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NATIONAL GEOGRAPHICと2020に関するpenguin_daneのブックマーク (15)

  • コロナワクチンでカブトガニに危機? 保護活動家らが危惧

    米ニュージャージー州、デラウェア湾からほど近いストーンハーバーの砂浜にいるアメリカカブトガニ。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 毎年春になると、満月に導かれて何十万匹というカブトガニが産卵のため米大西洋沿いの砂浜に上陸する。お腹を空かせた鳥たちにとっては、ご馳走。製薬会社にとっては、医薬品の安全を確保するために必須の資源だ。 カブトガニの青白い血液から得られるライセート試薬(リムルス変形細胞溶解物)は、内毒素(ないどくそ、細菌内の細胞壁に含まれる毒素)を検出できる唯一の天然資源だ。微量の内毒素が、ワクチンや注射薬、人工膝や人工股関節等の滅菌医療機器に入り込んだだけで、人を死に至らしめることがある。 「世界中の製薬会社がカブトガニに頼っています。私たちがいかにこの原始的な生物に依存しているかを思うと、気が遠くなりそう

    コロナワクチンでカブトガニに危機? 保護活動家らが危惧
  • オリンピックの驚きの歴史、古代ギリシャから東京まで

    新型コロナによる2020年東京大会の延期や無観客をはじめ、世界的なビッグイベントは実は多くの混乱や危機に見舞われてきた。また、今ではオリンピックとは思えないようなさまざまな競技や催しもあった。古代ギリシャから東京に至るまで、驚きの歴史を紹介する。 「呪い」は当? オリンピックの混乱の歴史 延期が決まった2020年東京五輪。当に「呪われたオリンピック」なのか? 五輪の歴史を振り返ると、数々の中止、ボイコット、騒動に見舞われていた。

    オリンピックの驚きの歴史、古代ギリシャから東京まで
  • 2020年のナショジオ、ベスト動物写真 26選

    夜の米国アリゾナ。カメムシやスズメガなどチリカワ山脈に生息する昆虫たちが、照明を当てた白いシーツに集まってきた。 それをとらえた写真に、私たちの多くは生物の多様さを感じるかもしれない。だが研究者たちは、この写真から喪失を読み取っている。数年前、このあたりの山々ではもっと多くの種の珍しい昆虫がシーツに集まってきたものだった。 デビッド・リトシュワガー氏が撮影したこの写真は地球全体に広がる昆虫の減少をとらえたものとして、ナショナル ジオグラフィックのフォトエディターたちは、今年の動物ベストフォト26点のひとつに選んだ。 このリストの責任者でフォトエディターのアリー・モレオ氏は、選ばれた写真の多くは、リトシュワガー氏の昆虫写真のように一般には見られない種をとらえていると話す。 動物の珍しい物語に光を当てることで、「私たち人間が動物とうまく共存し、私たちの行動が良くも悪くも彼らに影響をもたらすこと

    2020年のナショジオ、ベスト動物写真 26選
  • 致死率30%超、スーパー耐性菌がコロナの陰で流行拡大の恐れ

    カンジダ・アウリスのCGイラスト。単細胞真菌であるカンジダ・アウリス(Candida auris)は、2009年に初めて報告された。強い薬剤耐性があり、院内感染で広がりやすく、死亡率が高い。血液、皮膚、耳に感染症を引き起こすほか、呼吸器や尿の検体からも分離されている。(ILLUSTRATION BY SCIENCE PHOTO LIBRARY / ALAMY STOCK PHOTO) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が世界的に猛威を振るうなか、あらゆる薬剤に耐性を持つこともあるスーパー(超多剤)耐性菌カンジダ・アウリス(Candida auris、カンジダ・オーリスとも)の感染が一部で拡大していると、医師たちが警鐘を鳴らしている。カンジダ・アウリスは特に院内感染で広がりやすく、今年はコロナ患者であふれる医療現場に大きな負担がかかっているためだ。 カンジダ・アウリスは、シーツ、ベ

