーソナリティー障害と診断されるというわけではない。 従来、「闇の性格特性を多く持つ人は共感能力に欠け、それゆえ、そうでない人たちよりも危険で攻撃的になりうる」というのが定説とされてきた。 しかし最近、私たちはこの考えに疑念を生じさせる存在を発見した。学術誌「人格と個性」に掲載された私たちの研究では、闇の特性を持つ人のなかに、平均以上の共感能力を持つグループがいるこ

    サイコパスより危険かも… 新たに発見された人格「ダークエンパス」にご注意を | 外交的で共感力もあるけれど…
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    oono_n 2022/05/12
    キーワード「ダークエンパス」。
  • チャールズ・ダーウィンが女性差別者だったために「進化論」には限界が生じた | オスの形質にばかり着目し、メスの可能性を過小評価

    19世紀のイギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンは、現代の生物学の基盤となる「種の形成理論」を構築した。しかし、ダーウィンは女性差別者であり、それゆえにメスの可能性を過小評価し、彼の進化論は不充分なものだったことが明らかになった。 ダーウィンは「メス」の可能性を信じていなかった 生物学的に言うと、「性交」はコストの大きくかかる仕事だ。適切な相手を見つけるのに非常に大きな時間とエネルギーを要し、さらに子孫を残すために莫大な資源が求められる。 しかし、「性交」によってより良く新しい遺伝子と組み合わせることで、親よりも健康な子供を残せる可能性がある。そして、ダーウィンは、多くの動物種が慎重に相手を選んでいることに気がついた。

    チャールズ・ダーウィンが女性差別者だったために「進化論」には限界が生じた | オスの形質にばかり着目し、メスの可能性を過小評価
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    oono_n 2022/04/03
  • ロシアの活動家プッシー・ライオット「いまのプーチンはロシア国民にだって発砲しかねない」 | アクティビズムこそ、正気を保つ手段

    フェミニスト・パンクロックバンド「プッシー・ライオット」のメンバー、ナディア・トロコニコワは筋金入りのアクティビストだ。クレムリンに目をつけられ、投獄されただけではへこたれない。現在彼女は、ゲリラライブの代わりに「仮想通貨」という手段で社会に変化を起こそうと戦っている。 ズームの画面越しに向き合ったナディア・トロコニコワ(32)は「プッシー・ライオット」のTシャツを着ている。彼女の居る場所は、明かされていない。何が起きても動じない、不屈の決意が見てとれた。 プッシー・ライオットを結成した2011年以降、彼女が繰り出すフェミニスト・プロテストアートはいつだって大真面目の真剣勝負。観客の目には、バンドが奏でる遊び心ある音楽や無許可でおこなわれるゲリラライブは楽しそうに映ったことだろう。 それが最高潮に達したのは2012年、モスクワの救世主ハリストス大聖堂で「神の母よ、プーチンを追い払って」と歌

    ロシアの活動家プッシー・ライオット「いまのプーチンはロシア国民にだって発砲しかねない」 | アクティビズムこそ、正気を保つ手段
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    oono_n 2022/03/18
    “私の家はこの惑星。ずっとアナーキストとして生きてきた。だから国境とか国家というのは、あまり好きじゃない”
  • ロシア人作家ウラジーミル・ソローキンが語る「プーチンはいかに怪物となったのか」 | 「あの怪物を倒すために全力を尽くさなくてはいけない」

    「あの怪物を倒すために全力を尽くさなくてはいけない」 ロシア人作家ウラジーミル・ソローキンが語る「プーチンはいかに怪物となったのか」 ロシア人作家ウラジーミル・ソローキン:1955年ロシア生まれ。コンセプチュアリズム芸術運動に関わったのち、83年『行列』で作家デビュー。「現代文学のモンスター」の異名をとる。 Photo: aslu / ullstein bild / Getty Images

    ロシア人作家ウラジーミル・ソローキンが語る「プーチンはいかに怪物となったのか」 | 「あの怪物を倒すために全力を尽くさなくてはいけない」
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    oono_n 2022/03/04
  • グーグルやアマゾンの巨大テックから「暗号通貨スタートアップ」への転職が止まらない! | 「数十年に一度」のチャンスで頭脳の大流出!

    巨大テックの上級エンジニアたちが暗号通貨事業へ大移動 グーグルやアマゾン、メタ、マイクロソフトなどの“ビックテック”から、技術系幹部やエンジニアたちの流出が相次いでいると、「ニューヨーク・タイムズ」が報じている。 彼らの次の行き先は、暗号通貨関連の事業だ。 シリコンバレーにおいて、暗号通貨は「2017年頃から“投資先”として注目を集めていた。だが、今では新たな“参入先”として熱い視線が注がれている」。 今の暗号通貨関連の事業は「1990年代のインターネットのそれと似ている。スピーディーで、混沌としていて、それでいてチャンスに満ちている」と、検索エンジン企業「ニーヴァ」のCEOスリダール・ラマスワミーは、同紙に語っている。

    グーグルやアマゾンの巨大テックから「暗号通貨スタートアップ」への転職が止まらない! | 「数十年に一度」のチャンスで頭脳の大流出!
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    oono_n 2021/12/27
    これは明らかにバブルだと考える。インターネットが普及しはじめた黎明期にブラウザ企業が乱立したが、IBMよりもNetScapeのほうが優良株だという説さえあった。
  • 22歳女性研究者がインドでレイプ犯100人にインタビュー | 明らかになった「底なしの闇」とは

    インドでレイプ事件が社会問題になっているのは、日をはじめ世界的にもよく知られるようになった。 「イングリッシュ・ニュース・ブリーフ」でも何度か取り上げてきたが、とにかくインド発のレイプ事件はセンセーショナルなケースが少なくなく、世界的に物議になることが多い。 ここ最近だけでも、強姦被害の10歳少女が最高裁から中絶を禁止されて女児を出産したケースや、父親の同僚から強姦された13歳が出産したケースなどが、世界でも大きく報じられている。 そんなインドの性犯罪について、米紙「ワシントン・ポスト」が興味深い記事を掲載して話題になっている。 「インドで100人のレイプ犯をインタビューした女性、これが彼女の学んだことだ」というタイトルのその記事は、イングランドのアングリア・ラスキン大学で犯罪学の博士研究者であるインド人女性のマドフミタ・パンデイ(22)の活動を紹介している。 もともとこの研究は、大学

    22歳女性研究者がインドでレイプ犯100人にインタビュー | 明らかになった「底なしの闇」とは
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    oono_n 2017/09/19
    「男性は男性らしさを履き違えており、女性は従順であるべきだという認識を彼らは学んできている」
  • 週刊コミック誌「モーニング」出張版 ズバリ人工知能ってなんですか? | 左藤真通『アイアンバディ』特別企画

    週刊コミック誌「モーニング」にて絶賛連載中のロボット開発マンガ『アイアンバディ』の待望の第2巻が日発売されました! 編では、ヒト型ロボット開発に青春のすべてを捧げた男たちが描かれ、ロボット開発現場の最前線をかいま見ることができます(下のバナーから第1話が立ち読みできます)。 『アイアンバディ』の作者である左藤氏が抱えていた、「人工知能ってなんだかよくわからない」という疑問。それらを解消すべく敢行した取材を、左藤氏自らがマンガ化しました!

    週刊コミック誌「モーニング」出張版 ズバリ人工知能ってなんですか? | 左藤真通『アイアンバディ』特別企画
    oono_n
    oono_n 2017/01/27
    鋭いな。
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