なんかで既に描かれているものです。 個人的には、世にも奇妙な物語版の23分間の奇跡は未だにトラウマものです。 ただし、これは「ある特殊な状況」の中で繰り広げられる狂気なのです。 本作が新しいという点は「もうすでにわたしたちが疑問も持たないで受け入れている状況」の狂気を描いている点ですな。 ザ・サークルはGoogle、アップル、フェイスブック、ツイッターをはじめとしたwebサービスをいってみればひとつに統合させたようなサービス。 ひとつの企業が、個人のすべての生活を掌握している状況であり、それを利便性の名のもとにすんなり受け入れている、ものすごく活用している、わたしたちを描いています。 作中描かれるのは、「よく見慣れた」ジョブズスタイルのプレゼンテーションだし、典型的なIT企業のオフィス、端末、洗練されたデザイン、サービスです。 それらを違和感なく見ていられること=すでにこの作品の描く狂気に