    致死率30%超、スーパー耐性菌がコロナの陰で流行拡大の恐れ
  • 動物の“処女懐胎”、なぜできる? ヒトではなぜ無理なのか

    孵化したばかりのコモドオオトカゲが木に登る。インドネシア、コモド国立公園で撮影。コモドオオトカゲは、単為生殖による「処女懐胎」が可能な数少ない脊椎動物の1つ。(PHOTOGRAPH BY STEFANO UNTERTHINER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 大半の動物は、オスとメスが交配して繁殖する。だが、一部の動物はその有性生殖に際し、メスだけでも子を残せる。いわば処女懐胎だ。これは「単為生殖」と呼ばれ、ミツバチからガラガラヘビまで様々な生物で例がある。 例えば2016年、オーストラリアのリーフHQ水族館で飼われているトラフザメの「レオニー」が飼育員を驚かせた。数年間オスとの接触がなく、他のメスと一緒に飼われていたにもかかわらず、産んだ卵から3匹の子サメが誕生したからだ。(参考記事:「トラフザメが“処女懐胎”、3匹の子サメが誕生」、「“処女懐胎”のトラフザメ、過去

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  • コロナワクチン接種が義務化されるとこうなる

    ワクチン接種の準備をする看護師。8月16日撮影。(PHOTOGRAPH BY DAVID CHESKIN, PRESS ASSOCIATION VIA AP) 大事な試合を観戦するため、あなたはチケットを握り締めて競技場に向かっている。しかし、競技場の周囲には長い列。原因は競技場の入り口だ。みんなが財布やポケットから小さな紙切れを取り出していて、入り口を通過するには、それを係員に提示しなければならない。コロナワクチン接種の証明書だ。 いま、一部の専門家はこのような未来を予想している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチンを接種したと証明しなければ、スポーツを観戦することも、店でマニキュアを買うことも、仕事に行くことも、列車に乗ることもできない未来だ。 「ワクチン警察があなたの自宅のドアをたたき壊し、無理やり注射を打つようなことはないでしょう」と、ニューヨーク大学医学部の生命

    コロナワクチン接種が義務化されるとこうなる
  • 戦中戦後の日本を米国人記者はこう見ていた

    生け花を習う女学生たち。花嫁修業の重要な一つと考えられていた。(KIYOSHI SAKAMOTO/National Geographic 1933年3月号「長い歴史をもつ若い国」より) たとえば戦前、1933年3月号に掲載された特集「長い歴史をもつ若い国(Japan, Child of the World’s Old Age)」はこんな具合だ。 「日人女性の和服には自然の趣が感じられる。乙女が美しい着物や髪飾りで着飾った姿には、感嘆の声を上げずにはいられない。しかし、詩人たちは女性を称賛する以上に、美しい景色や自然の造形美を詩に詠んできた。雲や霞、曙や夕暮れの輝きが生き生きと詠われる。西洋とは異なり、日の文学、美術、言語に、自然を擬人化した表現はめったに見られない。それでも、日人はあらゆる自然に何者かが宿って、美しい山々には神々がすむと考える」 ところが太平洋戦争が始まると、その内容

    戦中戦後の日本を米国人記者はこう見ていた
  • 新型コロナ、なぜこんなに「無症状」が多いのか?

