交通事故で母親を亡くしたオーストラリアの有袋類ウォンバットの子どもジョージが、動物園の世話係にすっかりなついた。(参考記事:「動物大図鑑:ヒメウォンバット」) 世話係のティム・フォークナー氏とウォンバットの珍しいコンビを紹介した動画は、世界の人々を和ませている。ジョージはフォークナー氏と一心同体で、彼が公園を走り回るときも階段を急いで駆け下りるときも、相棒のそばを離れまいと追いかけて行くのだ。(参考記事:「【動画】まるで兄弟、子チーターと犬の動画が話題」) ジョージは生後8カ月のオスのウォンバット、フォークナー氏は豪ニューサウスウェールズ州にある動物園、オーストラリア爬虫類公園の運営責任者だ。爬虫類公園では、オーストラリア固有の動物に加え、世界各国のさまざまな爬虫類が暮らしている。 ジョージは生後わずか4カ月のとき、母親の袋の中にいる状態で車にはねられた。母親は死に、はねられたウォンバット