    新型コロナウイルス感染症のパンデミックのさなか、チェコのプラハでホームレスの人々を診察する医学生たち。(PHOTOGRAPB BY MILAN BURES, ANZENBERGER VIA REDUX) 新型コロナウイルス感染症で厄介なのは、誰が感染を拡大させているのかが見えづらいことだ。 土曜日の晩には「元気」だったので大勢の人と接したが、月曜日になって咳、熱、疲労感に襲われ、感染していたことに気がついた。米疾病対策センター(CDC)の推計によれば、そんなふうに症状が出る前の人がウイルスをうつすケースは、感染例のおよそ半数を占める。 だが、さらに実態をつかみにくいのは、ウイルスに感染していても全く症状が出ない人のケースだ。CDCによれば、全米の感染例のうち、そうした無症状の感染者は4割に上るという。 発症前(pre-symptomatic)に他人に感染させる人や、無症状(asymptom

    新型コロナ、なぜこんなに「無症状」が多いのか?
  • イエネコの祖先、6000年前の中欧での暮らしぶりが判明

    ヨーロッパヤマネコ(写真はイタリアのナトゥラ・ヴィヴァ公園で撮影)は、6000年前のポーランドで近東から来たリビアヤマネコと同じ地域に生息していた。(PHOTOGRAPH BY JOEL SATORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 約7000年前、近東の「肥沃な三日月地帯」を出発した新石器時代の初期の農民たちは、ヤギ、ヒツジ、ウシ、イヌなど、新たに家畜化された動物たちも一緒に連れて移動していた。しかし彼らはおそらく、ヤマネコもこっそりとついてきたことには気がついていなかっただろう。(参考記事:「南米の小さなヤマネコ「コドコド」を知ってますか」) そして6000年ほど前に、現在のポーランドに到達した人々は、森を開拓して広々とした牧草地や農地へと変え定住し始める。こうした農耕地のそばにある洞窟で発見されたリビアヤマネコ(Felis silvestris lyb

    イエネコの祖先、6000年前の中欧での暮らしぶりが判明
  • ヨロイジネズミの強くて柔軟な背骨、驚きの特殊形態

    知られているヨロイジネズミ2種のうちの1種(Scutisorex thori)。2013年に発見。北欧神話で力を司る筋骨隆々の神トール(Thor)にちなんで命名された。(PHOTOGRAPH BY BILL STANLEY, FIELD MUSEUM) コンゴ民主共和国のマンベツ族が、くすんだ灰色でネズミほどの大きさの哺乳類を西洋の科学者に紹介した際、ある逸話を伝えた。なんと、成人男性が背中に乗っても大丈夫だというのだ。1910年のことだった。 それ以降、のちにヨロイジネズミと呼ばれるようになったトガリネズミの仲間について、こうした伝承の由来を探る研究が進められてきた(2013年には、ヨロイジネズミの別種が、同じくコンゴ民主共和国で発見された)。 2019年、米イリノイ州シカゴにあるフィールド自然史博物館の博士研究員で哺乳類学者のステファニー・スミス氏が率いる研究チームは、高性能のX線装置

    ヨロイジネズミの強くて柔軟な背骨、驚きの特殊形態
  • 新型コロナ、ワクチンはいつできるのか?

    デンマーク、コペンハーゲン大学の研究室で、新型コロナウイルスのワクチン開発に取り組む研究者。2020年3月23日。(PHOTOGRAPH BY THIBAULT SAVARY, AFP VIA GETTY IMAGES) 米国ペンシルベニア州にある病院「ペン長老派医療センター」の従業員たちは今、不安でいっぱいだ。押し寄せる新型コロナウイルスの波は、すでに近隣のニューヨーク州、ニュージャージー州をのみ込み、医療システムを崩壊させ、数多くの死者を積み上げている。 「目の前にある仕事を片っぱしから片付けていっても、1日の終わりには、まだやるべきことが山ほど残っています。あまりにも多くのことが起こり続けているのです」と、ペン長老派医療センターの感染症予防・管理の責任者、ジュディス・オドネル氏は語る。 全米各地の医療従事者たちが、オドネル氏と同様の状況に直面している。そして彼らは、このウイルスの猛攻

    新型コロナ、ワクチンはいつできるのか?
  • 新型コロナ、冬に向かう南半球で猛威を振るうのか

    ブラジル、サンパウロのヴィラ・フォルマサ墓地で、新型コロナウイルスの犠牲者を埋葬する。2020年4月7日火曜日。(PHOTOGRAPH BY VICTOR MORIYAMA, THE NEW YORK TIMES VIA REDUX) 南米ブラジル、サンパウロ州では、インフルエンザワクチンの接種キャンペーンがいつもの年より緊急性を帯びている。これから寒くなるこの国は、インフルエンザの流行期を迎える。医療の専門家たちは、できるだけ多くの人にインフルエンザの予防接種をすることで、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と共通の症状がある患者の中から、COVID-19の感染者をより迅速に特定したいと考えている。 この区別ができることは、大きな意味を持つ。ブラジルでは南半球各国の中で最も多くの感染者、死亡者が確認されており、4月16日現在、国内ではサンパウロで最も多くの感染者が出ている。南半球

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  • センザンコウ違法取引が拡大 新型コロナで急展開も

    香港の税関で2019年1月に押収された、ナイジェリアから違法に輸入されたセンザンコウのうろこ9トンの一部。2016年から2019年にかけて押収されたセンザンコウのうろこは、その半分以上がナイジェリア産だった。(PHOTOGRAPH BY ANTHONY WALLACE, AFP/GETTY) センザンコウは、アフリカとアジアで、昔から肉と伝統薬の材料として利用されてきた。しかし近年、センザンコウのうろこ(中国やベトナムで各種慢性病の薬として用いられる)の需要が高まり、国境を越えた取引が活発になっている。 (参考記事:「こんなに愛らしい、希少な哺乳類センザンコウ」) 世界にセンザンコウは8種おり、2017年に全種の国際取引が禁止されている。にもかかわらず、今でも大量のセンザンコウがアフリカからアジアへと密輸されているのだ。新たな報告書によると、こうした違法取引は増加の一途をたどっている。一

    センザンコウ違法取引が拡大 新型コロナで急展開も
  • 南極の島を50年ぶり調査、ペンギンが半減の可能性

    エレファント島西海岸のスティンカー岬にある営巣地へと戻るヒゲペンギン(Pygoscelis antarctica)。名前の由来は、トレードマークであるあごの下の黒い帯模様だ。(PHOTOGRAPH BY NOAH STRYCKER) 南極半島のすぐ北に、エレファント島という小さな島がある。その名の通り、ゾウの頭のような形をした島だ。氷に覆われ、猛烈な風が吹き、切り立った崖が多く、氷河もある。そんな環境にも負けず、大量のヒゲペンギン(Pygoscelis antarctica)が毎年、この島の海岸に巣を作る。 「彼らは小さな登山家のようです」と話すのは、米ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の大学院生で鳥類学を専攻するノア・ストリッカー氏だ。「90〜120メートルほど登ることもあります」 しかし、ストリッカー氏ら研究者が2020年1月、調査の一環として11日間にわたりヒゲペンギンの巣を数

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  • 「歩くサメ」実は9種もいた、異例の速さで進化

    レオパードエポーレットシャーク(学名Hemiscyllium michaeli)は、パプアニューギニア東部、ミルンベイのサンゴ礁で発見された、歩くサメの1種。(PHOTOGRAPH BY CONSERVATION INTERNATIONAL, MARK V. ERDMANN) サメは、何億年も前から世界の海を泳ぎ回っている。その間ほぼ変化していないものが多いなかで、ある奇妙なサメは進化を続け、なんと歩くことさえできるようになった。紹介しよう、「歩くサメ」Hemiscyllium属だ。 体長90センチほどのこのサメの仲間は、オーストラリア近海に生息し、その名のとおり胸びれと腹びれを足のように動かして歩く。海底ばかりでなく、干潮時には海面上に出たサンゴ礁の上を歩き回り、カニやエビ、小魚など見つかるものは何でも捕ってべる。(参考記事:「【動画】カレイは海底を器用に「歩く」と判明」) 「干潮の間

    「歩くサメ」実は9種もいた、異例の速さで進化
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